ダヤーナンダ・サラスバティー
- 百科事典マイペディア
- 近代インドの宗教改革者。ヨーガ修行者であったが,当時のヒンドゥー教が堕落しているのを攻撃し,ベーダに帰れと主張。1875年には宗教改革運動団体…
ナガラ型建築 ナガラがたけんちく Nagara style
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのヒンドゥー教,ジャイナ教の寺院建築様式を地方的特色によって3区分する場合の一つで,北部型,インド=アーリア型ともいう。ビンドヤ山脈以…
釈迦族 (しゃかぞく) Śākya
- 改訂新版 世界大百科事典
- 釈迦が出たことで知られる古代北インドの部族。インドではシャーキャ族といわれる。伝説ではアーリヤ人のクシャトリヤ王統に属するといわれるが,チ…
バルナ varṇa
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド社会の四大身分(階級)の呼称。種姓と訳され,四姓ともいうことから,その身分制度を四姓制度という。バルナとは本来〈色〉を意味する語であ…
サンスクリット
- 百科事典マイペディア
- インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する言語で死語。日本では梵語ともいう。サンスクリットは〈完成された(言語)〉という意味。アベスター語…
バラモン
- 改訂新版 世界大百科事典
- インドのバルナ(種姓)制度で最高位の司祭階級。サンスクリットのブラーフマナbrāhmaṇaの音写〈婆羅門(ばらもん)〉による。英語ではブラーマンBra…
バイシャ vaiśya
- 改訂新版 世界大百科事典
- インドのバルナ(種姓)制度で第3の庶民階級。《マヌ法典》などのインド古典では,農業,牧畜,商業に従事することが義務づけられている。バイシャと…
アンチ・セミティズム Antisemitismus[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 字義どおりには反セム人主義であるが,一般にはひろく反ユダヤ主義の意味で用いられ,またとくに19世紀末以降ドイツ,フランスなどユダヤ教徒解放が…
中観派 ちゅうがんは Mādhyamika
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド大乗仏教思想史上の一学派。ナーガールジュナ (龍樹) ,その弟子のアーリヤデーバ (→提婆。2,3世紀頃) ,アーリヤデーバの弟子のラーフラバド…
いんどあーりや【インド・アーリヤ】
- 改訂新版 世界大百科事典
あーりやごぞく【アーリヤ語族】
- 改訂新版 世界大百科事典
ゴビノー Joseph-Arthur de Gobineau 生没年:1816-82
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの作家,外交官。熱烈な王党派である近衛士官を父に持ち,少年期をフランスで過ごしたのち,1830年の七月革命を機にドイツ,スイスに赴き,1…
カースト
- 百科事典マイペディア
- インドの閉鎖的な社会集団の呼称。これを社会関係に位置づけた制度をカースト制度という。ポルトガル語カスタcasta(家系,血統)が英語に借用された…
ミトラ Mitra
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代アーリヤ人(インド・イラン人)の男神。光,真実,盟約をつかさどるとされた。前15世紀にまでさかのぼると思われる《リグ・ベーダ》は,ミトラ…
あーりやでーば【アーリヤデーバ】
- 改訂新版 世界大百科事典
あーりやきょうかい【アーリヤ協会】
- 改訂新版 世界大百科事典
アーリヤ・サマージ Ārya Samāj
- 改訂新版 世界大百科事典
- 近代インドにおけるヒンドゥー改革運動団体の一つ。西欧列強の圧力とキリスト教などの宗教思想の流入にたいする危機感から,19世紀には各種の復古主…
インドラ Indra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド神話における英雄神。帝釈天,釈提桓因と漢訳される。インドラ賛歌は『リグ・ベーダ』の4分の1を占めている。雷霆 (らいてい) 神としての性格…
シンハラ語(シンハラご) Sinhala
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- スリランカの人口の大半を占めるシンハラ人の間で使用される言語。インド・アーリヤ諸語の一つであるといわれている。その最古の記録は前3世紀頃の刻…
ペルシア帝国【ペルシアていこく】
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシアの別称。Persiaは,前7世紀以来イラン族のペルシア人の居住地となったイラン高原南西部のパールサ(現ファールス)の名に由来…
アーリヤデーバ Āryadeva
- 改訂新版 世界大百科事典
- →提婆(だいば)
ナーガ Nāga
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヒンドゥー教の神名。〈竜〉と漢訳されたが,本来は中国の竜とは異なり,蛇,とくにコブラのことである。蛇神崇拝はすでにインダス文明において存在…
ミタンニ王国【ミタンニおうこく】
- 百科事典マイペディア
- 古代オリエントの王国。Mitanni。支配階級はインド・アーリヤ系。前2千年紀前半,フルリ系民族にひき続いてメソポタミア,シリアに侵入,馬と戦車戦…
アッサム Assam
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド東北部の州名。東西にブラフマプトラ川が流れる。チベット・ビルマ系,タイ系,インド・アーリヤ系の諸民族が来住したが,13世紀から19世紀初…
ヒンディー語(ヒンディーご) Hindī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド・アーリヤ諸語の一つ。インド独立後はその連邦公用語(ただし英語と併用)。主に北インドで話され,その話者人口はインド人口の4割を占める。歴…
いんどあーりやご【インド・アーリヤ語】
- 改訂新版 世界大百科事典
Arier
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [男] (―s/―) アーリア人; (ナチスの用語で)純血ドイツ人, 非ユダヤ人.
Ari・er, [áːriər]
- プログレッシブ 独和辞典
- [男] (-s/-) アーリア人;(ナチスの用語で)純血ドイツ人,非ユダヤ人.
ヒンドゥスターニー語(ヒンドゥスターニーご) Hindustānī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド・アーリヤ諸語の一つ。地域名のヒンドゥスターンに由来。北インドで広く使用される話し言葉をさす。この言語がもととなり,書き言葉として発…
インダス文明【インダスぶんめい】
- 百科事典マイペディア
- 前3000年から前1500年ころ,インダス川流域に興った古代都市文明。ハラッパー,モヘンジョ・ダロなどの遺跡によって代表される。都市は壮大な都市計…
インド語派 (インドごは) Indic
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド・ヨーロッパ語族の一語派。この語派は前10世紀をさかのぼると推定される《リグ・ベーダ》から現代のインド・アーリヤ諸語に至る長い歴史と膨…
あーりやしゅーら【アーリヤシューラ】
- 改訂新版 世界大百科事典
いんどあーりやぞく【インド・アーリヤ族】
- 改訂新版 世界大百科事典
デカン高原 (デカンこうげん) Deccan Plateau
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 歴史インドの半島部の主要部分を占める高原。デカンの語源はサンスクリットのダクシナdakṣiṇa(〈南部〉の意)であり,厳密にはアーリヤ人の…
ドラビダ Draviḍa
- 改訂新版 世界大百科事典
- おもに南インドで話される諸言語を総括する語族の名称,またそれらの諸言語を話す民族の名称として用いられる。また,場合によっては人種の名称に用…
ジャールカンド運動【ジャールカンドうんどう】
- 百科事典マイペディア
- インド東部4州にまたがるジャールカンドJharkhand(密林地帯の意)地域の州創設運動。同地域に住むサンタル人やムンダ人などの非アーリヤ系先住民族…
マラーティー語(マラーティーご) Marāṭhī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド・アーリヤ諸語の一つ。インド西部に位置するマハーラーシュトラ州で使用され,その州公用語である。原型は,10世紀までに現れたとされる。13…
アーリヤシューラ あーりやしゅーら Āryaśūra
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 6世紀ごろのインドの仏教詩人。聖勇(しょうゆう)と訳される。アシュバゴーシャ(馬鳴(めみょう))の詩風を継ぐ作家で、サンスクリット語の仏教説話集…
ハリヤーナー[州] Haryana
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド北西部の州。面積4万4212km2,人口2114万4564(2001)。州都チャンディーガル。1966年,当時のパンジャーブ州のうちヒンディー語地帯を範域と…
アーリヤ・サマージ あーりやさまーじ Ārya Samāj
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 近代インドのヒンドゥー教改革運動の団体。1875年ダヤーナンダ・サラスバティーがボンベイ(現ムンバイ)に創設。この団体は当時のヒンドゥー教の堕…
パーリ語(パーリご) Pāli
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 中期インド・アーリヤ語に属するプラークリット(俗語)の一種。サンスクリット(古典梵語(ぼんご))に比べると簡素で古い要素を保持する。起源はマガダ…
アーリヤ・サマージ Ārya Samāj
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ヒンドゥー教徒の宗教・社会改革運動組織。アーリヤ協会ともいう。1875年にダヤーナンド・サラスワティーが創設。「ヴェーダに帰れ」という復古主義…
マユーラ Mayūra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 7世紀初めのインドの詩人。太陽神スーリヤを賛美したサンスクリット抒情詩『スーリヤ・シャタカ』 Sūrya-śatakaの作者。
ヒンドゥー教【ヒンドゥーきょう】
- 百科事典マイペディア
- インドの民族宗教。本来はヨーロッパでつくられた,インドの宗教・文化一般を指す便宜的な呼称で,正確に対応するインドの言葉は存在しない。しかし…
パンジャーブ
- 百科事典マイペディア
- インド西部とパキスタンにまたがる地方。インダス川とその5大支流(サトレジ,ビアス,ラービー,チェナーブ,ジェールム)の流域地帯で名は〈五つ…
退廃芸術展 (たいはいげいじゅつてん) Die Ausstellung der entarteten Kunst
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1937年,ナチスによってミュンヘンで開かれた展覧会。1933年3月,ゲッベルスが国民啓発・宣伝担当の大臣になると,ナチスの文化統制は激化し,ユダヤ…
ホータン Khotan 于闐(うてん),和闐(わてん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ホタン,コータンともいう。西域の国名。東トルキスタンのタリム南縁のオアシス都市国家として古くから栄え,中国の漢と交渉を持ち,土産の「于闐の…
*a・rio, ria, [á.rjo, -.rja]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] アーリア人の;アーリアの.━[男] [女] アーリア人.━[男] アーリア語(族).◆現在ではインド・ヨーロッパ語(族)という.
いんどあーりやしょご【インド・アーリヤ諸語】
- 改訂新版 世界大百科事典
ヒンドスタン平原【ヒンドスタンへいげん】
- 百科事典マイペディア
- インド北部のヒマラヤ山脈とデカン高原に囲まれた,ガンガー川とその支流の大沖積平野。広義では西部のパンジャーブ,東部のアッサム地方も含む。東…