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鶴田義行 (つるたよしゆき)
生没年:1903-86(明治36-昭和61)
昭和期の水泳選手。鹿児島県出身。少年期から水泳で頭角をあらわし,明治大学と海軍時代に平泳ぎの第一人者として活躍した。1928年の第9回オリンピック大会(アムステルダム)で200m平泳ぎに2分48秒8の世界新記録で優勝,水泳で日本最初の金メダリストに輝く。続く32年の第10回大会(ロサンゼルス)でも2分45秒4で優勝した。長年日本水泳連盟の理事をつとめ,選手の指導に尽力した。
執筆者:広畑 成志
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鶴田義行 つるた-よしゆき
1903-1986 昭和時代の水泳選手。
明治36年10月1日生まれ。昭和3年アムステルダム五輪200m平泳ぎで世界新記録をだし,水泳で日本人初の金メダルを獲得。7年ロス五輪でも金メダリストになった。日本水泳連盟理事。43年アメリカの国際水泳殿堂入り。昭和61年7月24日死去。82歳。鹿児島県出身。明大卒。
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世界大百科事典(旧版)内の鶴田義行の言及
【オリンピック】より
…女子水泳はすでにストックホルム大会から行われていたが,女子陸上競技が採用されたことで,女子スポーツの将来に新しい展望が開かれた。この大会で日本の[織田幹雄]が三段跳び,[鶴田義行]が200m平泳ぎでそれぞれ優勝して日本で初めての金メダリストになり,また女子陸上800mでは[人見絹枝]が2位に入賞した。32年,ロサンゼルス(アメリカ)で開かれた第10回大会では,オリンピック史上初めて10万人収容の大競技場が建設され,36年の第11回大会に提供されたベルリン競技場の施設とともに,大会施設の巨大化に端を開いた。…
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