デジタル大辞泉
「不如意」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふ‐にょい【不如意】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「意の如くならず」の意 )
- ① 思い通りにならないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「にょしはははにつきゆき、まま父にあひていかほどのふにょいをかしのぐべき」(出典:どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)一〇)
- ② そのことをするための資力や能力が乏しいこと。特に、金銭が乏しくて何もできないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「トンヨク ナル モノワ ゴンゴニ ヲヨバヌ funhoyuo(フニョイヲ) モッテ セメラル ベキ ナリ」(出典:コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)一)
- 「さらぬだに不如意(フニョイ)なる活計が」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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