クロモン chromone
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベンゼン環とγ-ピロン環が縮合した構造をもつ化合物。4H-1-ベンゾピラン-4-オン,ベンゾ-γ-ピロン,あるいは単にベンゾピロンともいう。融点59℃(昇…
ろくぶんぎ(六分儀)座 (ろくぶんぎざ) Sextans
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略号はSex。しし座の南に位置する春の星座。ドイツ人J.ヘベリウスによって創設された。1679年9月ダンチヒ(現,グダンスク)の大火で焼失したヘベリ…
連続梁 れんぞくばり continuous beam
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1本の梁に数多くの支点 (3個以上) があって,力とモーメントの釣合い式のみでは部材応力を算定できない不静定梁のこと。連続梁の途中で曲げモーメン…
ニコライ ピリューギン Nikolai Alekseevich Pilyugin
- 20世紀西洋人名事典
- 1908.5.18 - 1982 ソ連のオートメーション化・リモンコン専門学者,宇宙ロケット設計者。 元・ソ連科学アカデミー会員,元・モスクワラジオ工学・エ…
身分から契約へ みぶんからけいやくへ from status to contract
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- H.メーンが著書『古代法』で述べた言葉。しばしば私法上の原理を示すものとして引用されるが,メーンの意図は社会進化の方向の定式化である。すなわ…
ひかるミュージアム 【光ミュージアム】
- 日本の美術館・博物館INDEX
- 岐阜県高山市にある総合博物館。平成11年(1999)創立。宗教団体崇教真光(すうきょうまひかり)が開設・運営。国宝太刀 銘康次(やすつぐ)をはじめとする…
クロラール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Chloral )[ 異表記 ] クロラル アセトアルデヒドの誘導体の一つ。化学式 CCl3CHO 刺激臭のある無色の液体。エチルアルコー…
クレアチン クレアチン creatine
- 化学辞典 第2版
- N-(aminoiminomethyl)-N-methylglycine.C4H9N3O2(131.13).脊椎動物の筋肉中に存在し,筋肉活動の際,クレアチンリン酸とともに重要な役割を果たす…
酵素電極 コウソデンキョク enzyme electrode
- 化学辞典 第2版
- 酵素反応を電気信号に変換するように設計された電極.グルコースセンサーのようなバイオセンサーの感応部に組み込まれている.たとえば,白金黒の表…
アスパルテーム アスパルテーム aspartame
- 化学辞典 第2版
- N-L-α-aspartyl-L-phenylalanine 1-methyl ester.C14H18N2O5(294.31).L-アスパラギン酸とL-フェニルアラニンとのジペプチド.無色,無臭の結晶.融…
ジエチレングリコール ジエチレングリコール diethylene glycol
- 化学辞典 第2版
- 2,2′-oxydiethanol,bis(2-hydroxyethyl)ether.C4H10O3(106.12).HO(CH2)2O(CH2)2OH.エチレンオキシドとエチレングリコールとを加熱すると得られる…
グアイアコール グアイアコール guaiacol
- 化学辞典 第2版
- 2-methoxyphenol.C7H8O2(124.14).カテコールのモノメチルエーテル.グアイアク樹脂または木材タールの乾留によって得られるが,アニソールの酸化な…
コンパクチン コンパクチン compactin
- 化学辞典 第2版
- C23H34O5(390.52).Panicillium citrinumの培養液中よりコレステロール生合成阻害剤として発見された化合物.融点152 ℃.+283°(アセトン).コレステ…
ニコチンアミドモノヌクレオチド ニコチンアミドモノヌクレオチド nicotinamide mononucleotide
- 化学辞典 第2版
- nicotinamide ribonucleotide.C11H15N2O8P(334.24).略称NMN.NADの加水分解によって得られるが,化学的にも合成できる.無色の吸湿性粉末.水に易…
フルクトース6-リン酸 フルクトースリンサン fructose 6-phosphate
- 化学辞典 第2版
- C6H13O9P(260.14).ノイベルグエステルともいう.動物体内でグルコース6-リン酸と平衡混合物として存在する.グルコース6-リン酸からホスホヘキソー…
ラムニトール ラムニトール rhamnitol
- 化学辞典 第2版
- 1-deoxymannitol.C6H14O5(166.17).ラムニットともいう.ラムノースの還元により得られる糖アルコール.L-およびD-ラムニトールがそれぞれラムノー…
シッカニン シッカニン siccanin
- 化学辞典 第2版
- C22H30O3(342.47).病原真菌Helminthosporium siccans BH-34株の培養液から分離された抗真菌抗生物質.白色~淡黄色の結晶.融点138~142 ℃.-136°(…
リン酸トリメチル リンサントリメチル trimethyl phosphate
- 化学辞典 第2版
- C3H9O4P(140.08).(CH3O)3P=O.メタノールと塩化ホスホリルから合成する.無色で,弱い甘味を帯びたエステル臭をもつ液体.沸点197.2 ℃,85 ℃(3.2 kP…
2,4,6-トリクロロフェノール トリクロロフェノール 2,4,6-trichlorophenol
- 化学辞典 第2版
- C6H3Cl3O(197.46).加熱しながら,フェノールに乾燥塩素ガスを吹き込み,生成物を分留すると得られる.針状晶.融点69.5 ℃,沸点246 ℃.1.4901.pKa …
フェナジン フェナジン phenazine
- 化学辞典 第2版
- dibenzopyrazine.C12H8N2(180.21).o-フェニレンジアミンとカテコールとを封管中で加熱するか,アニリン蒸気を赤熱管に通してつくる.黄赤色の針状…
2,6-ルチジン ルチジン 2,6-lutidine
- 化学辞典 第2版
- 2,6-dimethylpyridine.C7H9N(107.15).2,6-ジメチルピリジンともいう.骨油中に存在する.アセト酢酸エチルまたはアセトンとホルムアルデヒドおよび…
ファルネソール ファルネソール farnesol
- 化学辞典 第2版
- 3,7,11-trimethyl-2,6,10-dodecatriene-1-ol.C15H26O(222.37).鎖状セスキテルペンアルコール.シトロネラ油,レモングラス油,シクラメン油,ばら…
鳥インフルエンザ【とりインフルエンザ】
- 百科事典マイペディア
- A型インフルエンザウイルスの感染によって起こる鳥類の病気で,ニワトリなどの家禽に多く見られる。このうち感染した鳥類が死亡するなど全身症状の…
アゾ化合物 アゾカゴウブツ azo compound
- 化学辞典 第2版
- アゾ基-N=N-が炭素原子と結合している有機化合物RN=NR′(R,R′は炭化水素基)をいう.重要なアゾ化合物はアゾ基に2個の芳香族原子団が結合したもので,…
機関車 (きかんしゃ) locomotive
- 改訂新版 世界大百科事典
- 原動機を搭載して自走できる鉄道車両で,自らは旅客や貨物は積まず,客車や貨車など自分では走行できない車両を連結してけん引するものをいう。搭載…
分子
- 知恵蔵
- 特定の物理化学的性質を示す原子、またはその結合体の最小単位のこと。1個の原子でも化学的に不活性で独立の粒子として振る舞う希ガス原子は分子であ…
オールディントン Richard Aldington 生没年:1892-1962
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの詩人,小説家。ハンプシャー生れ。ロンドン大学中退。15歳のころから詩を書きはじめ,1913年雑誌《エゴイスト》の編集者となり,同年アメ…
オルガナイザー organizer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 形成体または編成原ともいう。動物の胚発生において,隣接する胚域に働きかけ,特定の構造を誘導する働きをもつ胚域をいう。 H.シュペーマンおよび H…
チオ尿素 ちおにょうそ thiourea
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- チオ炭酸のジアミド、あるいは尿素の酸素を硫黄(いおう)で置換した(チオは硫黄を示す接頭語で、チオ尿素の名はこのことに由来する)とみなすことが…
ボラゾール borazole
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式B3N3H6。三塩化ホウ素と塩化アンモニウムとを反応させてトリクロロボラゾールB3N3H3Cl3をつくり,これをテトラヒドロホウ酸リチウムLiBH4で還…
ホルンボステル Erich von Hornbostel 生没年:1877-1935
- 改訂新版 世界大百科事典
- オーストリアの音楽学者。ウィーンの音楽的家庭に育ち,1900年にウィーン大学より化学で博士号を得る。翌年ベルリン大学に移り,C.シュトゥンプの下…
ウィスリツェーヌス ウィスリツェーヌス Wislicenus, Johannes
- 化学辞典 第2版
- ドイツの有機化学者.ルター派の牧師だった父親が自由思想の嫌疑で逮捕されそうになったので,1853~1856年一家で一時アメリカに避難した.帰国後,…
フィッシャー-トロプシュ合成 フィッシャートロプシュゴウセイ Fischer-Tropsch synthesis
- 化学辞典 第2版
- 略称F-T合成.ドイツのF. FischerとH. Tropschが発明した一酸化炭素と水素との反応による炭化水素の合成法.コバルト,ルテニウム,鉄などを主体とす…
固体核磁気共鳴法 コタイカクジキキョウメイホウ solid state nuclear magnetic resonance
- 化学辞典 第2版
- 固体NMR法ともいう.近年,高磁場(920 MHz)が開発され,溶液に溶けない無機材料物質,金属酸化物,ゼオライト,粘土物質,従来の難溶性有機化合物,…
規定度 きていど normality
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 溶液の濃度を表す単位を規定といい、記号Nを用いる。規定度は溶液1立方デシメートル(以前はリットル)中に何グラム当量の溶質を含むかで定義される…
バリウム barium
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 性質・用途 製法周期表の第ⅡA族に属するアルカリ土類金属元素の一つ。単体の形では産出しないが,地殻中にカルシウム鉱物に伴って広く分…
ブタン
- 百科事典マイペディア
- 炭素数4のメタン系炭化水素C4H1(/0)。n‐ブタンとイソブタンの2異性体がある。n‐ブタンCH3(CH2)2CH3は無色の気体,融点−138℃,沸点−0.5℃。石油の…
ムスカリン
- 百科事典マイペディア
- アセタケ,ベニテングタケなどの毒キノコに含まれるアルカロイド。分子式C9H2(/0)O2N。すべての副交感神経末梢を特異的に興奮させる薬理作用がある。…
ローソナイト lawsonite
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローソン石ともいう。化学組成はCaAl2Si2O7(OH)2・H2Oで,斜方晶系に属する造岩鉱物の一つ。短柱状,ときに(001)に平行な板状または塊状結晶で,…
ガイガー=ヌッタルの法則 ガイガー=ヌッタルのほうそく Geiger-Nuttall's law
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 放射性崩壊系列に属する核種がα崩壊するとき崩壊定数λとα粒子が空気中で止るまでに走る距離 (飛程) R との間に関係式 log λ=A+B log R ( A ,B …
帰郷 ききょう The Homecoming
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの戯曲。2幕。 H.ピンター作。 1965年6月3日,オールドウィッチ劇場でロイヤル・シェークスピア劇団が初演。アメリカで哲学の教授として成功…
コンウェー Conway, Thomas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1735.2.7.[没]1800頃アイルランド生れのフランスの軍人。 1749年フランス陸軍に入り,77年アメリカに渡って,独立軍の陸軍准将,検閲総監となる…
ホモ・ファーベル homo faber
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「作る人」の意のラテン語で「工作人」と訳される。フランスの哲学者 H.ベルグソンの言葉。 B.フランクリンがすでに,人間は道具をつくる動物と規定…
ポリチオン酸 ポリチオンさん polythionic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 多チオン酸ともいう。一般式 H2SnO6 (n≧3) で表わされる化合物をいう。硫黄原子の数が3,4,5,6であるとき,それぞれ三チオン酸,四チオン酸,五チ…
ベンズアルデヒド benzaldehyde
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 芳香族アルデヒドの一種。化学式 C6H5CHO 。沸点 179℃,無色液体。アンズやモモの種子の仁にシアン配糖体として存在するアミグダリンの構成成分。工…
ターナー症候群 ターナーしょうこうぐん Turner's syndrome
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 性染色体の欠損が原因で,卵巣の発育障害およびそれによる機能障害を起す症候群をいう。内外性器は女性型で,卵巣は線維化して第2次性徴は発現しない…
虎ノ門ヒルズ駅
- 知恵蔵mini
- 東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線の霞ヶ関駅と神谷町駅の間にある駅。駅ナンバリングは「H06」。超高層複合ビルの虎ノ門ヒルズにほど近い東京都港区虎ノ…
γカルボキシグルタミン酸
- 栄養・生化学辞典
- C6H9NO6 (mw191.14). タンパク質中のグルタミン酸の4位の炭素がカルボキシル化された化合物で,血液凝固系のタンパク質のいくつかなどの特定の…
木下常太郎 (きのした-つねたろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1907-1986 昭和時代の評論家。明治40年11月16日生まれ。昭和初期から「三田文学」「詩と詩論」などにおおくの詩論や海外情報を発表。戦後は「詩学…
ロッカ石(データノート) ろっかせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロッカ石英名lokkaite-(Y)化学式CaY4[CO3]7・9H2O少量成分Nd,Gd,Dy,SM,Er,Eu,Tb,Ho,Yb,Pr,La,Tm,Ce,Lu結晶系斜方硬度非常に低く、単独の結晶が得られ…