


なり。大
を以て種(う)う。故に之れを黍と謂ふ。禾に從ひ、雨(う)の省聲なり」とするが、卜文は禾と水とに従う。黍酒を作る意であろう。卜辞に「黍は年(みのり)を受(さづ)けられんか」と卜する例が多い。祭祀には黍稷(しよしよく)や黍酒を多く用いた。〔書、君陳〕「黍稷馨(かんば)しきに非ず。
惟(こ)れ馨し」の語がある。祭器の
は、黍稷を盛(い)れるものであった。
を以て種(う)う」とするのは、黍・
(暑)sjiaの同音による音義説である。黍の古名「きみ」は黄色の実の意。黍の声も、あるいは赭tjya、朱tjioなどと関係があるかもしれない。
▶・黍
▶・黍禾▶・黍
▶・黍粢▶・黍尺▶・黍
▶・黍穣▶・黍稷▶・黍薦▶・黍
▶・黍飯▶・黍苗▶・黍
▶・黍離▶・黍粱▶・黍累▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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