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高良大社 コウラタイシャ

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デジタル大辞泉の解説

こうら‐たいしゃ〔カウラ‐〕【高良大社】

福岡県久留米市にある神社。旧国幣大社。主祭神は高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)。八幡大神住吉大神を配祀。筑後国一の宮

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

高良大社

西暦400年の創建。平安中期の律令の施行細則である「延喜式」に、「筑後一の宮 延喜式正一位」という格式の高い神社として位置づけられている。筑後平野見下ろす耳納連山・高良山(312メートル)の山腹に位置し、長く筑後平野一円の人々の信仰を集めてきた。現在の社殿や石造大鳥居は、歴代の久留米藩主が建造、寄進したもの。国の重要文化財に指定されている平家物語の写本(全12巻)などの宝物を所蔵する。

(2016-09-19 朝日新聞 朝刊 福岡・1地方)

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百科事典マイペディアの解説

高良大社【こうらたいしゃ】

福岡県久留米市御井町に鎮座。旧国幣大社。高良玉垂(たまたれ)命をまつる。履中(りちゅう)天皇の時の鎮祭と伝える。延喜式内の名神大社とされ,筑後国の一宮。九州総社,鎮西11ヵ国の宗廟と称された。
→関連項目久留米[市]

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デジタル大辞泉プラスの解説

高良(こうら)大社

福岡県久留米市にある神社。400年創祀。祭神は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)、八幡大神、住吉大神。筑後国一之宮。本殿は国の重要文化財に指定。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうらたいしゃ【高良大社】

福岡県久留米市に鎮座。高良玉垂(こうらたまだれ)命を主神とし,左相殿(あいどの)に八幡大神を,右相殿に住吉大神をまつる。社記によれば履中天皇のとき創建というが,筑後平野にのぞむ高良山中腹に鎮座する本社には,社殿の背後より山裾まで1.5kmに及ぶ列石神籠石(こうごいし)(国指定史跡)があり,古い時代の創建とみられる。歴代皇室の崇敬をうけ,795年(延暦14)従五位下よりしだいに昇進,869年(貞観11)従一位,さらに897年(寛平9)正一位,延喜の制で名神大社とされた。

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大辞林 第三版の解説

こうらたいしゃ【高良大社】

福岡県久留米市の高良山山腹にある神社。祭神は高良玉垂命こうらたまたれのみこと

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高良大社
こうらたいしゃ

福岡県久留米(くるめ)市御井(みい)町に鎮座。高良玉垂命(たまだれのみこと)を主神とし、相殿(あいどの)に八幡(はちまん)大神、住吉(すみよし)大神を奉斎している。高良玉垂命は、古くより高良山(こうらさん)に鎮まり、奇(く)しき恵みを万民に垂れる筑紫(つくし)の国魂(くにみたま)の神であるという。社伝によれば、当社の創建は、履中(りちゅう)天皇元年という。673年(天武天皇2)2月、神主物部道麿(もののべみちまろ)の子美濃里麿(みのりまろ)に神託があり、それによって大祝(おおはうり)家三男隆慶(りゅうけい)を社僧にしたという。その子孫は江戸時代前まで48世続き、盛時には当社の神宮寺御井寺(みいでら)の座主(ざす)として1000余名の僧徒を支配した。桓武(かんむ)天皇の代の795年(延暦14)5月、従(じゅ)五位下に、以後たびたびの昇叙があり、宇多(うだ)天皇の代の897年(寛平9)には正一位となった。『延喜式(えんぎしき)』神名帳には、「高良玉垂命神社」の名でみえ、名神(みょうじん)大社に列する。筑後(ちくご)国の一宮(いちのみや)。旧国幣大社。例祭は10月9~11日。6月1、2日の川渡祭(かわたりさい)は無病息災と寿命長久を祈願する行事で、俗にへこかき祭といわれる。現社殿は1660年(万治3)久留米藩主有馬頼利(ありまよりとし)の造営になる権現造(ごんげんづくり)で、社宝の紙本墨書平家物語覚一本12冊とともに国の重要文化財に指定されている。なお、高良山西斜面には神籠石(こうごいし)(国史跡)とよばれる環状の列石が連なる。[落合偉洲]

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