コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

農業委員会 ノウギョウイインカイ

7件 の用語解説(農業委員会の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

のうぎょう‐いいんかい〔ノウゲフヰヰンクワイ〕【農業委員会】

農業生産力の向上と農業経営の合理化を図り、農民の地位向上に寄与することを目的として、市町村に設置されている行政委員会。従来の農地委員会農業調整委員会・農業改良委員会を統合したもので、昭和26年(1951)の農業委員会法に基づく機関。農地の利用関係の調整、技術の改良・普及の指導、行政庁への建議あるいは答申などを行う。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

農業委員会

市町村に置かれる行政機関農地転用の許可や無断転用の監視、農業の担い手の確保・育成などが主な活動。水戸市では、3年に1度の農業者の選挙で選ばれる29人と農業関係団体や議会からの推薦で選ばれる6人で構成される。委員は特別職の地方公務員

(2014-06-26 朝日新聞 朝刊 茨城 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

百科事典マイペディアの解説

農業委員会【のうぎょういいんかい】

行政委員会の一つ。農業委員会等に関する法律(1951年)によって市町村に設置された行政補助機関。従来の農地・農業調整・農業改良の各委員会を統合したもの。農地利用・交換分合自作農創設維持等に関する事業,農業・農村に関する振興計画・調査研究・啓蒙・宣伝等について建議・答申を行う。
→関連項目市町村直接請求都道府県農地委員会農地法

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

農林水産関係用語集の解説

農業委員会

「農業委員会等に関する法律」に基づき市町村に設置される独立の行政委員会で、公選制の下での選挙委員と、選任委員(団体推薦、議会推薦)によって構成される農業者の代表機能を有した合議体組織。
農業委員会は、農地法等の規定により専属的な権限を行使する法令業務の執行機関及び優良農地の確保や耕作放棄地の解消、認定農業者等への農地の利用集積等の取組を行う農業構造政策の推進・実施機関としての役割を担っている。

出典|農林水産省
農林水産関係用語集について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

のうぎょういいんかい【農業委員会】

〈農業委員会等に関する法律〉(1951公布)および〈地方自治法〉(1947公布)によって,市町村に設置が義務づけられている行政委員会である。第2次大戦後,農地改革の遂行や農業の復興にあたって農政の民主化が叫ばれた時代に,農民代表の参加を得て農政をすすめる趣旨で,市町村に農地委員会(1946),食糧調整委員会(1946。後に農業調整委員会),農業改良委員会(1949)がそれぞれ設置された。その後農地改革が終わり,農業復興も漸次軌道に乗って三つの委員会が分立する意味が薄れてきたために1951年,〈農業委員会法〉(1954年〈農業委員会等に関する法律〉と改称)が制定され,3者の機能が統合されて農業委員会が設置され,今日に引き継がれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

のうぎょういいんかい【農業委員会】

各市町村に設置され、農地の転用許可などの統制事務、農業経営および技術の改良・普及などにあたる機関。1951年(昭和26)従来の農地委員会・農業調整委員会・農業改良委員会を統合して設置。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

農業委員会
のうぎょういいんかい

主として農地に関する行政に農民の意見を反映させるために、「農業委員会等に関する法律」(1951)および「地方自治法」(1947)に基づいて市町村に設置されている行政委員会。上部機構として都道府県都道府県農業会議、さらに全国農業会議所が置かれ、農業協同組合と似た系統三段階組織になっている。第二次世界大戦後、農地改革の実施に農民代表を参加させる目的で農地委員会が設置され、同じように食糧供出のための農業調整委員会、農業改良普及事業のための農業改良委員会が設置されたが、この三つの行政委員会がいちおうの任務を終了した時点で統合され、再出発したのが農業委員会である。農業委員会は、「農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄与するため」(「農業委員会等に関する法律」1条)、〔1〕農地移動に関する許認可、〔2〕農地利用や農業振興についての指導・建議、〔3〕農業者年金や後継者対策などの業務、〔4〕農政活動、などを行っている。これらはいずれも農業生産の根幹をなす「土地と人」にかかわる重要な業務であり、農業委員会が、自治体や農業協同組合など他の農業団体と協力して、地域農業の発展に貢献することが期待されている。
 農業委員会はまた、教育委員会や労働委員会など他の行政委員会に比べると、委員の公選制を残している唯一のものであり、わが国の行政委員会制度のなかでも特異な存在である。[太田原高昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

農業委員会の関連情報