常軌を逸する(読み)ジョウキヲイッスル

デジタル大辞泉 「常軌を逸する」の意味・読み・例文・類語

常軌じょうきいっ・する

普通と違った、常識外れ言動をとる。「―・した振る舞い」
[類語]物狂おしい狂わしい狂おしい悩ましい熱狂的身を焦がす悶悶もんもん惑乱切ないやりきれない思い乱れる思い悩む思い焦がれるめろめろぞっこん首ったけのめり込む入れ込む夢中血道を上げる骨抜きいかれる溺れるふける凝る耽溺たんでき惑溺執心頓着とんじゃく執着固執偏執我執とらわれる深入りはまるはまり込む入れあげる病み付きとりこ心酔心ここにあらず心を奪うむな苦しい息苦しい重苦しい苦痛る瀬無い憂さ憂い不如意堅苦しい気詰まり忍びないエキセントリック逆上のぼせるのぼせるアブノーマル乱心取り術無い辛酸をなめる心を痛める艱難かんなん思い煩う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常軌を逸する」の意味・読み・例文・類語

じょうき【常軌】 を =逸(いっ)する[=失(しっ)する]

  1. 常識はずれなことをする。
    1. [初出の実例]「火事とか大地震とかがあって、人心の常軌(ジャウキ)を逸(イッ)する場合でないと」(出典平凡(1907)〈二葉亭四迷〉五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android