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鹿児島県大隅半島(おおすみはんとう)の最南端、北緯31度付近に位置し、九州本土の最南端。肝属(きもつき)郡南大隅町に属す。海食崖(がい)に縁どられた岬周辺には、ソテツ、アコウ、ビロウ、ヘゴなどの熱帯植物が自生し、あたかも南海の孤島という感さえある。背後には肝属山地が迫り、そこには壮大な照葉樹林が展開する。この山地は大部分が花崗(かこう)岩類からなるが、岬付近やその先端にある大輪(おおわ)島、枇榔(びろう)島の小島は古第三紀の日南層群からなる。霧島錦江湾(きりしまきんこうわん)国立公園に編入されており、佐多岬海域公園もあり、グラスボートによるサンゴや熱帯魚の探索ができる。大泊(おおどまり)からバス20分。国道269号―主要地方道―佐多岬ロードパーク利用で達する。
[塚田公彦]
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