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「アケメネス朝ペルシア帝国」の検索結果

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アナトリア Anatolia

山川 世界史小辞典 改訂新版
小アジアともいう。トルコ名はアナドル(Anadolu)。黒海,マルマラ海,エーゲ海,地中海に挟まれた半島。現在トルコ共和国領。前16世紀頃アーリヤ系の…

パルティア(Parthia)

デジタル大辞泉
古代イランの王国。前247年ごろ、シリアのセレウコス朝の衰退に乗じ、イラン系遊牧民パルニ族のアルサケスが、イラン高原北東部(古称パルティア)に…

ソグディアナ

精選版 日本国語大辞典
( Sogdiana ) 古代ペルシア帝国の州。中央アジアのアムダリア、シムダリア両川の上流の間を東西に流れるザラフシャン川の流域にあたる。現在、大部分…

北西辺境州 (ほくせいへんきょうしゅう) North-West Frontier Province

改訂新版 世界大百科事典
パキスタン北西端の州。面積7万4522km2,人口1774万3645(1998)。州都はペシャーワル。ほぼインダス川本流以西のアフガニスタン北東国境部に接する…

ゾロアスター‐きょう(‥ケウ)【ゾロアスター教】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 紀元前六世紀の予言者ゾロアスターを開祖とする古代ペルシアの民族宗教。ササン朝ペルシア時代に最終的な編纂が行なわれた「アベスタ」を…

ターク‐イ‐ブスターン(Taq-i-Bustan)

デジタル大辞泉
イラン西部の都市ケルマーンシャーの北郊にあるササン朝ペルシア時代の遺跡。ペルシア語で「楽園のアーチ」を意味し、池に面する岩山の崖に大小二つ…

フェニキア Phoenicia

旺文社世界史事典 三訂版
シリアの地中海沿岸の中部の土地と住民の総称語源は,ギリシア語の「棕櫚 (しゆろ) の国」を意味するフォイニキア(phoinikia)またはフェニキア人の…

アレクサンドロス[大王]【アレクサンドロス】

百科事典マイペディア
マケドニア王国国王(在位前336年―前323年)。フィリッポス2世の子。アレクサンドロス3世とも呼ばれる。少年期にアリストテレスに師事。父の没後コ…

アフガニスタン Afghānistān

山川 世界史小辞典 改訂新版
南アジア,中央アジア,西アジアの接点に位置する山岳地域。前5~前4世紀にアケメネス朝に属したが,アレクサンドロス大王の遠征後ヘレニズム文化が…

スーサ遺跡 スーサいせき Susa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン西部,フージスターン地方にある古代エラムの都城址。遺跡は 1km2にわたる領域にあるいくつかのテペ (人工丘) から成る。発掘は 19世紀中葉よ…

タハテスレマーン【タハテ-スレマーン】

世界遺産詳解
2003年に登録された世界遺産(文化遺産)で、イラン北西部、西アゼルバイジャン地方タカブ村北東に位置する、ササン朝ペルシア、イル・ハーン国時代…

キオン Chion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中央アジアの古代民族。イラン系の民族と思われる。4世紀なかばササン朝ペルシアと戦い,次いでこれと和してともにローマ軍と戦ったと伝えられる。そ…

パフラビー語 (パフラビーご) Pahlavi

改訂新版 世界大百科事典
中期ペルシア語の中でアベスターの訳注およびゾロアスター教の宗教文学に用いられた言語。ササン朝初期の碑文の言語と区別して〈書物のパフラビー〉…

マウリヤ朝 (マウリヤちょう) Maurya

改訂新版 世界大百科事典
目次  帝国の成立  アショーカ王の政治  統治機構  帝国の役割  美術インドに最初の統一帝国をうちたてたマガダ国の王朝。前317ころ-前180…

アベスター(〈ペルシア〉Avestā)

デジタル大辞泉
ゾロアスター教の聖典。長い間、口承されてきたものを、ササン朝ペルシア期の6世紀ごろに最終的に編集。約4分の1が現存。

イラン美術 イランびじゅつ Iranian art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン高原を中心に発展したイラン (ペルシア) の美術。大きく6時期に区分される。 (1) 先史時代 前 8000~7000年頃からイラン高原では土器が作られ…

ダレイオス[3世] Dareios Ⅲ

改訂新版 世界大百科事典
ペルシア帝国最後の王。在位,前336-前330年。ダレイオス2世の曾孫。カスピ海南岸のカドゥシア人を征討した功により,アルメニアのサトラップに任ぜ…

アゼルバイジャン Azerbaijan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン北西部の地方名。ペルシア語ではアザルバイジャーン Aarbāyjān。もとは 1州をなしていたが,1938年に分割され,タブリーズを州都とする東アゼ…

ペルセポリス Persepolis

改訂新版 世界大百科事典
ペルシア帝国の都。ペルセポリスはギリシア人の呼称で,古代ペルシア語名はパールサPārsa。遺跡は現在タフテ・ジャムシードTakht-e Jamshīd(〈ジャ…

新バビロニア王国 しんバビロニアおうこく Neo-babylonia

旺文社世界史事典 三訂版
前625〜前538アッシリアの滅亡後,メソポタミアを支配したカルデア人の王国。カルデア王国ともいうナボポラッサル王が建国。ネブカドネザル2世のと…

レオニダス(スパルタ王) れおにだす Leonidas (?―前480)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ギリシアのスパルタ王(在位前488~前480)。クレオメネス1世の異母兄弟。ペルシア戦争第2回遠征(前480)でギリシア側はテルモピレーとアルテミ…

はなくい‐どり(はなくひ‥)【花喰鳥】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 装飾文様の一つ。瑞鳥が花の枝をくわえたもの。ササン朝ペルシアに起源があり、正倉院御物の工芸品などに見られ、松喰鶴などの文様に発展…

エジプト史 エジプトし history of Egypt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ナイル川によってもたらされた流域地帯の農耕文化は世界最古の文明の一つを生み,以後幾多の王朝により,この文明は引き継がれていった。前4000年頃…

タルスス Tarsus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
トルコ中央南部の都市。アダナの西 30km,キリキア沖積平野に位置する。前5世紀から7世紀のアラブの侵略まで繁栄したが,これは土地が肥沃であり,「…

ドゥラ‐エウロポス(Dura Europos)

デジタル大辞泉
シリア東部にある都市遺跡。ユーフラテス川中流沿いに位置する。紀元前3世紀、セレウコス朝時代に建設され、パルティア王国の支配下において軍事要塞…

漆胡瓶 しっこへい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
漆塗りの胡瓶 (ペルシア式の瓶。胡はペルシアをさす語) 。正倉院に伝来するもの (「ぬりのこへい」とも読む) は聖武天皇の調度品で,『東大寺献物帳…

アショーカ王石柱 (アショーカおうせきちゅう)

改訂新版 世界大百科事典
インドのマウリヤ朝第3代のアショーカ王が,全インドをほぼ統一した即位8年以後に北インドの要地や仏教聖地に建てた石柱。ベナレス(ワーラーナシー…

テヘラン(Tehrān/〈英〉Tehran)

デジタル大辞泉
イラン‐イスラム共和国の首都。アルボルズ山脈南麓、標高1200メートル近い高原にある。1785年カージャール朝ペルシアがここに首都を移し発展。人口、…

エフタル(Ephtalite)

デジタル大辞泉
5世紀から6世紀にかけて大国家をつくり、中央アジアを支配した遊牧民族。6世紀後半、突厥とっけつとササン朝ペルシアに滅ぼされた。[補説]「嚈噠」「…

ホッラマーバード(Khorram Ābād)

デジタル大辞泉
イラン西部の都市。ロレスターン州の州都。ザグロス山脈の山中に位置する。名称は「ロルの土地」を意味し、遊牧民族のロル人が多く居住する。ササン…

アルサケス朝 (アルサケスちょう) Arsaces

改訂新版 世界大百科事典
パルティアの王朝。スキタイ系遊牧民パルノイの族長アルシャクArshakを祖とする。彼は前247年にイラン北東部のアサアクで即位し,前238年ころパルテ…

はなくい‐どり〔はなくひ‐〕【花×喰鳥】

デジタル大辞泉
装飾文様の一。鳳凰ほうおうなどの瑞鳥ずいちょうが花枝などをくわえたもの。ササン朝ペルシアに起源があり、日本では正倉院御物や種々の工芸品にみ…

ミトラ Mitra

改訂新版 世界大百科事典
古代アーリヤ人(インド・イラン人)の男神。光,真実,盟約をつかさどるとされた。前15世紀にまでさかのぼると思われる《リグ・ベーダ》は,ミトラ…

駅伝 えきでん

旺文社世界史事典 三訂版
近代以前の交通・通信制度の一種。馬・車などを継ぎかえて官吏の旅行,官文書輸送にあたったこの制度は相当広い地域にわたる統一的政治力の存在する…

アレクサンドロス[大王] Alexandros 生没年:前356-前323

改訂新版 世界大百科事典
目次  アレクサンドロス大王伝説マケドニア王国の王。在位,前336-前323年。アレクサンドロス3世とも呼ばれる。アルゲアス王家のフィリッポス2世と…

ササン朝 ササンちょう Sāsāniyān (Āl-i Sāsān); Sāsānids

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アルダシール1世によって創建され,アラブ人に滅ぼされたイランの王朝 (226~651) 。その名称は同王朝の祖先であり,イスタクルの祭司であったササン…

パレスチナ Palestina

旺文社世界史事典 三訂版
地中海南東岸,シリアとエジプトの間の地域。古名はカナーン。ユダヤ教・キリスト教・イスラームの聖地イェルサレムがあるユダヤ(ヘブライ)人が初…

ネイシャーブール(Neyshābūr)

デジタル大辞泉
イラン北東部、ラザビーホラーサーン州の古都。3世紀半ば、ササン朝ペルシア第2代の王シャープール1世により建設。7世紀半ばにイスラム化され、ホラ…

スルタン・ムハマッド

百科事典マイペディア
サファビー朝ペルシアの宮廷ミニアチュール画家。ビヒザード,ミーラクの弟子で,中国絵画の影響を受けた。作品にニザーミーの叙事詩《ハムサ》の写…

パルティア

精選版 日本国語大辞典
( Parthia )[ 一 ] カスピ海の南東、イラン高原北東部地方の古称。[ 二 ] 西アジアにイラン系遊牧民の建てた国。前三世紀なかばに、セレウコス朝シリ…

テーベ Thebae; Thēbai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アテネの東北方,ボイオチア東部にあった古代ギリシアの重要都市。ギリシア名テバイ。現シベ。テーベ伝説上のオイディプス王の首都で,古代ギリシア…

ラス・アルハイマ Ra's al-Khayma

改訂新版 世界大百科事典
アラビア半島東部,ペルシア湾に面するアラブ首長国連邦の構成国。ラアス・アルハイマ,ラァスルハイマなどとも表記する。面積1700km2,人口21万(20…

エフタル Ephthalites; Hephthalites

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代の中央アジアで活躍した遊牧民族。アラビア語ではハイタル Haytalと写す。5世紀のなかばにトハリスタン (トカラ) に出現し,455年中国の北魏に使…

ペルシア‐ご【ペルシア語】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 インド‐ヨーロッパ語族インド‐イラン語派に属するイラン諸語の一つ。イランの国語。アフガニスタン、タジキスタンなどでも話される。アラ…

ハトラ(Hatra)

デジタル大辞泉
イラク北部にある都市遺跡。セレウコス朝時代の紀元前3世紀頃に建設され、パルティア王国の支配下において軍事要塞および隊商都市として発展。古代ロ…

ウァレリアヌス Publius Licinius Valerianus 生没年:190ころ-260ころ

改訂新版 世界大百科事典
ローマ皇帝。在位253-260年。名門の出。トレボニアヌス・ガルス帝が暗殺されると,息子ガリエヌスとともに軍隊により推戴された。帝国は外敵の攻撃と…

ペルシア戦争 ぺるしあせんそう

日本大百科全書(ニッポニカ)
紀元前5世紀前半にペルシア帝国とアテネ、スパルタを中心とするギリシア諸都市との間で行われた戦争。[伊藤貞夫]イオニア反乱戦いの発端は、小アジ…

デズフル(Dezful)

デジタル大辞泉
イラン南西部、フーゼスターン州の都市。ザグロス山脈中部の南西麓、デズ川沿いに位置する。名称は「橋の砦」を意味し、ササン朝ペルシアのシャープ…

ヘラート Herāt

改訂新版 世界大百科事典
アフガニスタン北西部の都市。人口34万9000(2002)。ハリー・ルード(ヘラート川)流域に位置し,古来,西アジア・ヨーロッパとインドおよび中国を…

ハトラ遺跡 はとらいせき Hatra

日本大百科全書(ニッポニカ)
メソポタミアの古代都市ハトラの遺跡。1985年に世界遺産の文化遺産(世界文化遺産)として登録されたが、イスラミック・ステート(IS、イスラム国)…

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