オストラシズム ostracism; ostrakismos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 陶片追放と訳される。古代ギリシアの政治制度。類似の制度はアルゴス,シラクサにもあったが,アテネのそれが特に有名。僭主の出現を防ぐため,特に…
ヘファイストス‐しんでん【ヘファイストス神殿】
- デジタル大辞泉
- 《Naos Ifaistou/Ναός Ηφαίστου》ギリシャの首都アテネの古代アゴラにあるドリス式の神殿。紀元前5世紀に建造され、古代ギリシャの神殿の中で最も保…
ペルガモン Pergamon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 小アジア北西部のミュシア地方にあり,ヘレニズム時代に栄えた都市。ペルガモン王国の首都。アッタロス1世の時代,ガリア人に対する勝利を記念して作…
アクロポリス akropolis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代ギリシア都市(ポリス)の中核の丘。自然の丘を防壁で固め,その中に都市の守護神などの神殿を建ててある。非常時には最後の根拠地となるが,全…
こだいとしネセバル【古代都市ネセバル】
- 世界遺産詳解
- 1983年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ブルガリア東部、黒海の半島に築かれた、3000年の歴史を誇る都市。もとはトラキア人の居住地であったメ…
民会【みんかい】
- 百科事典マイペディア
- (1)古代ギリシアの市民総会。その原型はホメロスにみられるアゴラagora(〈集まる〉という動詞に由来)で,アテナイではエクレシア,スパルタでは…
僭主殺害者 せんしゅさつがいしゃ Tyrannoktonoi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア彫刻。前 514年にアテネの僭主ヒッピアス (在位前 527~510) の弟ヒッパルコスを殺害したハルモディオスとアリストゲイトンを表わした記念群…
コロネード colonnade
- 改訂新版 世界大百科事典
- 等間隔に並び,上端を水平の部材(古典様式ではエンタブラチュア(オーダー),まれにアーチ)で結ばれた柱の列。列柱廊,柱廊ともいう。街路,広場…
フェイディアス Pheidias
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアの大彫刻家。前 475~430年頃に活躍したアテネ人で,アゲラダスの弟子。前 447年に始ったパルテノン制作の監督となった。パウサニアスによれ…
プロピライア ぷろぴらいあ propylaia ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- プロピライオンpropylaionの複数形。古代ギリシアの聖地の入口に建てられた門建築物。紀元前400年以降はアゴラなどの世俗施設の入口にも建てられた。…
幾何学様式 きかがくようしき Geometric style
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前900年頃から前800年頃にかけてギリシア本土に最初に現れた美術様式。本来は陶器の装飾文様から生まれた名称。円,半円,同心円,波状文などを主と…
アルゴス(都市国家) あるごす Argos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのアルゴリス地方のポリス(都市国家)。神話伝説の世界で重要な位置を占め、ミケーネ時代にアカイア人の手でアクロポリスに城砦(じょう…
クーリナのこだいいせき【クーリナの古代遺跡】
- 世界遺産詳解
- 1982年に登録された世界遺産(文化遺産)で、リビア東部にある古代ギリシア都市遺跡。クーリナは、紀元前7世紀頃に、ティーラの市民が北アフリカに移…
アクロポリス
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシア都市の中にある丘で,〈高所のポリス〉の意。都市守護神の神殿があり,都市の宗教的・政治的中心になる場所。非常時には要塞ともなる。…
民会 (みんかい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ギリシア ローマ ゲルマン社会ギリシア古代ギリシアの市民総会である民会は,時代によりポリスにより,その呼称は異なっていた。その原型は…
十字屋 じゅうじや
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 百貨店。1923年創立の十字屋呉服店を,1935年株式会社組織に変更して設立。1951年独立法人各店による共同仕入機構としての十字屋協同組合を設立し,…
サブラータのこだいいせき【サブラータの古代遺跡】
- 世界遺産詳解
- 1982年に登録されたリビアの世界遺産(文化遺産)で、首都トリポリの西約65kmの地中海沿岸にある古代遺跡群。サブラータは、地中海貿易で活躍してい…
ケラメイコス Kerameikos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代ギリシアの陶工区。アテナイのアゴラの玄関ディピュロン(二重門)の入口近くにあり,往時は陶工が軒を連ねていた地区。これと隣接してその外側…
広場 ひろば square circus plaza
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広々と開けた場所。ただし文化的には西欧的都市における広場をさす。ここには市(いち)が立ち、人々が群れ集まり、いろいろな出会いがあったり、情報…
幾何学様式 きかがくようしき geometric style
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 美術用語。装飾文様の一様式。一般には同心円、三角形、菱形(ひしがた)、ジグザグなどの連続文様によって構成された装飾様式をさすが、狭義には古代…
ポリス
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシアの都市国家。polisは本来外敵が侵入した際に避難し防御するための丘(アクロポリス)を意味した。前8世紀ころ集住(シュノイキスモス)…
フェストゥーン festoon
- 改訂新版 世界大百科事典
- 花,枝葉,果実,穀物等を帯状布で巻き,2点間に緩やかにつり下げた形を示す装飾。懸華(けんか)装飾,花綱(はなづな)装飾ともいう。石,スタッコ…
ポリス polis
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ギリシアにおける都市国家前10〜前8世紀,王政が貴族政に移ったころ,集住(シノイキスモス)によって成立したという。アテネ・スパルタ・テー…
ゼノン(キプロスのゼノン) ぜのん Zēnōn ho Kyprios (前335ころ―前263ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの哲学者。ストア学派の開祖。キプロス島キティオンの生まれ。フェニキア人の血筋と推定される。30歳ごろアテネに上り、さまざまの学派…
デルプフェルト Wilhelm Dörpfeld 生没年:1853-1940
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの古典考古学者。高名な教育家フリードリヒ・デルプフェルトFriedrich W.D.の子。大学で建築学を修めたが,ドイツの第1回オリュンピア発掘(18…
デロスとう【デロス島】
- 世界遺産詳解
- 1990年に登録されたギリシアの世界遺産(文化遺産)。デロス島は、エーゲ海に浮かぶギリシア領のキクラデス諸島にある小さな島で、紀元前5~前2世紀…
プリエネ ぷりえね Priēnē
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルコ領アナトリア(小アジア)半島西岸の古代ギリシア都市遺跡。メナンデル(メンデレス)川の河口から約13キロメートル上流にある。起源はギリシ…
サンティアゴ ラモン・イ・カハル Santiago Ramón y Cajal
- 20世紀西洋人名事典
- 1852.5.1.(3.1.説もあり) - 1934.10.18 スペインの神経学者,組織学者。 元・バレンシア大学教授,元・バルセロナ大学教授,元・マドリード大学教授,…
パンアテナイア祭 ぱんあてないあさい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのアテネ(アテナイ)の新年祭。パナテナイア祭ともいう。パンアテナイアPanathenaiaとは「アテネ女神の大祭典」の意味で、アテネ最大の…
パルミラ遺跡 パルミラいせき Palmyra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シリア南部,ダマスカスから北東約 210kmのシリア砂漠にあるローマ時代の都市遺跡。前1世紀頃からユーフラテス川と地中海を結ぶ貿易路の中間に位置す…
ギリシア建築 ギリシアけんちく Greek architecture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアでは公共建築は発達したが,個人の住宅は簡単なものであった。通例,各都市のアゴラには議事堂,裁判所などのほか,ストア,市場,神域など…
ペルガモンとそのじゅうそうてきなぶんかてきけいかん【ペルガモンとその重層的な文化的景観】
- 世界遺産詳解
- 2014年に登録された世界遺産(文化遺産)。トルコの西部、エーゲ海地方ミュシア県のバキルサイ平原にそびえる標高335mの岩山に築かれた古代城砦都市…
ドゥラ=エウロポス Doura-Eurōpus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シリア東部,シリア砂漠の北辺,ユーフラテス川中流右岸にある古代都市。前300年頃セレウコス朝シリアのセレウコス1世によってマケドニアの守備隊駐…
ドス・サントス dos Santos, José
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1942.8.28. アンゴラ,ルアンダ[没]2022.7.8. スペイン,バルセロナアンゴラの政治家。大統領(在位 1979~ )。フルネーム José Eduardo dos S…
プリエネ Priēnē
- 改訂新版 世界大百科事典
- 小アジアのイオニア(現,トルコ西岸中央部)に建設された古代ギリシア都市。前7~前6世紀にキンメリア人,リュディア人などによって破壊された旧市…
民会 みんかい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代のギリシア・ローマ・ゲルマン社会において,全市民権者によって構成された政治機関【ギリシア】アテネではエクレシア(ekklesia)と呼ばれる。…
マグダレーナ アバカノヴィッチ Magdalena Abakanowicz
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書彫刻家国籍ポーランド生年月日1930年6月20日出生地ワルシャワ郊外ファレンティ学歴ワルシャワ芸術大学資格米国芸術文学アカデミー会員〔19…
タソス島 たそすとう Thásos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシアのマケドニア地方東部、エーゲ海北端、カバラ湾入口にある島。面積379平方キロメートル、人口約1万3000。山がちで森林に覆われる。最高点は…
ドラコン Drakōn
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代アテナイの立法家。生没年不詳。前624年または前621年アテナイの慣習法をはじめて成文化した。これは貴族政末期,平民の台頭を背景として,その…
ゴルゴン Gorgōn
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア神話の女怪。複数形はゴルゴネスといい,海の神フォルキュスPhorkysの娘ステンノSthennō(強い女),エウリュアレEuryalē(広く跳ぶ女),メ…
あご【アゴ】
- 改訂新版 世界大百科事典
gon・go・ri・no, na, [ɡoŋ.ɡo.rí.no, -.na;ǥoŋ.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 〖文学〗 ゴンゴラの,ゴンゴラ風の.━[男] [女] ゴンゴラ風の文体を模倣する人.
pitagòrico
- 伊和中辞典 2版
- [形][複(男) -ci]ピタゴラスの, ピタゴラス学派の tavola pitagorica|〘数〙ピタゴラスの表, 九九(くく)の表. [名](男)ピタゴラス学派の人.
H.A. ロベルト Holden Alvaro Robert
- 20世紀西洋人名事典
- 1923 - アンゴラの解放運動指導者。 元・アンゴラ人民共和国大統領。 サンサルバドル(北部アンゴラ)生まれ。 宣教学校卒業後、コンゴの政庁、貿易…
アンゴラ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( Angora トルコの首都アンカラの旧称から )① アンゴラウサギ、あるいは、アンゴラヤギをいう。いずれも毛が長い。また、その毛。② アン…
an・go・ra, [aŋ.ɡó.ra]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] (A-)〖史〗 アンゴラ:トルコの首都 Ankara の旧称.━[形] 〘性数不変〙 アンゴラ(種)の.━[女] アンゴラ(種).gato (cabra) de angora|…
angora /ɑ̃ɡɔra/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形] ⸨男女同形⸩➊ 〔ヤギ,猫,ウサギが〕アンゴラ種の.➋ 〖繊維〗 アンゴラの,モヘアの.━[男]➊ アンゴラヤギ[猫,ウサギ].➋ 〖繊維〗 アンゴ…
angora
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [形]アンゴラ(種)の.━[男]アンゴラヤギ[猫,ウサギ];〚繊〛アンゴラ.
Py・thag・o・re・an /piθɡəríːən | pai-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [形]ピタゴラス(学派)の.the Pythagorean theorem [proposition]《幾何》ピタゴラスの定理━━[名]ピタゴラス学派の人.Pythagoreanìsm[名]ピタゴラ…
J.M. サヴィンビ Jonas Malheiro Savinbi
- 20世紀西洋人名事典
- 1934 - アンゴラのアンゴラ解放闘争の指導者。 オビンブンズ族出身。 アンゴラ国民解放戦線(FNLA)に参加、ロベルトのアンゴラ人民同盟(UPA)書記長…