デジタル大辞泉 「重茂半島」の意味・読み・例文・類語 おもえ‐はんとう〔‐ハンタウ〕【重茂半島】 岩手県にある半島。北に宮古湾、南に山田湾があり、沿岸部は三陸復興国立公園の一部。突端の魹ヶ崎とどがさきは本州の最東端。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「重茂半島」の解説 重茂半島 本州最東端に位置する南北約17キロ、東西約8キロの半島。大半が山林に覆われている。親潮と黒潮が交錯する三陸沖は絶好の漁場となっており、点在する集落の住民は古くから漁業で生計を立ててきた。自然との共存共栄を目指してきた重茂漁協は1970年代半ばから合成洗剤の追放運動に取り組み、東日本大震災前からは「脱原発」を主張していた。更新日:2015年4月18日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「重茂半島」の意味・わかりやすい解説 重茂半島おもえはんとう 岩手県東部、三陸沿岸最大の半島。北に宮古湾、南に山田湾がある。東端には魹ヶ埼(とどがさき)灯台があり、本州における最東端にあたる(東経142度4分21秒)。東縁は直線的な断層崖(がい)をなして宮古湾に没している。半島最高部は南部の十二神山(じゅうにしんやま)(731メートル)で、北部の月山(がっさん)は好展望台をなしている。海岸線は良港に恵まれず、アワビ、ワカメの磯(いそ)漁業が行われる。海食による巨岩、岩礁が横たわる閉伊崎(へいざき)など、海岸線は三陸復興国立公園(旧、陸中海岸国立公園)の一部をなしている。[川本忠平][参照項目] | 三陸復興国立公園 | 魹ヶ崎 魹ヶ崎 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by