「H」の検索結果

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ペデリン ペデリン pederin

化学辞典 第2版
C25H45NO9(503.63).甲虫アオバアリガタハネカクシPaederus fuscipesが分泌する有毒成分.融点114 ℃.通常の有機溶媒,酸に可溶,水,ヘキサンに難溶…

セロトリオース セロトリオース cellotriose

化学辞典 第2版
C18H32O16(504.44).セルロースを酢酸で加酢酸分解してクロマトグラフィーで分離すると,分子重合度6までのオリゴ糖が得られるが,D-グルコース3分子…

ファゴミン ファゴミン fagomine

化学辞典 第2版
3R,4R-dihydroxy-2R-hydroxymethylpiperidine.C6H13NO3(147.17).ソバFagopyrum esculentumの種から単離されるアルカロイドで,強力なグルコシダー…

硫酸ジエチル リュウサンジエチル diethyl sulfate

化学辞典 第2版
(C2H5O)2SO2(154.18).エチルアルコールあるいはエチレンと濃硫酸とから得られる.無色の油状の液体.融点-25 ℃,沸点209 ℃,96 ℃(2 kPa).1.172.1…

ザルコマイシンA ザルコマイシンエー sarkomycin A

化学辞典 第2版
(R)-2-methylene-3-oxocyclopentanecarboxylic acid.C7H8O3(140.14).Streptomyces erythrocromogensが産生する油状で酸性の抗腫瘍性抗生物質.-32…

ピコリン酸 ピコリンサン picolinic acid

化学辞典 第2版
2-pyridinecarboxylic acid.C6H5NO2(123.11).α-ピコリンを過マンガン酸カリウムで酸化すると得られる.加熱すると脱炭酸してピリジンになる.白~…

ジョージ・デイビス スネル George Davis Snell

20世紀西洋人名事典
1903 - 米国の遺伝学者。 1930年ハーバード大学で学位を得、ダートマス、ブラウン、テキサス各大学で研究、’35年ジャクソン研究所員となる。近交系…

すいさんか‐バリウム(スイサンクヮ‥)【水酸化バリウム】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( バリウムは[英語] barium ) バリウムの水酸化物。化学式 Ba(OH)2 または Ba(OH)2・8H2O 無色、正方晶系結晶。潮解性で水に溶けやすい。…

カルノー石(データノート) かるのーせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルノー石英名carnotite化学式K2[(UO2)2|V2O8]・1~3H2O少量成分Na,Ca,Mg結晶系単斜硬度未測定。きわめて小さい比重4.91色鮮黄光沢一見土状光沢。実…

ディサポイントメント湖 でぃさぽいんとめんとこ Lake Disappointment

日本大百科全書(ニッポニカ)
オーストラリア、ウェスタン・オーストラリア州中央部、ギブソン砂漠の西端にある干上がった湖床。面積約2500平方キロメートル、主要部は東西約35キ…

コールハーゼ Kohlhase, Hans

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]1540.3.22. ベルリンドイツ,ブランデンブルク,ケルンの商人。 1532年ザクセンの郷士ギュンター・フォン・ツァシュウィッツと,2匹の馬が…

トルク torque

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ねじりモーメントともいう。固定軸のまわりに剛体を回転する力の効果を表わす量。その軸のまわりの力のモーメント,すなわち力 F の着力点からその軸…

ナイトロジェン・マスタード nitrogen mustard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
C5H11Cl2N 。無色の有毒な液体で沸点 87℃。第2次世界大戦前より毒ガスとして開発されたが,実戦には使用されなかった。付着すると治療困難なただれを…

ヘンリー henry

改訂新版 世界大百科事典
国際単位系における自己および相互インダクタンスの単位。記号H。電流が1秒間に1Aの割合で減少するとき,1Vの起電力を生ずる閉回路のインダクタンス…

アルカリマンガン乾電池 (アルカリマンガンかんでんち) alkaline manganese dioxide dry cell(battery)

改訂新版 世界大百科事典
単にアルカリ乾電池ともいう。マンガン乾電池の中性電解液の代りにアルカリ性の溶液を用いた乾電池。電解液には30~40%の水酸化カリウムKOH(または…

ハーバーマス Jürgen Habermas 生没年:1929-

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの哲学者,社会学者。いわゆるフランクフルト学派の中に育ち,《公共性の構造転換》(1962)によってハイデルベルク大学教授となり,まもなく…

カバニス Cabanis, Pierre Jean Georges

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1757.6.5. ルイル[没]1808.5.5. スランクールフランスの哲学者,医学者。観念学派の中心人物の一人。医学を専門とし,1795年パリ大学教授。大革…

ポリウォーター polywater

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1966年ソ連科学アカデミーの B.デリアギンは四量体 (H2O)4 と称する異常な水の存在を報告したが,アメリカのメリーランド大学の E.R.リピンコットは …

吉岡 実 ヨシオカ ミノル

20世紀日本人名事典
昭和期の詩人,装幀家 生年大正8(1919)年4月15日 没年平成2(1990)年5月31日 出生地東京都墨田区本所 学歴〔年〕本所高等小学校〔昭和9年〕卒 主な…

ポリ(ビニルアセタール) ポリビニルアセタール poly(vinyl acetal)

化学辞典 第2版
ポリ(ビニルアルコール)をアセタール化した重合体の総称.すなわち,酸を触媒として,ポリ(ビニルアルコール)のヒドロキシ基をアルデヒドと反応させ…

アニリン アニリン aniline

化学辞典 第2版
phenylamine,benzenamine.C6H7N(93.13).C6H5NH2.ニトロベンゼンの還元(鉄と塩酸,あるいはニッケルや銅を触媒とする接触還元など),またはクロロ…

磁子 ジシ magneton

化学辞典 第2版
量子論によると,電荷e,質量mの粒子が軌道角運動量をもつと,それに伴って磁気モーメントを生じる.その大きさは,方位量子数lとℏ = h/2π (hはプラ…

2,2′-ビピリジン ビピリジン 2,2′-bipyridine

化学辞典 第2版
2,2′-bipyridyl.C10H8N2(156.19).2,2′-ジピリジルともいう.ピコリン酸カルシウムを乾留するか,特殊なラネーニッケル触媒の存在下にピリジンを環…

武田石 たけだせき takedaite

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルシウムの正ホウ酸塩の新鉱物。1995年(平成7)岡山県高梁(たかはし)市布賀(ふか)から草地功(くさちいさお)(1942― )らによって記載された。類…

スルホン化 するほんか sulfonation

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機化合物の水素原子をスルホ基-SO3Hに置換する反応。芳香族炭化水素またはその誘導体に、硫酸または発煙硫酸(濃硫酸に多量の三酸化硫黄(いおう)を…

亜塩素酸塩 あえんそさんえん chlorite

日本大百科全書(ニッポニカ)
亜塩素酸HClO2の水素が金属に置換されて生ずる塩。一般式MIClO2で表される。二酸化塩素を水酸化アルカリと反応させると、塩素酸塩とともに亜塩素酸塩…

鉛筆 えんぴつ pencil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
筆記用具の1種。黒鉛と粘土の粉末を混ぜ合わせ高温で焼固めた芯を,木などでできた軸にはめたもの。古くから鉛を用いた筆記用具があり,14世紀のイタ…

多項式環 たこうしきかん

日本大百科全書(ニッポニカ)
実数を係数とするxの多項式の考えを一般化して、可換体kと文字xに対して  a0xn+a1xn-1+……+anという形の式をk上xの多項式という。k上xの多項式全体…

炭化物 たんかぶつ carbide

日本大百科全書(ニッポニカ)
陽性元素と炭素との化合物の総称。カーバイドともいう。一般に陽性の強い元素では塩型炭化物、陽性が弱い元素では、原子半径が小さいとき共有性炭化…

塩化鉄 エンカテツ iron chloride

化学辞典 第2版
【Ⅰ】塩化鉄(Ⅱ):FeCl2(126.75).二塩化鉄ともいう.白~淡緑色のりん片状晶.潮解性があり,乾いた塩化水素中で鉄を赤熱すると得られる.密度2.99 g…

塩化硫黄 エンカイオウ sulfur chloride

化学辞典 第2版
【Ⅰ】二塩化二硫黄(disulfur dichloride):S2Cl2(135.04).普通,塩化硫黄という場合は,S2Cl2をさすことがある.溶融硫黄に塩素を反応させると得ら…

ヒ酸ナトリウム ヒサンナトリウム sodium arsenate

化学辞典 第2版
中性塩Na3AsO4のほかに,酸性塩Na2HAsO4,NaH2AsO4があり,縮合型塩も知られている.【Ⅰ】Na3AsO4(207.89).As2O3をNaOH水溶液に溶かし,計算量のNaN…

アニリン(aniline/〈ドイツ〉Anilin)

デジタル大辞泉
特異な臭気をもつ無色油状の液体。空気や光に触れると褐色になる。有毒。インジゴの乾留生成物から発見された。ニトロベンゼンを錫すずまたは鉄と塩…

清水哲男【しみずてつお】

百科事典マイペディア
詩人。東京都生れ。京大文学部卒。詩人清水昶は弟。編集者生活を経て,ラジオのディスクジョッキーなどを務める。大学在学中に大野新らと《ノッポと…

電子論【でんしろん】

百科事典マイペディア
19世紀末からおもにH.A.ローレンツにより展開された古典的理論。電子の本性を論じ,また物質が電子と正の荷電粒子からなることからその電磁気・熱・…

イロコイ諸族【イロコイしょぞく】

百科事典マイペディア
主としてペンシルベニア,エリー湖,オンタリオ湖付近に分布したアメリカ・インディアン。半定住的でトウモロコシ栽培を行った。トーテムをもつ母系…

硫酸

栄養・生化学辞典
 H2SO4 (mw98.08).無機強酸の一つ.濃硫酸は酸化作用と脱水作用があり,吸湿剤としても使われる.酸化作用を利用したものに,ケルダール法による試…

レチナール

栄養・生化学辞典
 C20H28O (mw284.44).  上は9-cis-レチナール,下はall-trans-レチナール.ビタミンAアルデヒド,レチネン,アクセロフタールともいう.レチノー…

ベルデ‐ていすう【ベルデ定数】

デジタル大辞泉
ファラデー効果において、光の通過距離L、磁界の強さHとすると、偏光面の回転角θは、θ=γLHと表される。このときの比例定数γをベルデ定数という。反…

ケンブリッジ・プラトン学派【ケンブリッジプラトンがくは】

百科事典マイペディア
17世紀英国のケンブリッジ大学に集ったプラトン主義思想家の称。英語でCambridge Platonists。B.ウィッチコート,R.カドワース,H.モア,J.スミスら…

二硫酸 にりゅうさん pyrosulfuric acid; disulfuric acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 H2S2O7 。ピロ硫酸ともいう。無色あるいは淡黄色の吸湿性の強い結晶。空気中で激しく発煙する。比重 1.98,融点 35℃。激しい音をたてて水に溶…

プロピオン酸 プロピオンさん propionic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C2H5COOH 。脂肪族カルボン酸の一つ。刺激臭を有する無色の液体で,沸点 141.1℃。 n -プロパノールの酸化によって得られる。水に可溶。エステ…

プロホロフ Prokhorov, Aleksandr Mikhailovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1916.7.11. オーストラリア,アサートン[没]2002.1.8. モスクワロシアの物理学者。レーベデフ物理学研究所に入り (1946) ,1952年 N.G.バーソフ…

リコピン lycopene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C40H50 。成熟したトマトなどに存在する一種のカロテノイド色素。普通 1kgの新鮮な成熟トマトから 0.02gの収量で得られる。深赤色針状晶。エ…

チョッピング・トゥール chopping tool

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
礫の一部を打欠いてつくった両刃の石器。前期旧石器時代に特徴的である。 H.L.ムビアスは,これを片刃のチョッパーとともに東南アジアにおける石器製…

ステップバイステップ方式 ステップバイステップほうしき step by step process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
S×S 方式。自動式電話交換機の一方式で,A 型とH 型がある。発呼者のダイヤルによって順次接続階梯を伸ばし,希望する相手に接続することから,この…

異極鉱 いきょくこう hemimorphite; calamine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Zn4(OH)2Si2O7・H2O 。斜方異極結晶。白い板状または柱状の結晶をなす。集合して束状,ぶどう状で晶洞中に産する。亜鉛の鉱石鉱物。閃亜鉛鉱の分解生…

指導と信従 しどうとしんじゅう Führung und Geleit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ドイツの作家 H.カロッサの回想記。 1933年刊。幼年時代から第1次世界大戦にいたるさまざまの出来事,ドイツ文学の豊かな読書体験,幾多の詩人との出…

トリン thorin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式は C16H13AsN2O10S2 。トリウムの分析試薬。トロンとも呼ばれる。また商品名はナフタルソンという。1- ( o- アルソノフェニルアゾ) -2-ナフト…

フート Hut, Hans

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1490頃.フランケン[没]1527ドイツの再洗礼派の信者。故郷で教会堂番人,製本業などに従事していたが,T.ミュンツァーの影響を受け,アウクスブル…