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黒色腫 こくしょくしゅ

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百科事典マイペディアの解説

黒色腫【こくしょくしゅ】

うなじや頸部,腋下,太もものつけ根などに円形まはた楕円形上の黒色の半球状の隆起が見られるもの。良性型,悪性型,仮性型の三つに分類される。良性型は若年性黒色腫ともいわれ,母斑細胞斑の一異型とされる。
→関連項目皮膚癌メラノマ

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世界大百科事典 第2版の解説

こくしょくしゅ【黒色腫 melanoma】

メラノーマともいう。皮膚,粘膜,眼球脈絡膜などの色素細胞ほくろから生ずる黒色の悪性腫瘍で,正式には悪性黒色腫malignant melanomaという。皮膚癌の一つ。白色人種に多く黒色人種には少ない。日本の発生率は人口10万人当り1~2人程度。全身どこにでもみられるが,日本人では下肢,とくに足底に多い。色は黒色,赤黒色あるいは褐色で,多くは半球状に隆起し,一部が潰瘍化したり,表面から出血しやすいこともある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

黒色腫
こくしょくしゅ

字義どおり解釈すれば黒色を呈する腫瘍(しゅよう)一般を意味するが、普通は悪性黒色腫(メラノーム)をさす。わが国では色素性基底細胞癌(がん)、ほくろ(母斑(ぼはん)細胞母斑)、青色母斑、ブロッホBloch型老人性疣贅(ゆうぜい)、皮膚線維腫などが鑑別診断上問題となることが多い。[池田重雄]

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