デジタル大辞泉 「没入」の意味・読み・例文・類語 ぼつ‐にゅう〔‐ニフ〕【没入】 [名](スル)1 沈み入ること。もつにゅう。「水中に没入する」2 一つのことに心を打ち込むこと。没頭。もつにゅう。「仕事に没入する」3 官府に取り上げること。没収。もつにゅう。[類語]打ち込む・専念・専心・没頭・傾注・没我・熱中・夢中・熱心・鋭意・無我夢中・背水の陣・緊褌きんこん一番・凝る・耽る・浸る・骨折る・骨を折る・根を詰める・目の色を変える・心血を注ぐ・手を尽くす・身を投ずる・身を挺する・体を張る・明け暮れる・ひたすら・いちず・ひたむき・一筋・ただ・ただただ・専一・ひとえに・一心・一念・一路・一散・一目散・一直線・一本槍・一点張り・一辺倒・一意専心・営営・せっせ・遮二無二・無二無三・がむしゃら・一心不乱・脇目も振らず・まっしぐら・しゃかりき・しゃにむに・無心・粉骨砕身・直線的・傾倒・猪突猛進・ストレート・我を忘れる・身を入れる・身を砕く もつ‐にゅう〔‐ニフ〕【▽没入】 [名](スル)⇒ぼつにゅう(没入) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「没入」の意味・読み・例文・類語 ぼつ‐にゅう‥ニフ【没入】 〘 名詞 〙① おちこむこと。沈みこむこと。また、流れ込むこと。〔布令字弁(1868‐72)〕② =ぼっとう(没頭)[初出の実例]「是迄人生問題に没入したことのなかった先生は」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉二四)③ =ぼっしゅう(没収)[初出の実例]「長公主乃令レ仮二衣食一賜へば吏が没入するほどにぞ」(出典:史記抄(1477)一七)[その他の文献]〔史記‐侫幸伝・鄧通〕 もつ‐にゅう‥ニフ【没入】 〘 名詞 〙 =ぼつにゅう(没入) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「没入」の読み・字形・画数・意味 【没入】ぼつにゆう(にう) 犯罪者の家族や財産を没収する。〔漢書、刑法志〕(ていえい)~其のに隨ひて長安に至り、上書して曰く、妾の(淳于公)と爲り、齊中皆其のをす。今法に坐し刑に當る。~妾、願はくは沒入せられて官婢と爲り、以ての刑罪を贖(あがな)ひ、自ら新たにするを得しめんと。字通「没」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by