阿武(町)(読み)あぶ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

阿武(町)
あぶ

山口県中北部、阿武郡にある町。1955年(昭和30)奈古(なご)町と宇田郷、福賀の2村が合併成立。沿岸部を国道191号、JR山陰本線が通る。東部には国道315号が走る。福賀は雪の多い400~500メートルの高原の農山村で、西台などの玄武岩台地は無角牛(むかくぎゅう)の放牧で有名。また、近年ではナシの栽培が増加している。町役場のある奈古は延縄(はえなわ)漁業を行い、奈古湾北岸の日本耐火煉瓦(れんが)工場は近くの宇久鉱山のろう石を原料とする近代工業。江戸時代の製鉄所の遺跡である白須たたら製鉄遺跡は国指定史跡。海岸は北長門(ながと)海岸国定公園に含まれている。面積116.07平方キロメートル、人口3743(2010)。[三浦 肇]
『『阿武町史』全2巻(1996、2000・阿武町)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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