不如意(読み)フニョイ

デジタル大辞泉 「不如意」の意味・読み・例文・類語

ふ‐にょい【不如意】

[名・形動]《「意の如くならず」の意》
1 経済的に苦しいこと。また、そのさま。「手元不如意な生活」
2 思い通りにならないこと。また、そのさま。「不如意な結果に終わる」
[類語](1)貧乏・貧困・貧窮・貧苦・窮乏・困窮・困乏・困苦・生活苦・貧ひん・赤貧・極貧・清貧・じり貧・貧寒・じり安・どか貧・素寒貧すかんぴん・文無もんなし・落ち目・減退・後退・下火・退潮・尻すぼまり・廃頽・下り坂・左前・不振・先細り・下がり目・低落・廃る・廃れる・傾く・寂れる/(2)不便・不自由・不随・事欠く・儘ままならぬ・やりにくい・しにくい・言いにくい・難しい・小難しい・しち難しい・一筋縄では行かない・なかなかでもない・苦手・気が進まない・ふてぶてしい・困難・至難・度し難い・手ごわい・てこずる・難問・難題・難関・きつい・停頓・行き悩む・言いよどむ・壁にぶつかる・壁に突き当たる・埒らちもない・膠着こうちゃく・にっちもさっちも・もたつく・手間取る・行き詰まる・いたちごっこ・停滞・もたもた・暗礁に乗り上げる・紆余うよ曲折・難渋・曲折・頓挫・しち面倒・しち面倒臭い・煩雑・ややこしい・もがく・面倒・やっかい・苦慮・悪戦苦闘・難行苦行・難航・試行錯誤・あがく・苦戦・難物・荊棘けいきょく・あぐねる・デッドロック・窮する・阻害・立ちはだかる・立ち往生・足踏み・多事多難・ぐずつく・もつれる・手が込む・手詰まり・とどこおる・とちる・四苦八苦・暗中模索・逆風・水をさす

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精選版 日本国語大辞典 「不如意」の意味・読み・例文・類語

ふ‐にょい【不如意】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「意の如くならず」の意 )
  2. ① 思い通りにならないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「にょしはははにつきゆき、まま父にあひていかほどのふにょいをかしのぐべき」(出典:どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)一〇)
  3. ② そのことをするための資力や能力が乏しいこと。特に、金銭が乏しくて何もできないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「トンヨク ナル モノワ ゴンゴニ ヲヨバヌ funhoyuo(フニョイヲ) モッテ セメラル ベキ ナリ」(出典:コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)一)
    2. 「さらぬだに不如意(フニョイ)なる活計が」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)

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