①の意味では、アゼが主に北陸・中部以西、九州にかけて分布するのに対し、クロは関東以北および九州北部の一部などに見られる。この分布状況から、クロはアゼよりも古い語形と推定され、文献への両語形の出現順とも合致する。→あぜ(畔)


(半)(はん)。
に旁の意がある。〔説文〕十三下に「田の界(さかひ)なり」とあり、あぜをいう。涯畔の意のほかに、
と通用し、また
奐(はんかん)(氷がとけて流れる)を畔奐としるすことがある。
久路(くろ)、一に云ふ、阿(あ)、田の界なり 〔名義抄〕
ホトリ・ナハテ・カギル・ソムク・クロ・アゼ・カタハラ
▶・畔
▶・畔際▶・畔散▶・畔志▶・畔心▶・畔疇▶・畔亡▶・畔盟▶・畔約▶・畔乱▶・畔離▶・畔慮▶・畔戻▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...