トランスヨルダン とらんすよるだん Transjordan
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 旧パレスチナのヨルダン川東岸地域をさす。歴史的には大シリアの一部で、旧約聖書時代のギリアデ、アンモン、モアブ、エドムの地域にあたる。古来ア…
ハドラマウト Hadhramaut
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イエメン南部の地方。北はルブアルハーリー砂漠で,南はアデン湾で限られる。この地方は海岸に近い丘陵地域と,ハドラマウト涸れ川 (ワディ) の流れ…
カーブル Kābul
- 改訂新版 世界大百科事典
- アフガニスタンの首都。人口280万(2003)。ヒンドゥークシュ山脈の南側,カーブル盆地の標高1800mの地にあり,インダス川の支流カーブル川に沿う。…
ムッサート Mussato, Albertino
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1261. パドバ[没]1329. キオッジャイタリアの文学者,歴史家,政治家。人文主義運動のさきがけをなし,パドバ市を中心とする文化活動を展開,131…
トリッシーノ とりっしーの Gian Giorgio Trissino (1478―1550)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリアの詩人、劇作家。ビチェンツァの貴族の家に生まれる。ミラノでギリシア語を、フェラーラで「哲学に関するほとんどあらゆる学問」を修めた。…
マリネッティ Marinetti, Filippo Tommaso
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1876.12.22. アレクサンドリア[没]1944.12.2. ベッラージョイタリアの詩人。未来主義の創始者。 1909年2月 20日,パリの『フィガロ』紙に「未来…
ソラーリア Solaria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イタリアの月刊文芸雑誌。 1926~34年,フィレンツェで通算 90号を発刊。反ファシズムの詩人や作家たちの拠点となり,両世界大戦間に最後まで良心の…
パーニーパットの戦 (パーニーパットのたたかい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- インドのデリー北方約90kmのパーニーパットPānīpatで行われたインド史上重要な3回の戦い。パンジャーブ平原の東のはずれにあるパーニーパットは,北…
シャンファラー しゃんふぁらー Shanfarā (?―525ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イスラム以前の古代アラビアの勇壮詩人。幼少のころ他部族に捕らえられて成人するが、のちにこの部族の100人を殺すという誓いをたて、死の直前になっ…
アダナ あだな Adana
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルコの小アジア半島南東部にある都市。アダナ県の県都。セイハン川、ジェイハン川のつくった肥沃(ひよく)な三角州、チュクルオバ平原に位置する。…
ミール・ダーマード Mīr Dāmād
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]? アスタラバード[没]1631. ナジャフ郊外イランのイスラム教十二イマーム・シーア派の神学者,哲学者。イスラム哲学史では,彼をアリストテレス…
ホッラム教 (ホッラムきょう) Khurram
- 改訂新版 世界大百科事典
- マズダク教と過激シーア派思想との混交によって生じたイランの反アラブ・反政府的性格の強い異端の宗教。アラビア語史料はホッラミーヤKhurramīyaま…
アラビア半島(アラビアはんとう) al-Jazīra al-‘Arabīya
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アジア大陸南西端の大半島。政治的にはサウジアラビア王国,イエメン,オマーン,クウェート,バハレーン,カタル,アラブ首長国連邦の7カ国からなる…
あぶどぅっらーいぼるじ【アブドゥッラー・イ・ボルジ】
- 改訂新版 世界大百科事典
バッターニー al-Battānī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]858頃.ハラン[没]929. サーマッラー天文学者,数学者。中世ヨーロッパで最も有名なイスラム天文学者で,ラテン名はアルバテグニウス Albategnius…
ジャービル・ビン・ハイヤーン じゃーびるびんはいやーん Jābir ibn Hayyān (721/722―?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 8世紀後半のアラビアの錬金術師。人名表記中の「ibn」は「bin」としている資料も多い。薬種商の子。クーファで活躍し、ハールーン・アッラシードの宮…
十二イマーム派【じゅうにイマームは】
- 百科事典マイペディア
- イスラムのシーア派最大の派。ジャーファル法学派とも。16世紀のサファビー朝以来イランの国教的存在。ほかにイラク南部,ペルシア湾岸,レバノン,…
シャイバーニー朝 シャイバーニーちょう Shaibānī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 16世紀にウズベク族が中央アジアに樹立した王朝。 15世紀,キプチャク・ハン国の崩壊後シャイバーン家のアブル・ハイル・ハン (1429~68) がウズベク…
サイイド・アフマド・バレールビー Sayyid Aḥmad Barēlwī 生没年:1786-1831
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北インド,ウッタル・プラデーシュ,ガンガー(ガンジス)川中流域のラーイ・バレーリーの貧農出身で,ムジャーヒディーン運動を指導した。彼はシャ…
イスラム神秘主義【イスラムしんぴしゅぎ】
- 百科事典マイペディア
- 一般に〈スーフィズムsufism〉の称で知られるイスラムの思想伝統。語源はアラビア語スーフ(羊毛)とされ,神秘家はスーフィー(羊毛の粗衣をまとう…
ハールーン・アッラシード Hārūn al-Rashīd
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 763/766~809(在位786~809)アッバース朝の第5代カリフ。バルマク家のヤフヤー,および二人の子ファドルおよびジャーファルを重用し,アッバース朝…
エミリア・ロマーニャ えみりあろまーにゃ Emilia Romagna
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリア北東部の州。面積2万2123平方キロメートル、人口396万0549(2001国勢調査速報値)。ボローニャ、フォルリ・チェゼーナ、モデナ、レッジョ・…
アガーニー あがーにー Kītāb 'l-Agānī
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 10世紀中ごろに編まれたアラブ詩歌集の大作。編者はアブル・ファラジ・アル・イスファハーニーで、正しくは『キターブル・アガーニー』といい、『詩…
***se・me・jan・te, [se.me.xán.te]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 ⸨名詞+⸩ ⸨ser+⸩ ⸨a... …に⸩ ⸨en... …の点で⸩ 似た,類似の.una situación semejante a la de hace una semana|1週間前と似た状況.…
アデン保護領 アデンほごりょう Aden Protectorate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア半島の南海岸に沿って存在した,イギリスの旧保護領。イギリスと保護条約下にあったアラブの独立した部族集団で構成されていた。 1967年南イ…
ルイ マシニョン Louis Massignon
- 20世紀西洋人名事典
- 1883.7.25 - 1962.10.31 フランスの宗教学者,イスラム学者。 元・コレージュ・ド・フランス教授,元・大赦委員会委員長。 セーヌ県ノジャン・シュル…
ヌーリ マリキ Nouri al- Maliki
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書政治家 元イラク首相,元アッダワ党代表国籍イラク生年月日1950年7月1日出生地ヒッラー近郊アブガラク本名マリキ,ヌーリ・カメル〈Maliki,N…
アラビア半島のアルカイダ
- 知恵蔵mini
- 2009年1月に設立された、イエメンを拠点とするイスラム教スンニ派の過激派組織。サウジアラビア政府、イエメン政府、欧米の権益に対してテロ行為を行…
シバーム Shibam
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イエメン中部,ハドラマウト地方の古い町。アデン湾の港町ムカッラーの北 150kmに位置する。アラビア半島最大のワディ (涸れ川) であるハドラマウト…
ハラフ文化 (ハラフぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- シリアのトルコ国境近くのハーブール川沿いにあるテル・ハラフTel Halafで,ドイツのオッペンハイムM.F.von Oppenheimが1911-13,29年に発掘した彩文…
フェダーイーヤーネ・イスラーム Fedā'īyān-e Islām
- 改訂新版 世界大百科事典
- 第2次世界大戦中,セイエド・モジタバー・ミールラウヒー(後にナバーベ・サファビーと呼ばれる)が中心となり,テヘランに組織されたイスラム・ファ…
ハールーン=アッラシード Hārūn al-Rashīd
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 763ごろ〜809アッバース朝の第5代カリフ(在位786〜809)内政を整備し,外交面では小アジアに侵入し,カール大帝(1世)とも使節を交換したとされ…
シャフリサブスれきしちく【シャフリサブス歴史地区】
- 世界遺産詳解
- 2000年に登録されたウズベキスタンの世界遺産(文化遺産)で、サマルカンドの南約60kmに位置する町。かつては、中央アジアの主要都市として栄え、テ…
ハタミ はたみ Mohammad Khatami (1943― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イランの政治家。1943年にイラン中部の都市ヤズド近郊アルダカンで生まれる。イスラム教シーア派の聖地コムなどの神学校で学んだのち、イスファハー…
アブド・アッラフマーン[1世] `Abd al-Rahmān Ⅰ 生没年:731-788
- 改訂新版 世界大百科事典
- 後ウマイヤ朝の創建者。在位756-788年。祖父はウマイヤ朝第10代カリフ,ヒシャーム。750年ウマイヤ朝の滅亡により北アフリカに逃れ,756年スペインに…
ハールーン・アッラシード Hārūn al-Rashīd
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]763.3. /766.2. レイ[没]809.3.24. マシュハドアッバース朝第5代のカリフ (在位 786~809) 。『千一夜物語』の主人公として知られる。父は第3代…
アフガン戦争 あふがんせんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドを支配するイギリスとアフガニスタンとの一連の戦争。19世紀に入ってアフガニスタンは、中央アジアからのロシアの南下とイギリスのインド防衛…
balilla
- 伊和中辞典 2版
- [名] 1 (男)[無変]〘史〙バリッラ少年団(ファシズム体制下の少年訓練組織). ▼1746年, 反オーストリア軍の民衆蜂起(ほうき)の口火を切ったジェー…
ホイサラ朝 ホイサラちょう Hoysaḷa
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 南インドのカルナータカ地方を 11~14世紀まで支配した王朝。都はドーラサムドラ。後期チャールキヤ朝のもとで南のチョーラ朝との戦いに活躍して次第…
コモこ【コモ湖】
- 世界の観光地名がわかる事典
- イタリア北部のロンバルディア地方、スイス国境近くにある、同国で3番目に大きい湖。南北約50kmの細長い氷河湖で、水深410mはヨーロッパの湖の中で最…
はふぃーずっらーあみーん【ハフィーズッラー・アミーン】
- 改訂新版 世界大百科事典
カーディー qāḍī[アラビア]
- 改訂新版 世界大百科事典
- イスラム法に基づき,民事・刑事の訴訟に判決を下す裁判官。孤児・精神遅滞者の財産,モスク・ワクフの管理,近親に男子のない女子の婚姻契約書作成…
マルワーン家 (マルワーンけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ウマイヤ朝のカリフ14人のうち11人を輩出した家系,一族(〈ウマイヤ朝〉の項の系図参照)。その名称の由来は,始祖のマルワーン・ブン・ハカムMarwā…
カール[大帝]【カール】
- 百科事典マイペディア
- フランク王国国王(在位768年―814年),西ローマ皇帝(在位800年―814年)。フランス名ではシャルルマーニュCharlemagne。父王ピピン3世の後を弟カー…
あぶだっらーびんなしーる【アブダッラー・ビン・ナシール】
- 改訂新版 世界大百科事典
ba・li・lla, [ba.lí.ʝa;ƀa.-∥-.ʎa]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 バリッラ(イタリアのファシスト政権下に組織された青年団)の構成員.2 〘話〙 (イタリアのフィアット社が1930年代に製造した)小型実用車.
シャリーフ・アッラジー al-Sharīf al-Razī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]969. バグダード[没]1015預言者の血統をひき,文学者にして伝承学者。本名はアブル・ハサン・ムハンマド・イブヌル・フサイン・アルムーサウィー…
ブハラ・ハン国 ブハラ・ハンこく Bukhara Khanate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 16世紀末~20世紀初め,中央アジアにあった封建国家。シャイバーニー朝のアブドゥッラー2世 (在位 1583~98) の死後,アストラハン家のバーキー・ム…
ハワーリジュ派 (ハワーリジュは)
- 改訂新版 世界大百科事典
- イスラムにおける最初の政治・宗教的党派。ハーリジー派Khārijī(単数形)ともいう。過激で非妥協的な行動により,第4代カリフのアリーとウマイヤ朝…
シラクサのドゥオーモ【シラクサのドゥオーモ】
- 世界の観光地名がわかる事典
- イタリア南部、シチリア島の遺跡の町シラクサ(シラクーザ、Siracusa)にある大聖堂(ドゥオーモ)。紀元前5世紀に建設されたアテナ神殿の柱を使って…