鶯餠(読み)うぐいすもち

精選版 日本国語大辞典 「鶯餠」の意味・読み・例文・類語

うぐいす‐もち うぐひす‥【鶯餠】

〘名〙
① 青きな粉をまぶした餠菓子。餠または求肥(ぎゅうひ)に餡(あん)を包み、両端をとがらせて、色と形を鶯に似せたもの。うぐもち。《季・春》
※咄本・万の宝(1780)狐の宵なき「景物 うづら焼 鶯餠」
越前国(福井県)三国銘菓。皮を淡緑色の求肥でつくり、中に白餡を入れ、外部を片栗粉砂糖を混ぜて淡青色に染めたものでまぶし、両端を少しつまみ、鶯の姿に似せたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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