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郷土論 きょうどろん

世界大百科事典 第2版の解説

きょうどろん【郷土論】

郷土のよさを再認識し,さらに土地と人とのローカルな結びつきを強化しようとする考え方を郷土論という。現在の地域主義などとも深い関係をもつ。以上のようなことを研究する学問を郷土学(ドイツ語でHeimatkunde)という。 18世紀末から19世紀初頭にかけて西欧では伝統社会への関心と地方や郷土の共同体への愛情がよびおこされた。メーザーJ.Möserは荒廃する村落の実情を救うために郷土に村落の理想像を探り,またグリム兄弟は各地の散逸しがちな民話の採集とその意義の探求につとめ,いずれも民俗学の先駆者となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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