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造礁サンゴ(造礁珊瑚) ぞうしょうさんごhermatypic coral

世界大百科事典 第2版の解説

ぞうしょうさんご【造礁サンゴ(造礁珊瑚) hermatypic coral】

群体性のイシサンゴ類を主体にし,その他の腔腸動物とともにサンゴ礁を形成する動物の総称。腔腸動物花虫綱六放サンゴ亜綱のイシサンゴ目に属する種類が大部分で,そのほかに八放サンゴ亜綱に含まれるクダサンゴやアオサンゴ,さらにヒドロ虫綱のイタミレポラなども含まれる。単体でサンゴ礁を形成しないイシサンゴ類を非造礁サンゴ,または深海サンゴという。 造礁サンゴにはトゲサンゴ科のハナヤサイサンゴ,ショウガサンゴ,トゲサンゴなど,ミドリイシ科のミドリイシ,アナサンゴ,コモンサンゴなど,そしてハマサンゴ科のハマサンゴ,ハナガササンゴ,アワサンゴなどがあり,もっとも造礁サンゴが豊富な南洋群島やオーストラリアの大堡礁(グレート・バリア・リーフ)などでは500種くらいはあろうとされている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の造礁サンゴ(造礁珊瑚)の言及

【サンゴ礁(珊瑚礁)】より

…造礁生物が集積・固結してできた礁石灰岩が,低潮位面またはそれに近い位置にまで海底から高まり,防波構造をつくっている地形をいう。造礁生物の主体は,活発な炭酸カルシウムの分泌により,強い波にも抵抗しうる骨格をもった造礁サンゴで,ミドリイシ科,キクメイシ科,ハマサンゴ科,クサビライシ科などイシサンゴと呼ばれるものである。これらはどれもイソギンチャクなどと同じ腔腸動物に含まれる。…

※「造礁サンゴ(造礁珊瑚)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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