梨地 なしじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 蒔絵技法の名称。梨子地とも書く。器物の表面に漆を塗り,金,銀,錫などの梨地粉を蒔き,その上に透明漆を塗って粉の露出しない程度にとぐ技法。梨…
松田権六 (まつだごんろく) 生没年:1896-1986(明治29-昭和61)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 漆芸家。金沢市大桑町に生まれる。幼時に兄孝作について漆技を習得し,石川県立工業学校から,東京美術学校に進み,六角紫水に師事,1919年同校を卒…
フーガの技法
- デジタル大辞泉プラス
- ドイツの作曲家J・S・バッハの未完の作品(1748-1749)。原題《Die Kunst der Fuge》。全19曲。19曲目は未完に終わった。高度な対位法を駆使した作品…
窪俊満 (くぼしゅんまん) 生没年:1757-1820(宝暦7-文政3)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 浮世絵師。北尾重政の門人。尚左堂とも号し,狂歌や戯作(げさく)の場合には南陀伽紫蘭(なんだかしらん)と名のった。楫取魚彦(かとりなひこ)に…
せきじんぎほう【石刃技法】
- 改訂新版 世界大百科事典
あぶらえようにす【油絵用ニス】
- 改訂新版 世界大百科事典
しのぎほう〔シのギハフ〕【詩の技法】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ラテン〉Ars poetica》古代ローマの詩人、ホラティウスによる書簡詩形式の論文「詩論」の別邦題。
図式化技法
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 問題に対して、その解決策を発見するための技法のひとつ。たとえば、業務やデータの流れを図式化することで、問題の原因となっている個所を見つけら…
フーガの技法 (フーガのぎほう) Die Kunst der Fuge
- 改訂新版 世界大百科事典
- J.S.バッハの未完の大作(BWV1080)。14曲のフーガと4曲のカノンから成る曲集で,全体が1個の基本主題(図1)とそのさまざまな変形に基づいている。…
フーガの技法 フーガのぎほう Die Kunst der Fuge
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 楽曲の名称。ドイツの作曲家 J.S.バッハの未完の大作 BWV1080 (1749~50) 。同一の基本主題とその変形に基づく 18曲の種々のタイプのフーガとカノン…
フーガのぎほう〔‐のギハフ〕【フーガの技法】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ドイツ〉Die Kunst der Fuge》バッハの作品。全19曲。ニ短調。1749年代後半の作。19曲目は未完。高度な対位法を駆使しており、オルガンや…
こすしきぎほう【コス式技法】
- 改訂新版 世界大百科事典
イル・ハン朝美術 イル・ハンちょうびじゅつ Il-khanid art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イル・ハン国の治下,イランを中心に発展したイスラム美術。建築活動が活発に行われ,建築装飾としてスタラクタイトや彩釉タイルが多用された。代表…
医療面接の技法 (患者へのアプローチの基本)
- 内科学 第10版
- いわゆるエビデンスに基づいていない部分もあるが,ここでは筆者自身が実習や授業で紹介している医療面接の技法の一部を記述する. 1)周囲の環境…
モジュール分割技法
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- プログラムをモジュールに分割して構造化を行う技法のこと。STS分割、TR分割、ワーニエ法、ジャクソン法などがある。
12音技法 じゅうにおんぎほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
おき‐め【置目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中世末期、また近世の為政者、武将あるいは惣(そう)などのつくった規定や法律の類。掟。[初出の実例]「定 安治村家やくおきめ事」(出典…
だいぎほう【《大技法》】
- 改訂新版 世界大百科事典
トロンプ・ルイユ[絵画技法] トロンプ・ルイユ[かいがぎほう] trompe l'oeil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 絵画技法。フランス語で「眼をだます」の意で,画中の事物がまるで現実のものと見まちがえるほどに迫真的に表現されている描写表現。「だまし絵」な…
じゅうにおんぎほう【十二音技法】
- 改訂新版 世界大百科事典
ゆ‐さい【油彩】
- デジタル大辞泉
- 油絵の具を用いる描写技法。また、その作品。油絵。
ゆ‐さい【油彩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 油絵具を用いる描画技法。また、その絵画。油絵。
作絵 (つくりえ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 平安時代の説話画,なかでも絵巻など小画面絵画に用いられた絵画技法。初めに墨線でおおよその下描をし,それに従って画面全体を濃密な彩色で塗りつ…
信貴山縁起絵巻【しぎさんえんぎえまき】
- 百科事典マイペディア
- 奈良県朝護孫子寺に伝わる平安末期の絵巻。3巻。作者は鳥羽僧正と伝えられるが明らかでない。醍醐天皇のころ大和の信貴山に住んだ僧命蓮(みょうれん…
お‐つゆ【御汁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① 「しる(汁)」を丁寧にいう語。[初出の実例]「此のお汁(ツユ)はまづいな」(出典:大内旅宿(1907)〈高浜虚子〉)② …
瞑想系身体技法【めいそうけいしんたいぎほう】
- 百科事典マイペディア
- 各種の瞑想(こころを静めて神に祈ったり,こころを一つに集中する)をとおして心身の状態にある変化を起こさせる身体技法のこと。その変化とは,癒(…
インパスト(〈イタリア〉impasto)
- デジタル大辞泉
- 油絵で、カンバスに絵の具を厚く盛り上げて描く技法。
高取 稚成 タカトリ ワカナリ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の日本画家 生年慶応3年5月19日(1867年) 没年昭和10(1935)年1月30日 出生地佐賀県神崎郡松熊村 本名高取 熊夫 別名別号=山楼戸,山桜 …
プリマがき alla prima
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 絵画技法用語。油絵の技法でぶっつけがきのこと。下塗りを単色の地塗りとし,この地の上に直接描き,明暗も下塗りに頼らない技法。 19世紀以後最も一…
日本画 にほんが
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本の伝統的な絵画。日本画の名称が確立するのは明治10年代(19世紀末)で、西洋画=油絵に対する語として生まれ、伝統的な日本の絵画を流派・様式…
グラッシ(〈フランス〉glacis)
- デジタル大辞泉
- 油絵で、透明な油絵の具を溶いて薄めたものを、すでに乾いた絵の具層の上に薄く塗ること。また、その薄い膜。光沢と深みを与えるための伝統的な技法…
山口蓬春 やまぐちほうしゅん (1893―1971)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本画家。北海道に生まれる。本名三郎。1914年(大正3)東京美術学校西洋画科に入学、のち日本画科に転じて23年に卒業。大和(やまと)絵技法の研究を…
まだ乾かない油絵に
- デジタル大辞泉プラス
- 日本のポピュラー音楽。歌は男性演歌歌手、五木ひろし。作詞・作曲:小椋佳。1978年発売。日本テレビ系で放送されたドラマ「哀愁~はてしなき愛~」…
生写賢処女油絵 しょううつし けんじょのあぶらえ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者勝諺蔵(3代)初演明治25.2(東京・春木座)
マイヨール
- 百科事典マイペディア
- 素潜(すもぐ)りのスペシャリストとして知られるフランスの海洋生物学者。水深100mを突破した最初の人。彼の創意・工夫による特別なトレーニングによ…
法相宗秘事絵詞 (ほっそうしゅうひじえことば)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国唐代,法を求めて入竺し,請来した梵本経典の漢訳に努めた玄奘三蔵の伝記を説いた,鎌倉時代後半の絵巻。古くは《玄奘三蔵絵》と呼ばれていたが…
宋赤絵 そうあかえ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国の絵付(えつけ)陶器の一種。宋時代(正しくは金(きん)時代)に世界に先駆けて発明された陶法で、赤絵とは、白地透明釉(ゆう)陶磁の釉面に独特の…
にほん‐が(‥グヮ)【日本画】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日本で発達した絵画。絹・紙に毛筆で書き、絵の具は多く岩絵の具を用い、独特の技法・形式・様式をもつ。特に、油絵や水彩画などの洋画に…
高野 松山 タカノ ショウザン
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の漆芸家 生年明治22(1889)年5月2日 没年昭和51(1976)年3月5日 出生地熊本県熊本市 本名高野 重人(タカノ シゲト) 学歴〔年〕京都市…
歌田真介 (うただ-しんすけ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1934- 昭和後期-平成時代の油絵修復家。昭和9年4月25日生まれ。創形美術学校修復研究所長などをへて,平成6年母校東京芸大の教授。新設の東京芸大美…
よう‐が〔ヤウグワ〕【洋画】
- デジタル大辞泉
- 1 西洋で発達した描画材料・技法によって描かれた絵画。油絵・水彩画・パステル画など。日本画に対していう。西洋画。2 欧米で製作された映画。ま…
ガラス絵 がらすえ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 透明な板ガラスの裏面に、泥絵の具や油絵の具によって普通の絵と逆の順序に描き、表面から見る仕組みの絵。 東欧の農閑期の農民が、ステンドグラス…
イメージ・トレーニング
- 百科事典マイペディア
- 実際には体を動かすことなく,理想とする運動動作を頭の中に描いて,その正しい動作を学習する心理的トレーニング法。一流選手の動作を観察し学習す…
メンタル・トレーニング
- 百科事典マイペディア
- 競技者の精神面を強化するため行われるトレーニング。通常行われるフィジカル・トレーニングと並ぶ概念。最高のパフォーマンスを試合で発揮するため…
長谷川潔【はせがわきよし】
- 百科事典マイペディア
- 版画家。横浜生れ。油絵を学んだのち,創作木版,銅版を試作。1918年渡仏し,1924年以降サロンに銅版画を出品。銅版技法メゾティントを研究し,細点…
モンゴル近代美術 モンゴルきんだいびじゅつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1921年~92年まで社会主義国であったモンゴルの美術は,1940年代から社会主義リアリズムの影響を強く受けた。それによってモンゴルにヨーロッパ写実…
原羊遊斎
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:弘化2.12.25(1846.1.22) 生年:明和6(1769) 江戸後期の蒔絵師。江戸神田に住み,通称は久米次郎,更山と号する。その詳しい事績は伝わっていない…
日本画【にほんが】
- 百科事典マイペディア
- 明治以後西洋から輸入された油絵(洋画)に対して作られた語で,日本古来の技法・様式による絵をいう。岩絵具や水絵具を膠(にかわ)水でといて絹地や…
密陀絵 みつだえ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 油絵の一種。荏胡麻 (えごま) の油に少量の密陀僧 (一酸化鉛) を混ぜて加熱した密陀油で顔料を溶き,各種の絵や文様を描いたもの。被覆力が強く,漆…
みつだ‐え(‥ヱ)【密陀絵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 荏油(えのあぶら)などに顔料を混ぜて描く一種の油絵。油の乾燥剤に密陀僧を用いるところから名づけられたもの。この技法は中国から伝来し…