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頭蓋崇拝 ずがいすうはい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

頭蓋崇拝
ずがいすうはい

頭蓋崇拝」のページをご覧ください。

頭蓋崇拝
とうがいすうはい
skull cult

髑髏 (どくろ) 崇拝ともいう。頭蓋骨を崇拝の対象とする風習首狩り人身供犠祖先崇拝アニミズムと深い関連をもつ。この風習は古代には各地にみられたが,特に東南アジア,アフリカ,南北アメリカの一部に著しい。また南アメリカのヒバロ族には頭蓋骨を抜いて乾燥縮小させた頭部を崇拝する特異な風習もある。普通,同族死者の頭蓋骨を崇拝の対象とするものと,異族のそれを崇拝するものとの2種に大別される。前者は祖先 (死者) 崇拝,農耕・狩猟の成功などを祈ったりするために行われる。後者は他支族,他民族の首 (頭蓋) を狩り取る首狩りの風習に関連した祭祀で,地域によっては食人を伴うこともあったといわれる。戦勝の記念,個人の勇武の象徴を示すことが多い。しかし,いずれの場合も頭蓋に霊力を認めるアニミズムの観念が基礎にあり,作物の豊穣を願う農耕儀礼,狩猟の成功を祈る増殖儀礼に結びついたことが認められる。

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