日本歴史地名大系 「高安山」の解説
高安山
たかやすやま
八尾市の東方に連なる生駒山地の一つの高峰をいう。標高四八八メートル。金剛生駒国定公園に含まれる。八尾では高安山のある山地一帯を
とみえ、同様の話が「扶桑略記」の仁徳天皇六二年の条に載る。大樹伝説として有名。大木の影が朝日に当たれば淡路島に達し、夕日に当たれば高安山を越えるという記述は、山に囲まれた大阪平野の地形をよくわきまえたものと思われる。
高安山
たかやすやま
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報