おお‐ぬし(おほ‥)【大主】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おお」は接頭語。「ぬし」は相手を尊敬していう語 ) あなた様。ご主人さま。[初出の実例]「いにしへに君の三代経て仕へけり吾が大主(…
おお‐ばち(おほ‥)【大蜂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昆虫「すずめばち(雀蜂)」の異名。〔本草和名(918頃)〕[初出の実例]「・蛇、および蝮・蝎(ガチ)(〈注〉オオハチ)の気毒、烟火のも…
おお‐ばん(おほ‥)【大鷭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 クイナ科の水鳥。全長四〇センチメートル内外。全身黒色で、ひたいに白い板状の隆起があり、あしの指には葉状の水かきをもつ。ヨーロッパ…
おお‐びょうし(おほビャウシ)【大拍子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 物事がきわめて快調に進んで行くさま。[初出の実例]「大拍子(オホビャウシ)なる家業の、材木屋なれ共」(出典:浮世草子・日本…
おお‐びら(おほ‥)【大びら】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「おおぴら」とも。「大開き」の意から ) むきだしで、人目をはばからないでするさま。遠慮のないさま。おおっぴら。おお…
おおぶく‐ちゃ(おほぶく‥)【大福茶・大服茶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 元旦に若水で点(た)てた茶。茶に、梅干、山椒、昆布、黒豆などを入れて飲むもので、一年中の悪気を払い、縁起を祝う。村上天皇が疫病に悩…
おお‐ぶくちゅう(おほ‥)【大腹中】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 度量が大きく、小事にこだわらないこと。太腹(ふとっぱら)。だいふくちゅう。[初出の実例]「茶で祝へ大ぶくちうな君が春〈是計…
おお‐ぶと(おほ‥)【大太】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おぶと(緒太)」の変化した語 )① =おぶと(緒太)①[初出の実例]「大ぶとのこんがうがたんとござった」(出典:虎明本狂言・茫々頭(…
おお‐ぶり(おほ‥)【大振】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 普通より大きめであるさま。⇔小振り。[初出の実例]「せいは大体より大ぶりに候」(出典:御触書寛保集成‐四八・天和二…
おお‐まく(おほ‥)【大幕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな幕。② 野外に仮屋、特に陣営を作ったり、船の舷側を覆ったりするのに使う幕。外幕(とまく)。[初出の実例]「介が臥たる所には、布…
おおみ(おほみ)【大忌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 祭会のとき、神事をとり行なう人が真忌みに先だって、あらかじめしておく物忌みのこと。おおいみ。荒忌み。⇔小忌(おみ)。② 祭会神事に奉…
おお‐むね(おほ‥)【大棟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 大棟〘 名詞 〙 屋根の頂部の水平な棟(むね)。両端は鬼瓦などで止め、ここから屋根の流れにそって隅棟(すみむね)や降棟(くだりむね)がおりる。[初出…
おお‐もじ(おほ‥)【大文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 普通よりも大きな文字。おおもんじ。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 大きく字を書いた凧(たこ)。字凧(じだこ)。[初出の実例]「今は廿五日に大…
おお‐もて(おほ‥)【大持】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 非常によくもてはやされること。大いに歓待されること。また、異性に非常に人気があること。[初出の実例]「うまくさへいけば、眼七大(オ…
おお‐ももだち(おほ‥)【大股立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 袴(はかま)の股立を大きくあげること。⇔小股立(こももだち)
おお‐もり(おほ‥)【大盛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 食べ物などを、入れものにたくさん盛りあげて入れること。蕎麦、うどん、めしなどの量が普通より多いこと。また、そのもの。[初出の実例]…
おお‐よこめ(おほ‥)【大横目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =おおめつけ(大目付)[初出の実例]「家老の何がし大横目の三人内証有しは」(出典:浮世草子・新可笑記(1688)一)② =おおしょうや(…
北野 大 (きたの まさる)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1942年5月29日昭和時代;平成時代のコメンテーター
大山寺
- 事典・日本の観光資源
- (神奈川県伊勢原市)「かながわの建築物100選」指定の観光名所。
大饗 たいきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代に行われた饗宴儀礼で、大規模な宴会をいう。大饗には、その主催者によって、二宮(にぐう)(東宮と中宮)大饗と大臣大饗とがあった。前者は皇族…
大悪党 だいあくとう Historia del gran tacaño
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スペインの作家ケベードの長編小説。正式の題名を『放浪児の手本、大悪党の鏡、ドン・パブロスとよばれる騙(かた)りの生涯』というピカレスク(悪漢…
大学寮 だいがくりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 令(りょう)制官司の一つ。式部省(しきぶしょう)の被管(ひかん)。中央における官吏養成機関。起源は天智(てんじ)朝にさかのぼるが、制度・機構の整備…
大気候 だいきこう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →気候
大恐慌 だいきょうこう the Great Depression
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1929年に始まる過剰生産恐慌。単に工業恐慌のみならず、農業恐慌、金融恐慌、資本主義の根幹に触れる通貨恐慌、本位貨恐慌に及び、しかも世界各国(…
大恐怖 だいきょうふ Grande Peur フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス革命の初期、1789年の7月からフランス全国の農村に巻き起こった社会不安をさす。革命前の旧制度の末期における経済危機、すなわち近代的分解…
大神宮 だいじんぐう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 伊勢(いせ)神宮の宮号(きゅうごう)の一つ。『延喜式(えんぎしき)』に「大神宮三座」と記されるのは皇大神宮をさし、二所(にしょ)大神宮とあるのは豊…
大日経 だいにちきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教経典。『大毘盧遮那(だいびるしゃな)成仏神変加持経(じょうぶっしんぺんかじきょう)』の略称。漢訳およびチベット訳だけが現存し、サンスクリッ…
大躍進 だいやくしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「毛沢東(もうたくとう)思想」に基づく中国の急進的な社会主義建設の試み。1958年後半の中国が社会主義建設の総路線、大躍進、人民公社という国内建…
大恐怖 (だいきょうふ) Grande Peur
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランス革命初期の1789年夏にフランスの農村で広範に生じた騒乱状態をいう。この年の3月末から8月にかけて各地で農民蜂起が発生しており,それらの…
大進化 (だいしんか) macroevolution
- 改訂新版 世界大百科事典
- 規模の大きな進化。小進化に対立する概念。この規模の大小に関しては研究者によって意見が異なる。また,この概念を現象記載的なものとみるか,過程…
大発生 (だいはっせい) outbreak
- 改訂新版 世界大百科事典
- ある生物とくに動物が通常に比べ急に大幅な個体数の増加を引き起こす現象を指す。異常発生とも呼ばれる。大発生には大きく分けて二つの型があり,一…
大番屋 おおばんや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸時代、町人の自警組織である自身番のもつ番屋のうち大形のもの。廻(まわ)り方同心が犯罪をキャッチした場合、まず自身番屋で事情を聞き、判断次…
大物忌 おおものいみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- もと伊勢(いせ)神宮に仕えた祀職(ししょく)の職名。物忌は、皇大神宮には大物忌、宮守(みやもり)、地祭(とこまつり)、酒作(さかとく)、清酒作(きよさ…
ピピン(大) ぴぴん Pippin der Ältere (?―639)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランク王国アウストラシアの宮宰。アルデンヌ北方に所領をもった豪族の家門の出。クロタール1世死(561)後のフランク王国の内乱に際し、メッツの…
大淀川 おおよどがわ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 宮崎県最大の川。一級河川。都城盆地(みやこのじょう)南部の標高500メートル前後の南那珂(みなみなか)山地に源を発し、盆地を北流したのち、東流して…
だい‐シルチス【大シルチス】
- デジタル大辞泉
- 火星表面にある暗褐色の領域。赤道付近、南北約1500キロメートル、東西約1000キロメートルの範囲にわたり、逆三角形のインド半島のように見える。マ…
だいとたんちょう〔ダイとタンテウ〕【大ト短調】
- デジタル大辞泉
- モーツァルトの交響曲第40番ト短調の通称。1788年作曲。モーツァルトが残した2曲の短調の交響曲のうちの1曲。もう一方の第25番は「小ト短調」とよば…
しず‐だい〔しづ‐〕【静大】
- デジタル大辞泉
- 「静岡大学」の略称。
しゅう‐だい〔シウ‐〕【秋大】
- デジタル大辞泉
- 秋田大学の俗称。
だいこう‐だい【大工大】
- デジタル大辞泉
- 大阪工業大学の俗称。
りゅう‐だい【竜大】
- デジタル大辞泉
- 「竜谷大学」の略称。
だい‐きぎょう〔‐キゲフ〕【大企業】
- デジタル大辞泉
- 多額の資本金を有し、多数の従業員を雇用する大規模な企業。[補説]明確な基準はなく、例えば、日銀短観では資本金10億円以上、厚生労働省の賃金構造…
だいもくろく【大目録】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ギリシャ〉Pinakes》紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスが編纂したアレクサンドリア文庫のギリシャ語文献の目録。全120巻…
おお‐そうどう〔おほサウドウ〕【大騒動】
- デジタル大辞泉
- 多くの人がひどく騒ぎたてること。また、たいへんな事件やもめごと。
だい‐かさい〔‐クワサイ〕【大火災】
- デジタル大辞泉
- 大きな火災。広範囲にわたる火事。大火たいか。大火事。[類語]火事・火災・火難・出火・失火・炎上・小火ぼや・自火・近火・急火・怪火・不審火び・…
だい‐ぎんじょう〔‐ギンヂヤウ〕【大吟醸】
- デジタル大辞泉
- 清酒の一。吟醸酒のうち、50パーセント以下に精米した白米を原料としたもの。大吟醸酒。[類語]酒・酒類さけるい・酒類しゅるい・般若湯・アルコール…
しゅ‐だい【腫大】
- デジタル大辞泉
- ⇒腫脹
大闡 (だいせん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒大法大闡(だいほう-だいせん)
大憲章【だいけんしょう】
- 百科事典マイペディア
- →マグナ・カルタ
大坂城【おおさかじょう】
- 百科事典マイペディア
- 豊臣秀吉が築いた城。大阪市中央区にあった。金(錦)城(きんじょう)とも。1583年秀吉は石山本願寺(大坂御坊)跡に諸大名に命じ数万の人夫を徴発,…