金玉・睾丸(読み)きんたま

精選版 日本国語大辞典 「金玉・睾丸」の意味・読み・例文・類語

きん‐たま【金玉・睾丸】

〘名〙
黄金の玉。金色をした球形のもの。
② (「きんだま」とも) 睾丸(こうがん)の俗称。陰嚢(いんのう)。ふぐり。〔天正本節用集(1590)〕
浮世草子好色万金丹(1694)一「さるにより此女郎の客、いづれも陰嚢(キンダマ)が小さうなりませう」
③ (②から転じて) 男子のこと。
※雑俳・柳多留‐七三(1821)「睾丸や屁玉の市が酉(とり)にたち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android