デジタル大辞泉
「成句」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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せい‐く【成句】
- 〘 名詞 〙
- ① 一つのまとまった意味をもつことば。
- ② 古くから慣習的に用いられているひとまとまりのことば。ことわざや格言の類。成語。
- [初出の実例]「忙中自ら閑ありという成句」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)
- ③ 古人が作った詩文の句で、広く世に知られているひとまとまりのことば。成語。
- [初出の実例]「戯曲の外題も多くは和歌の成句で成立って居る」(出典:国民性十論(1911)〈芳賀矢一〉四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の成句の言及
【熟語】より
…2個以上の単位の語が結びついて,構文上1個の単語と同様の働きをするものを,一般に熟語という。一連の表現ではあるが,文法上なお数個の単語の連続とみなされるもの(その連続の間には助詞の働きが認められる)は,慣用句,成句などとよび,その結合が1個の単語とみなされて全体としてある1品詞に属させられるときは複合語,成語などとよぶ。【林 大】。…
※「成句」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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