喜山宗忻 (きさん-そうきん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1556 戦国時代の僧。曹洞(そうとう)宗。伊予(いよ)(愛媛県)安楽寺の華屋英曇(かおく-えいどん)にまなび,印可をうける。享禄(きょうろく)年間(152…
暁山忠兵衛 (ぎょうざん-ちゅうべえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の陶工。京都の粟田(あわた)焼の窯元。屋号は一文字屋。暁山は山号。正徳(しょうとく)年間(1711-16)今道町(東山区)で開窯。明治10…
湖出金四郎(初代) (こいで-きんしろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1720 江戸時代前期-中期の長唄唄方。杵屋(きねや)宇右衛門の門人といわれるが不明。「十三鐘」「鳥辺山」などの芝居唄を作曲した。元禄(げんろく…
酒井巨山 (さかい-きょざん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の蒔絵(まきえ)師。破笠(はりつ)(笠翁)細工の作者。小川破笠門下の望月半山(2代破笠)の門人。のち3代破笠と称した。江戸で竹皮店…
陶形芳 (すえ-かたよし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の狂歌師。武蔵(むさし)川越(埼玉県)の陶器製造業者。福廼屋内成(ふくのや-うちなり)に狂歌をまなび,のち七宝連の判者となった。…
あがり‐ばな【上花】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( もと、遊里、料理屋などの用語 ) 入れたての煎茶(せんちゃ)。また、一般に、茶をいう。でばな。あがり。[初出の実例]「上(アガ)り花(バ…
あな‐み【穴見】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 欠点を見つけようとすること。あらさがし。あなさがし。[初出の実例]「文屋の主の其様、言はばよき衣著たる商人と、人の穴見の目水晶」(…
かわらさき‐ごんのすけ【河原崎権之助】
- 精選版 日本国語大辞典
- 歌舞伎俳優。江戸河原崎座の座元。屋号、山崎屋。筑前国(福岡県)の人。能狂言を取り入れた能芝居を長崎、京都で、のち、歌舞伎を江戸で興行。作劇…
なかたこうせいきねんかん 【仲田光成記念館】
- 日本の美術館・博物館INDEX
- 兵庫県豊岡市にある記念館。地元出身の書道家仲田光成の作品を展示する。文化交流施設 住吉屋歴史資料館内にある。 URL:http://www3.city.toyooka.l…
にばん‐ぶね【二番船】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =にばんじたて(二番仕立)[初出の実例]「同十月廿九日二番船両所にて七艘出帆」(出典:四井屋久兵衛覚之事‐文化三年(1806))② 新酒番…
ざいや‐とう(‥タウ)【在野党】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 政府側の政党である与党に対し、政権を担当していない政党。政府側に属さない政党。野党。[初出の実例]「内閣党と在野党(ザイヤタウ)との…
さと‐うま【里馬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 田舎の馬。在郷馬(ざいごううま)。[初出の実例]「神田須田町の八百屋もの、毎日の大根・里馬に付つづきて数万駄見えけるは」(出典:浮世…
たれ‐ぬの【垂布】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 たれ下がった布。特に、中古頃から室内をしきる時などにたれた布。とばり。[初出の実例]「宿直壺屋に呼び入れ給へば、喜を成して、垂布を…
そ‐して
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 接続詞 〙 =そうして(然━)[初出の実例]「あさ屋へ寄って一杯して、ぐはらぐはら一分をまきちらし、そして往(い)んだら寝よからふ」(出典:浄瑠…
きじ‐し(きヂ‥)【木地師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 木地のままの器類を作ることを職業とする人。また、その頭分(かしらぶん)。木地屋。[初出の実例]「遠州山にありたる木地師織右衛門、信州…
し‐ほん【紙本】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紙地に書いた書や画や文書(もんじょ)。また、その紙地。⇔絹本(けんぽん)。[初出の実例]「画家は側に拡げた紙本(シホン)に」(出典:茶話(…
ふか‐ばまり【深填】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ふかはまり」とも ) 夢中になって、その状態から抜けられなくなること。ふけりおぼれること。耽溺。[初出の実例]「実誠粋が身をくふ…
ま‐しらふ【真白斑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鷹などの羽毛に、白いまだらな紋がついていること。また、そのもの。[初出の実例]「枕づく 妻屋のうちに 鳥座(とぐら)結ひ 据ゑてそ我が…
てがた‐うらがきにん【手形裏書人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形の裏書きをした人。裏書きによって、手形上の権利を被裏書人に譲渡する。[初出の実例]「手形裏書人の下に『要事あらば米屋甲一へ御問…
てつ【轍】 を 踏((ふ))む
- 精選版 日本国語大辞典
- 先人のしたことをくり返す。また、前の人がおちいった失敗をくり返す。二の舞いを演ずる。前車の轍を踏む。[初出の実例]「諸君は此轍を踏んで砂糖屋…
といや【問屋】 長者((ちょうじゃ))に似((に))る
- 精選版 日本国語大辞典
- 問屋は表向き富裕にみえるが、内証は苦しく、いつつぶれるかわからないの意。[初出の実例]「家に費(つゐへ)をかまはず、なげやりにする事なれば、惣…
とおつ【遠つ】 祖((おや))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 先祖。祖先。えんそ。とおつかむおや。[初出の実例]「中臣(なかとみ)の連(むらし)の遠祖(トヲツヲヤ)天児屋(あまこやねの)命」(出典:日本書紀(72…
たく‐やく【&JISEBAB;籥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「橐」は外側の箱、「籥」は内側にある管 ) 鍛冶屋が火をおこすのに用いる鞴(ふいごう)。[初出の実例]「聊以二管見一伏添二橐籥一」(出…
よ‐えん【余煙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 煙・靄(もや)のはし。火の粉を含んで吹き流される煙の末。また、消え残りの煙・靄。[初出の実例]「火災の余煙に、民屋多く亡びしかば」(…
むらかみちゃ【村上茶】
- 飲み物がわかる辞典
- 新潟県村上地方に産する緑茶。国内北限の茶どころとして知られ、寒冷な気候により渋みが少なく甘みのある茶になるという。◇1620(元和6)年、徳光屋…
必殺仕切人
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のテレビドラマ。放映はテレビ朝日系列(1984年8月~12月)。全18回。脚本:吉田剛、保利吉紀、中原朗ほか。同局の人気時代劇「必殺」シリーズの…
れんり‐びき【連理引】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌舞伎で、幽霊・怨霊などが手をのばして人間を引っぱる形をすると、人間が後ろへ引きもどされる演技をいう。[初出の実例]「連理引きにな…
尾上菊五郎(3世) おのえきくごろう[さんせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]天明4(1784)[没]嘉永2(1849).江戸歌舞伎俳優。屋号音羽屋。1世尾上松助の養子。前名2世松助。文化 12 (1815) 年3世襲名。立役で女方も兼ねた。生…
尾上菊五郎(7世) おのえきくごろう[ななせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1942.10.2. 東京歌舞伎俳優。屋号音羽屋。7世尾上梅幸の長男。本名寺嶋秀幸。 1973年菊之助より7世襲名。初め女方に専念したが,近年は立役にも…
うの‐こうじ【宇野浩二】
- 精選版 日本国語大辞典
- 小説家。本名格次郎。福岡県出身。「蔵の中」「苦の世界」でユーモアをまじえた説話体の作品を発表。のちに写実的な作風を示した。著作「子を貸し屋…
【諠擾】けんじよう(ぜう)
- 普及版 字通
- さわがしい。〔晋書、文苑、羅含伝〕廨舍の諠擾なるを以て、西の池の小洲上に屋(ばうおく)を立て、木を伐りて材と爲し、をりて席と爲して居る。布衣(…
【廨舎】かいしや
- 普及版 字通
- 役所の建物。〔晋書、文苑、羅含伝〕廨舍諠擾(けんぜう)なるを以て、西の池の小洲上に屋を立つ。木を伐りて材と爲し、をりて席と爲して居る。布衣(そ…
【零落】れいらく
- 普及版 字通
- うらぶれる。また、死。魏・曹植〔篌引〕楽府 生きては屋に存して處(を)るも 零しては山丘に歸す 先民、誰(たれ)か死せざらん 命(めい)を知らば…
広島城下絵図ひろしまじようかえず
- 日本歴史地名大系
- 一八五×一六六センチ 松井恵吉氏 本図は広島藩政時代、新町組町年寄であった京橋町の平野屋(松井家)所蔵で、享保一四年頃の作成と推定される。 「…
肥後国中寺社御家人名附ひごのくにじゆうじしやごけにんなづけ
- 日本歴史地名大系
- 一冊 肥後国手鑑 宝暦年間 菊池郡大津町合志真一 手永ごとに村名在御家人・寺社・番所・造酒屋・御郡筒・浦船・漁船・高札場などが記され、巻末に橋…
バニヤン John Bunyan
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1628~88イングランドのピューリタンの説教師,著述家。貧しい鋳掛屋(いかけや)に生まれ,ピューリタン革命に兵士として参加。妻の影響でピューリタ…
針屋町はりやまち
- 日本歴史地名大系
- 福島県:会津若松市若松城下針屋町[現]会津若松市日新町(につしんまち)善久(ぜんきゆう)町の北に並び、東は大和(やまと)町から西は西名子屋…
桜森村さくらもりむら
- 日本歴史地名大系
- 秋田県:平鹿郡大雄村桜森村[現]大雄村田根森(たねもり) 桜森東は七日市(なぬかいち)村(現平鹿町)、田(た)村、西は阿気(あげ)村枝郷高口…
下白山町しもはくさんちよう
- 日本歴史地名大系
- 京都市:中京区柳池学区下白山町中京区麩屋町通姉小路下ル南北に通る麩屋町(ふやちよう)通を挟む両側町。南は姉小路(あねやこうじ)通に面する。…
米屋村こめやむら
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:稲沢市米屋村[現]稲沢市高重(たかしげ)町・高重〈西(にし)町・東(ひがし)町〉東を流れる東源寺(とうげんじ)川を境に増田(ました…
う【宇】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]ウ(呉)(漢)[学習漢字]6年1 大きい屋根で覆った家。また、家を覆うひさし。のき。「屋宇・殿宇・堂宇・眉宇びう・廟宇びょうう」2 大空…
うきよ‐ぶくろ【浮世袋】
- デジタル大辞泉
- 絹布を三角形に縫った中に綿を入れ、上の角に飾り糸をつけたもの。江戸時代、通人が懸け香の匂い袋としたり、遊女屋の暖簾のれんにつけたりしたが、…
会津駄菓子
- デジタル大辞泉プラス
- 福島県会津若松市、本家長門屋が製造・販売する銘菓。とり飴、だるま飴、金花糖、黄粉ねじり、あんこ玉など、飴や黒砂糖をあしらって作った菓子の詰…
江戸太夫双笠 (えどだゆう-そうりつ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。初代江戸半太夫の弟子。師の没後は初代十寸見河東(ますみ-かとう)につき,のち江戸浄瑠璃で一派をなし…
とと‐や【▽魚屋】
- デジタル大辞泉
- 高麗こうらい茶碗の一。赤土の上に青茶色の釉うわぐすりをかけたもの。名の由来は、堺の商人「ととや」が所持していたからとも、千利休が魚屋の店先…
て‐ちがい〔‐ちがひ〕【手違い】
- デジタル大辞泉
- 1 手順を間違えること。また、手配などを誤ること。「手続き上に手違いを生じる」「係の手違いで発送が遅れる」2 商売上のもくろみがはずれること…
まつのみどり【松の緑】
- デジタル大辞泉
- 長唄。杵屋六翁(4世六三郎)が、娘の改名披露の祝賀曲として作曲。天保11~安政2年(1840~1855)の成立。素踊りとしても用いられる。うた沢。仮名…
じゅう‐か〔ヂユウ‐〕【住家】
- デジタル大辞泉
- すまい。すみか。住居。[類語]家・うち・家屋・屋舎おくしゃ・住宅・住居・家宅・私宅・居宅・自宅・居きょ・宅・住まい・住みか・ねぐら・宿やど・…
西瀬居美玖丸 (さいらいきょ-みくまる)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の狂歌師。尾張(おわり)(愛知県)半田の人。天保(てんぽう)のころに活動。伊勢(いせ)(三重県)の五十瀬廼屋にまなび,半田の美津木連…
燕石十種【えんせきじっしゅ】
- 百科事典マイペディア
- 江戸末期の叢書。達磨屋活東子(だるまやかっとうし)(岩本佐七)編。1857年―1863年刊。江戸時代の地理風俗に関する珍書を集め,10部を1輯(しゅう)と…