出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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米川
よねがわ
米子市観音寺字戸上で日野川・法勝寺川から取水、同市内を北西流して弓浜半島を北へ縦断、境港市弥生町付近で境海峡に注ぐ人工用水路。流路延長約二〇キロ、うち指定延長二キロ、流域面積〇・一平方キロ。一七世紀後半からの弓浜半島の開拓に多大の利便をもたらした川。川名は開削に大きな功のあった米村所平(広次)の名にちなみ付けられたという(「米川紀功の碑」碑文など)。
開削はおよそ四期にわたる。水利に恵まれず飛砂に悩まされる半島部の耕地安定のため、鳥取藩在方相談役米村広次は新川掘削計画をたて、元禄一三年(一七〇〇)から郡普請としての工事に着手した。まず会見郡戸上山麓の掘削工事から始め、尻焼川(法勝寺川下流部)の取水口から引いた水を観音寺・車尾・福原地内の砂丘列間を通し、三柳村地内で日本海に注ぐ主流路約四キロが翌一四年に開通し、その後枝川工事等が一〇年余にわたったという。
米川
よねがわ
桜井市大字高家に発し、上流を八釣川という。西流して高市郡明日香村大字八釣・奥山を経て橿原市に入り、出合町で山田川(桜井市大字山田に発し、大字生田で高家から北流してきた高家川を合して西北流する川)を合し、耳成山の東・北を回って北流、磯城郡田原本町境で寺川に合する。「高市郡志料」には「八釣川 大字高家の山中に発源し、西流して近飛鳥八釣宮址の南方に過き更に流路を転して大字奥山及大官大寺址の西部を北流して磯城郡香久山村に入る」とみえ、「磯城郡誌」には「米川。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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