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高山蝶 こうざんちょうalpine butterfly

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高山蝶
こうざんちょう
alpine butterfly

高山,亜高山性のチョウの総称。中緯度地方では高山に生活するチョウでも,緯度が高くなるに従って平地でもみられるものもあり,厳密に高山のみに生活するものは少い。日本では,ウスバキチョウタカネヒカゲミヤマモンキチョウタカネキマダラセセリなどが代表的な高山蝶である。高山での生活はきびしく,そのため強風,寒冷に対し,行動的,生理的な適応がみられる。また幼虫には2~3年かけて成虫になるものも多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうざんちょう【高山蝶 Alpine butterfly】

本州中部以北の高山およびその近傍の渓谷,高原などに限って分布する一群のチョウを便宜的に高山チョウと呼ぶ。高山植物の場合と同じく,高山に見られるチョウすべてが高山チョウでは決してない。真の高山地帯に分布が局限されるものは本州では2種,北海道では3種しかない。英語でAlpineといえば,タカネヒカゲ類のことを指す。 本州の高山チョウは,クモマツマキチョウ(イラスト),ミヤマシロチョウ,ミヤマモンキチョウ,オオイチモンジ,コヒオドシ,タカネキマダラセセリ,ベニヒカゲ,クモマベニヒカゲ,タカネヒカゲ(イラスト)の9種とされる。

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大辞林 第三版の解説

こうざんちょう【高山蝶】

高山帯にのみ生息するチョウの総称。日本では主として本州中部山岳地帯や北海道中部高地帯に産する。ミヤマモンキチョウ・タカネヒカゲ・ウスバキチョウ・アサヒヒョウモンなどが代表的。

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