デジタル大辞泉
「秋色」の意味・読み・例文・類語
あき‐いろ【秋色】
秋らしい色。葡萄色や柿色など、秋を連想させる色。
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しゅう‐しょくシウ‥【秋色】
- 〘 名詞 〙 秋のけはい。秋のようす。また、秋のけしき。《 季語・秋 》
- [初出の実例]「寒声初落レ樹、秋色欲レ斉レ毫」(出典:経国集(827)一四・奉和太上天皇秋日作〈滋野貞主〉)
- 「満眸の秋色蕭条として却々(なかなか)春のきほひに似るべくも無いが」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
- [その他の文献]〔賈島‐送耿処士詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「秋色」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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秋色
しゅうしき
(1669―1725)
江戸中期の女流俳人。姓は小川か。名はあき。別号菊后亭(きくごてい)。江戸の人。生家は老舗(しにせ)の菓子屋。結婚して古手屋(古着・古物商)、けんどん屋(一膳飯屋(いちぜんめしや))を営み、晩年には俳諧(はいかい)の点者(作品に評点を加えて謝礼をとる人)として生活をたてた。夫も俳諧をたしなみ、夫婦ともに其角(きかく)に学んだ。13歳のとき上野清水堂(きよみずどう)裏の桜を見て、「井戸端の桜あぶなし酒の酔」と詠んだといわれ、その桜は秋色桜とよばれている。長男、次男もそれぞれ林鳥(りんちょう)、紫万(しまん)と号して俳諧をたしなんだ。享保(きょうほう)10年4月15日没。
雉子(きじ)の尾のやさしくさはる菫(すみれ)かな
[山下一海]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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