【尚武】しよう(しやう)ぶ
- 普及版 字通
- 武を尊ぶ。〔三国志、呉、陸績伝〕(孫策等)共に、四未だ泰からず、須(すべか)らく當(まさ)に武を用(もつ)て治めて之れをらかにせんことを論ず。績…
【昌運】しよう(しやう)うん
- 普及版 字通
- さかんな運。盛世。明・王世貞〔何大復集の序〕瑣(ひさ)を滌(さくでき)し、を振(すく)ひ、昌を扶(たす)け、中興を開く以(ゆゑん)のは、何物ぞ。字通…
【簀牀】さくしよう(しやう)
- 普及版 字通
- すのこの牀。〔後漢書、袁術伝〕(袁術僭号す)六、江亭に至る。簀牀に坐してじて曰く、袁乃ち是(ここ)に至るかと。因りてしてを結び、血を歐(は)き…
【指掌】ししよう(しやう)
- 普及版 字通
- 事理明白で、知りやすい。〔論語、八〕或ひと、(祭天)のを問ふ。子曰く、知らざるなり。其のを知るの天下に於けるや、其れ(こ)れを斯(ここ)に示す…
【暦象】れきしよう(しやう)
- 普及版 字通
- こよみ。天体運行のさま。〔書、尭典〕日星辰を象し、(つつし)んで民に時を授けしむ。字通「暦」の項目を見る。
【禄養】ろくよう(やう)
- 普及版 字通
- 俸禄を受け、親を養う。唐・白居易〔初めて戸曹に除せらる〕詩 恩に感ずるは、己が爲に非ず 祿、吾が親にべばなり字通「禄」の項目を見る。
【酉陽】ゆうよう(いうやう)
- 普及版 字通
- 小酉山。多く古籍を蔵した。酉館。〔太平御覧、四十九に引く盛弘之の州記〕小山の石中に、書千卷り。相ひ傳ふ、秦人此(ここ)に於て學ぶ。因りて之れ…
【余興】よきよう(きやう)
- 普及版 字通
- 興趣の余。宋・趙師秀〔鮑県尉に和す〕詩 野禽、果を偸(ぬす)みて去り 子、經を借りてる 餘興、詩句をし 高く屋のに題す字通「余」の項目を見る。
【輿梁】よりよう(りやう)
- 普及版 字通
- 車の通る橋。〔孟子、離婁下〕の十一、徒杠(とかう)(橋)り、十二、輿梁る。民未だ(わた)ることを(うれ)へざるなり。字通「輿」の項目を見る。
【瘍疾】よう(やう)しつ
- 普及版 字通
- はれものなど。〔水経注、夷水〕夷水東して、泉三水と合す。大溪の南北、岸を夾(さしはさ)みて泉り、對す。夏は煖くは熱く、上に常に霧氣り。瘍疾百…
【瓔珠】よう(やう)しゆ
- 普及版 字通
- 珠飾り。〔三国志、魏、東夷、韓伝〕瓔珠を以て財寶と爲し、或いは以て衣に綴りりと爲し、或いは以て頸に縣(か)け、耳に垂る。字通「瓔」の項目を見…
宮後村みやうしろむら
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:江南市宮後村[現]江南市宮後前野(まえの)村の西にあり、村の東境を木津一(こつついち)ノ枝古(えだふる)川(現丹羽用水)が流れ、こ…
さかやうた【酒屋歌】
- 改訂新版 世界大百科事典
やうつりがゆ【屋移り粥】
- 改訂新版 世界大百科事典
塩屋浦村しおやうらむら
- 日本歴史地名大系
- 佐賀県:鹿島市塩屋浦村[現]鹿島市大字音成(おとなり)字東塩屋(ひがししおや)・西塩屋有明海沿いにあり、母(ほう)ヶ浦(うら)村の南。慶長…
多賀谷氏 (たがやうじ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 武蔵出身の中・近世武家。武蔵七党の野与党の有賀平太郎頼基の子光基が,武蔵国埼玉郡多賀谷に住して,多賀谷二郎を称したのに始まるという。また同…
はんがやうじ【榛谷氏】
- 改訂新版 世界大百科事典
【匡改】きよう(きやう)かい
- 普及版 字通
- ただし改める。〔漢書、游伝序〕列國の子、~皆王の勢ひを(か)り、競ひて游を爲す。~興るに至るにぶも、禁闊(そくわつ)にして、未だ之れを匡改せず…
【匡済】きよう(きやう)さい
- 普及版 字通
- ただしすくう。〔論衡、対作〕人の經を作り傳記をはすは、俗を匡濟して、民を驅りて實に之(ゆ)き歸せしめんとなり。字通「匡」の項目を見る。
【匡翼】きよう(きやう)よく
- 普及版 字通
- 匡輔。〔三国志、魏、常林伝〕(も)し恩無く、任其の人を失はば、將(まさ)に至らんとす。何ぞを匡し、崇(たか)く功名を立つるに暇あらんや。字通「匡…
【杏酪】きよう(きやう)らく
- 普及版 字通
- 杏仁のかゆ。〔楚歳時記、寒食、注〕陸(りくくわい)の中記に曰く、三日、酪(れいらく)を作る。粳米び麥をて酪を爲(つく)り、杏仁を擣(つ)き、て粥を…
【狂筆】きよう(きやう)ひつ
- 普及版 字通
- 自在な筆。宋・軾〔李景元の画に題す〕詩 聞(きくな)らく仙の郭恕先 中の狂筆、勢ひ瀾 百年寥(れうらく)、何人か在る 只だ亭の李景元のみり字通…
【狂夫】きよう(きやう)ふ
- 普及版 字通
- 狂人。〔漢書、錯伝〕錯、上書して兵事を言ふ。~傳に曰く、狂夫の言も、擇ぶと。字通「狂」の項目を見る。
【享献】きよう(きやう)けん
- 普及版 字通
- そなえまつる。〔漢書、礼楽志〕畏の見(あら)はれきときは、則ち之れを享獻辭受、登拜にはす。和親の形(あら)はれきときは、則ち之れを詩歌詠言、石…
【況施】きよう(きやう)し
- 普及版 字通
- たまう。〔漢書、武帝紀〕天地の況施するにひ、景象を見し、然(せつぜん)(かすかに)として(万歳の声を)聞くことるが如し。字通「況」の項目を見…
【強悍】きよう(きやう)かん
- 普及版 字通
- つよくてあらあらしい。宋・洵〔石昌言の北に使するを送る引〕昌言~乃ち天子の爲に、出でて里の外、強悍不屈のにす。大をて、從騎數百、車千乘。門…
【強起】きよう(きやう)き
- 普及版 字通
- むりに仕官させる。〔晋書、隠逸、郭翻伝〕安西將軍(ゆよく)、舅(ていきう)の重きを以て、躬(みづか)らきてに(いた)り、之れを強せんと欲す。字通「…
【強半】きよう(きやう)はん
- 普及版 字通
- 過半。唐・白居易〔冬夜、酒に対し皇甫十に寄す〕詩 十、長夜にしむ 百年、強の時 新たに一酒を開く (なん)ぞ相ひ思はざるを得ん字通「強」の項…
【郷儺】きよう(きやう)だ
- 普及版 字通
- 村の追儺(ついな)の祭。宋・陸游〔歳暮〕詩 太息す、兒の癡(ち)の我にぎたるを 儺陋(うろ)なりと雖も、亦た爭ひて看る字通「郷」の項目を見る。
【疆土】きよう(きやう)ど
- 普及版 字通
- 領土。領地。〔書、梓材〕皇天に、中國の民と厥(そ)の疆土とを先王に付す。字通「疆」の項目を見る。
【響版】きよう(きやう)ばん
- 普及版 字通
- 合図のためうちならす板。響板。〔雲林石譜、下、菜葉石〕州郡の玉石は深水に出づ。~深斑剝にして、甚だ堅潤なり。之れを扣(たた)くに聲り。土人~…
【響和】きよう(きやう)わ
- 普及版 字通
- ひびきが声に和する。漢・〔郭有道の碑文〕時に纓綏(えいすい)の徒、紳佩(しんはい)の士、形表をんで影附し、嘉聲を聆(き)いて和する、ほ百川のに歸(…
【驚魂】きよう(きやう)こん
- 普及版 字通
- 心を驚かす。〔拾遺記、周霊王〕越に美女二人り。~以てに貢す。處(お)くに椒のを以てし、細珠を貫きて幌(れんくわう)と爲す。~二人、軒に當り、竝…
【驚奔】きよう(きやう)ほん
- 普及版 字通
- 驚き逃げる。〔南史、宗愨伝〕林邑王陽~を以て象に裝被し、後際無し。愨以爲(おも)へらく、外國に師子(しし)りて、百獸を威すと。乃ち其の形を製し…
【驍将】ぎようしよう(げうしやう)
- 普及版 字通
- つよい大将。〔宋書、武帝紀上〕甫之に江乘にふ。甫之は(桓)玄の驍將なり。字通「驍」の項目を見る。
【錦城】きんじよう(じやう)
- 普及版 字通
- 錦官城。成都。宋・陸游〔成都を懐ふ、十韻〕詩 放五十、ほ豪縱 錦一たび覺む、の字通「錦」の項目を見る。
【開奨】かいしよう(しやう)
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- 導きすすめる。〔顔氏家訓、勉学〕田鸞は本(もと)蠻人なり。~(すなは)ち好學を知り、懷袖握書、曉夕諷誦す。~吾(われ)甚だ愛し、倍(ますます)開奬…
【謙譲】けんじよう(じやう)
- 普及版 字通
- ひかえて人にゆずる。〔史記、淮陰侯伝賛〕太曰く、假(も)し韓信をしてを學びて讓し、己の功を伐(ほこ)らず、其の能を矜(ほこ)らざらしめば、則ち庶(…
【空牀】くうしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 人のいない臥牀。〔文選、古詩十九首、二〕子、行いて歸らず 牀、獨り守りし字通「空」の項目を見る。
【祈禳】きじよう(じやう)
- 普及版 字通
- 祈りはらう。〔漢書、孔光伝〕俗の禳小數(小術)は、(つひ)に天に應じ異を塞ぎ、を銷(とか)しを興すに無し。然(かうぜん)として甚だらかに、疑惑す…
【低唱】ていしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 小声で歌う。低吟。宋・軾〔趙成伯の家に麗人有り~〕詩 試みに問ふ、高吟すること三十なるは 低唱兩三杯なるに、何如(いづ)れぞや字通「低」の項…
【辺城】へんじよう(じやう)
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- 辺地の城。唐・岑参〔胡笳曲、顔真の使して西に赴くを送る〕詩 邊夜夜、愁多し に向ふの胡笳、誰(たれ)か聞くを喜ばん字通「辺」の項目を見る。
【奉觴】ほうしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 寿觴をささげる。〔漢書、東方朔伝〕慮、卒(しゆつ)す。~、(すす)んで壽を上(たてまつ)りて曰く、~臣(さく)、觴を奉じ、昧死再拜しての壽を上(たて…
【養真】よう(やう)しん
- 普及版 字通
- 本来の性をやしなう。晋・陶潜〔辛丑の歳七月、赴仮(休暇あけ)して江陵に還らんとして、夜、塗口を行く〕詩 眞を衡(かうばう)の下(もと)にひ 庶(…
【来享】らいきよう(きやう)
- 普及版 字通
- 来朝して奉献する。〔詩、商頌、殷武〕敢(あへ)て來享せざる(な)く 敢て來王せざるし字通「来」の項目を見る。
【名将】めいしよう(しやう)
- 普及版 字通
- すぐれた将軍。宋・欧陽脩〔王彦章画像記〕家の傳を讀み、の捷(せふ)(勝利)に至りて、乃ち古の名將は必ず奇に出で、然る後に能くつを知る。然れど…
【風尚】ふうしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 高い風格。〔魏書、崔子朗伝〕容貌美(よ)く、經を獵す。少(わか)くして厚、風り。字通「風」の項目を見る。
【痍傷】いしよう(しやう)
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- きず。きずつく。南朝宋・顔延之〔陽給事の誄〕烈烈たる陽子、困に在りて彌(いよいよ)す。痍傷を慰し、を拊(ふじゅん)す。字通「痍」の項目を見る。
【意象】いしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 考えと、その形象。〔文心雕竜、神思〕獨照の匠をして、象を(うかが)ひて斤をばしむ。此れ蓋し馭の首にして、謀の大端なり。字通「意」の項目を見る。
【芋墻】うしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 芋をつぶし固めて牆とし、非常の食に備える。〔海録砕事、農田、五穀〕閣(かくさう)山の、種植にめ、を收むること甚だ多し。之れを杵(つ)きて泥の如…