国連平和維持活動(PKO) 国際連合による紛争地での停戦監視や治安維持などに関連する活動。冷戦の東西対立などにより安全保障理事会が機能せず、現実の必要性から誕生した。1988年にノーベル平和賞を受賞。当初は軽武装の停戦監視などが主任務だったが、近年は武力行使をするケースも増えている。憲章に明確な根拠規定はないが、99年以降は安保理決議で、国際社会による強制措置の根拠規定となる憲章7章の下で任務を遂行すると明記されることが多い。(共同)
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…平和維持活動(略称PKO)という言葉は,平和維持に関する活動一般を指すのでなく,1960年代から広く用いられるようになった国際連合のある種の活動を指す。すなわち,国連が,武力衝突をともなう紛争や事態の平和的な収拾をはかる努力の一環として,軍事監視団や平和維持軍と呼ばれる小規模な軍事機関を現地に派遣して,停戦や兵力の引離し,撤退を監督し,休戦ラインのパトロール,非武装地帯の査察,あるいは治安維持といった一定の任務に当たらしめ,これら国連を象徴する機関の現地介在(プレゼンス)を通じて事態の平穏化をはかる活動をいう。…
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