デジタル大辞泉
「隠す」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かく・す【隠】
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
- ① 物を人目につかないところに置いたり、覆ったりして、見えないようにする。隠れるようにする。
- [初出の実例]「三輪山をしかも隠(かくす)か雲だにも情(こころ)あらなも可苦佐布(カクサフ)べしや」(出典:万葉集(8C後)一・一八)
- 「住みわびぬ今はかぎりと山里に身をかくすべき宿求めてん」(出典:伊勢物語(10C前)五九)
- ② 事柄を人に知られないようにする。秘密にする。
- [初出の実例]「加久左(カクサ)はぬ 明き心を 皇(すめ)らへに 極めつくして 仕へ来る 祖(おや)の司と」(出典:万葉集(8C後)二〇・四四六五)
- 「人けなきはぢをかくしつつまじらひ給ふめりつるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)桐壺)
- ③ ( 真実を人に知られないようにするの意から ) いつわる。だます。
- [初出の実例]「時に旃荼羅、身命を護らむが為に、弓箭を執持して赤き袈裟を被て、詐(カクシ)て沙門の威儀形相を現して」(出典:地蔵十輪経元慶七年点(883)四)
- ④ 死人を葬る。埋葬する。
- [初出の実例]「明年(くるつとし)の秋九月乙卯朔丙寅、畝傍山の東北(うしとらのすみ)の陵(みささき)に葬(カクシ)まつる」(出典:日本書紀(720)神武七七年九月(寛文版訓))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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