身を焦がす(読み)ミヲコガス

デジタル大辞泉 「身を焦がす」の意味・読み・例文・類語

が・す

激しく募る恋慕の情に、もだえ苦しむ。「かなわぬ恋に―・す」
[類語]狂わしい狂おしい物狂おしい悩ましい熱狂的悶悶もんもん惑乱切ないやりきれない思い乱れる思い悩む思い焦がれるめろめろぞっこん首ったけのめり込む入れ込む夢中血道を上げる骨抜きいかれる溺れるふける凝る耽溺たんでき惑溺執心頓着執着固執偏執我執とらわれる深入りはまるはまり込む入れあげる病み付きとりこ心酔心ここにあらず心を奪うむな苦しい息苦しい重苦しい苦痛る瀬無い憂さ憂い不如意堅苦しい気詰まり忍びないエキセントリック逆上のぼせるのぼせるアブノーマル常軌を逸する乱心取り術無い辛酸をなめる心を痛める艱難かんなん思い煩う

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精選版 日本国語大辞典 「身を焦がす」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 焦(こ)がす

  1. 思慕の情に堪え切れずもだえ苦しむ。恋い焦がれる。身を焼く。
    1. [初出の実例]「あぢきなや伊吹の山のさしもぐさおのが思ひに身をこかしつつ」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)六)

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