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重茂半島 オモエハントウ

日本の地名がわかる事典の解説

〔岩手県〕重茂半島(おもえはんとう)


岩手県東部、陸中(りくちゅう)海岸中央部にある半島。三陸(さんりく)海岸最大の半島。北に宮古(みやこ)湾、南に山田(やまだ)湾を抱く。東端の魹ヶ(とど)崎は本州最東端をなす。標高731mの十二神(じゅうにしん)山を主峰とする山地が卓越し、海岸には高さ100m前後の海食崖(かいしょくがい)が発達。北端に岩礁・巨岩のみられる閉伊埼(へいざき)がある。海岸線一帯は陸中海岸国立公園に属する。2011年(平成23)3月の東北地方太平洋沖地震による津波では大被害を受けた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

重茂半島
おもえはんとう

岩手県東部、三陸沿岸最大の半島。北に宮古、南に山田湾がある。東端にはヶ埼(とどがさき)灯台があり、本州における最東端にあたる(東経142度4分21秒)。東縁は直線的な断層崖(がい)をなして宮古湾に没している。半島最高部は南部の十二神山(じゅうにしんやま)(731メートル)で、北部の月山(がっさん)は好展望台をなしている。海岸線は良港に恵まれず、アワビ、ワカメの磯(いそ)漁業が行われる。海食による巨岩、岩礁が横たわる閉伊崎(へいざき)など、海岸線は三陸復興国立公園(旧、陸中海岸国立公園)の一部をなしている。[川本忠平]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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