辛酸を嘗める(読み)シンサンヲナメル

デジタル大辞泉 「辛酸を嘗める」の意味・読み・例文・類語

辛酸しんさん・める

苦しく、つらい目にあう。「早くに両親を失って世の―・める」
[類語]物狂おしい狂わしい狂おしい悩ましい熱狂的身を焦がす悶悶もんもん惑乱切ないやりきれない思い乱れる思い悩むむな苦しい息苦しい重苦しい苦痛る瀬無い憂さ憂い不如意堅苦しい気詰まり忍びないアブノーマル常軌を逸する乱心取り術無い心を痛める艱難かんなん思い煩う

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精選版 日本国語大辞典 「辛酸を嘗める」の意味・読み・例文・類語

しんさん【辛酸】 を 嘗(な)める

  1. つらいめにあう。苦しいことを経験する。
    1. [初出の実例]「七十年来、世路の辛酸(シンサン)を嘗(ナメ)尽して」(出典露団々(1889)〈幸田露伴〉七)

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