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酸化ベリリウム さんかベリリウム beryllium oxide

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

酸化ベリリウム
さんかベリリウム
beryllium oxide

化学式 BeO。六方晶系の無色粉末。融点 2570℃,沸点 3900℃。原子炉の減速材やロケットの先頭部被覆材料であり,リン光体としても用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

さんか‐ベリリウム〔サンクワ‐〕【酸化ベリリウム】

ベリリウム酸化物。無色の六方晶系。天然にブロメライトとして産出。耐熱性・電気絶縁性にすぐれる。ロケットエンジンの燃焼室、原子炉の制御棒中性子の反射材などに用いられる。毒性が強い。ベリリア。化学式BeO

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

酸化ベリリウム
さんかべりりうむ
beryllium oxide

ベリリウムと酸素の化合物。ベリリウムの金属または化合物を空気中で燃焼すると得られるが、工業的には緑柱石(3BeOAl2O36SiO2)より製造される。すなわち、原料を電気炉中で1500℃以上で融解し、水で急冷するとガラス状となる。この物質から硫酸を用いてベリリウム成分を抽出し、硫酸ベリリウムとして晶出させる。これをアルカリで処理して水酸化物としてから1100℃で熱分解する。白色の結晶性粉末。化学的に安定であるうえ、その焼結体は著しい熱伝導率を示し、絶縁抵抗、熱衝撃抵抗が大きいので、各種電子材料として、またロケットのノズルやるつぼなどの耐熱材料として用いられる。また、熱中性子に対する吸収断面積が小さく、散乱断面積が大きいため、原子炉用の減速材や反射材としての用途もある。[鳥居泰男]

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