四国(読み)シコク

精選版 日本国語大辞典 「四国」の意味・読み・例文・類語

し‐こく【四国】

  1. [ 1 ]
    1. [ 一 ] 南海道六か国のうち、四国島を形成する阿波讚岐・伊予・土佐の四か国を合わせていう。北は瀬戸内海、南は太平洋に面し、東は鳴門海峡紀伊水道を隔てて近畿地方、西は豊予海峡豊後水道を隔てて九州島と対する。
      1. [初出の実例]「四国の辺地と云ふは伊予・讚岐・阿波・土佐の海辺の廻也」(出典:今昔物語集(1120頃か)三一)
    2. [ 二 ]しこくちほう(四国地方)」の略。
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 場所や地名などをわざとぼかしていう語。
    1. [初出の実例]「『どこで酔ったのだ』『四こくでさ』」(出典:洒落本・売花新駅(1777)閨中并にきぬぎぬ)

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小学館の図鑑NEO[新版]動物 「四国」の解説

四国(犬)

種名 / 四国(犬)
解説 / 主に高知県で飼われていた中型の日本犬で、土佐犬ともよばれていました。昭和12年に天然記念物に指定されました。
体重 / 15~23kg
分布 / 日本
グループ / 第5グループ(ほか犬種もとになっている原始的なすがたのイヌのグループ)
天然記念物 / ☆

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