み‐わ【三輪・三勾】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 三つの輪。三重の輪。[初出の実例]「故、其の麻(を)の三勾(みわ)遺りしに因りて、其地(そこ)を名づけて美和と謂ふ」(出典:古事記…
三方[祭礼・和楽器] さんぼう
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 近畿地方、奈良県の地域ブランド。吉野郡下市町・吉野郡大淀町で製作されている。ねばり・光沢・香りをもつ吉野檜の薄板に折り目を刻み、四隅を曲げ…
せん‐みつ【千三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 千言のうちに真実は三つしかないの意 ) うそ。いつわり。また、うそつき。ほらふき。まんぱち。[初出の実例]「せんみつとかやいへる空…
しゅ‐さん【朱三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しゅざん」「じゅさん」とも ) 双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目に、ともに三が出ること。平治物語にみえる故事によるという。…
三丘[温泉] (みつお)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山口県周南市の旧熊毛町にある温泉。放射能泉,34~39℃。島田川の河床からわく。明治期には河港の温泉地としてにぎわった。その後,水害によって泉源…
三橋 (みつはし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →柳川[市]
三姉妹〔大河ドラマ〕
- デジタル大辞泉プラス
- 1967年放映のNHKの大河ドラマ。大仏次郎による書き下ろし作品。旗本の娘である架空の三姉妹むら・るい・雪の視点から、明治時代を描く。明治維新100…
三尺 (さんじゃく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →扱(しごき)
さんへいし【《三兵士》】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんりき【三力】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんろん【三論】
- 改訂新版 世界大百科事典
三日月 みかづき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 兵庫県西部,佐用町南東部の旧町域。千種川の支流志文川流域にある。 1934年町制。 1955年大広村と合体。 2005年佐用町,上月町,南光町と合体して佐…
三国 みくに
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 福井県北部,坂井市北西部の旧町域。九頭竜川河口の三角州を中心に三里浜と加越台地の一部陣ヶ岡台地を占める。 1889年町制施行。 1954年雄島村,加…
三隈 みくま
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
三輪 みわ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 福岡県中部,筑前町南東部の旧町域。筑紫平野の北部にある。 1962年町制。 2005年夜須町と合体して筑前町となる。大部分は三郡山地南西麓の扇状地で…
三曲 さんきょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本音楽用語。一般的には、特定の3種の楽器による合奏形態をさし、これを「三曲合奏」ともいう。現在は普通、箏(こと)、三味線、尺八の3種の楽器を…
三新法 さんしんぽう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明治政府が制定した最初の統一的地方制度で、1878年(明治11)7月22日に布告された地方制度に関する三つの新しい法、すなわち(1)郡区町村編制法、(2)…
三重奏 さんじゅうそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →トリオ
三乗 さんじょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の教理用語。サンスクリット語ではトリーニ・ヤーナーニtrīi yānāniあるいはヤーナ・トラヤyāna-trayaといい、いずれも「三つの乗り物」の意を表…
三世 さんぜ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の術語。サンスクリット語では一般にトラヨードゥバーナハtrayo 'dhvānaという。過去・現在・未来を意味し、また已(い)・今(こん)・当(とう)とも…
三全音 さんぜんおん tritone 英語 Tritonus ドイツ語 tritono イタリア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 音楽用語。三つの全音からなる音程関係、すなわち、ヘ音―ロ音、ハ音―嬰(えい)ヘ音などの増4度音程のこと。ただし平均律では、ロ音―ヘ音、ハ音―変ト音…
三族 さんぞく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 近い間柄の三つの親族。諸説があって一定しないが、『礼記(らいき)』には父、子、孫をあげ、『儀礼』には父の昆弟(こんてい)(兄弟)、自分の昆弟、…
さん‐あくしゅ【三悪趣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんなくしゅ」「さんまくしゅ」とも ) =さんあくどう(三悪道)[初出の実例]「汝等、我教を不信ずして終(つひ)…
さん‐あくどう(‥アクダウ)【三悪道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんなくどう」「さんまくどう」とも。「道」は梵語 gati の訳語。衆生がみずからの業によっておもむくところの生…
さん‐おう(‥ワウ)【三王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 古代中国の三人の王。すなわち夏(か)の禹王(うおう)、殷(いん)の湯王、周の文王(または武王)。さんのう。[初出の実例]「龍鳳別レ紀、五帝不レ相二…
さん‐か(‥クヮ)【三過】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 三業によっておこる身(行為)、口(言語)、意(意念)の三つのあやまち。[初出の実例]「三過(さんクハ) 口過 身過 意過 自レ易…
さん‐がい【三階】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんかい」とも )① 建築物で、二階の上にさらにもう一階あること。また、その階。[初出の実例]「Tristega〈略〉Sangaino(サンガイノ)…
さんかっ‐けい(サンカク‥)【三角形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 同一直線上にない三つの点と、そのそれぞれ二つを結ぶ三つの線分とから成る図形。その内部を含めた図形をさすこともある。それらの点をそ…
さん‐かん(‥クヮン)【三冠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三代の冠。夏后氏の毋追、殷の章甫、周の委貌。〔儀礼‐士冠礼〕② スポーツなどの一分野で、三つの賞を獲得すること。
さん‐きえ【三帰依】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんき(三帰)①[初出の実例]「頭少二梵音啓請并三帰依一」(出典:参天台五台山記(1072‐73)五)
さん‐ぎゃく【三逆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さんぎゃくざい(三逆罪)」の略。[初出の実例]「調達が三逆をつくり、八万蔵の聖教をほろぼしたりしも」(出典:平家物語(13C前)…
さん‐けつ【三傑】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 三人のすぐれた人物をいう。[初出の実例]「藤原朝臣諸成卒。諸成〈略〉弘仁年中為二文章生一。聰悟超レ倫。暗二誦文選上帙一。学中…
さん‐こう(‥カウ)【三考】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三度考えること。転じて、よく考えること。「再思三考」② ( 「考」は調べるの意 ) 官吏の成績を三年目ごとに調査し、九年間に三度行なっ…
さん‐さ【三佐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自衛官の階級の一つ。三等陸佐・海佐・空佐の略称。旧軍隊の少佐に相当する。
さん‐さく【三朔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんついたち(三朔日)
さん‐ざんまい【三三昧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんげだつもん(三解脱門)[初出の実例]「而只是四無礙十力四無畏八禅定八解脱三三昧」(出典:法華義疏(7C前)一)
さん‐し【三尸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道教で、人の体内に住んでいると説く三匹の虫。絶えず人の行動を監視していて、庚申の日の夜には、睡眠中の人の体から抜け出てその人の罪…
さん‐し【三豕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「己亥(きがい)に河を渉る」と読むべき所を、「己」を「三」に、「亥」を「豕」に誤って「三豕河を渉る」と読んだという「孔子家語‐七…
さん‐し【三使】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏語。老・病・死の三つをいう「三天使(さんてんし)」の略。「天使」は閻魔(えんま)王の使いの意。[初出の実例]「毎念レ建二仁祠之舎一…
さん‐し【三始】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 年・月・日の始めの意から ) =さんげん(三元)②[初出の実例]「年のはじめ 時のはじめ 月のはじめなれば 三始(シ) 三元 元三などもい…
さん‐しゃ【三者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三人。また、三つのもの。② ( 「だいさんしゃ(第三者)」の略 ) 当事者以外の関係のない者。[初出の実例]「三者の地位に立てばこそ芝居…
さん‐しゅう(‥シウ)【三州・参州】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 三河国(愛知県東部)の異称。〔黒本本節用集(室町)〕[ 2 ] 〘 名詞 〙① 「さんしゅうざけ(三州酒)」の略。[初出の実例]「酔うまい事か三…
さん‐じゅう(‥ジフ)【三十】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一〇の三倍の数。[初出の実例]「子もちの御前の衝重(ついがさね)三十、ちごの御ぞ、五襲(いつかさね)にて」(出典:源氏物語(1001‐14頃…
さん‐しょう【三升】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 「さんしょうもぐさ(三升艾)」の略。[初出の実例]「つがもなく利くと三升の灸をすへ」(出典:雑俳・柳多留‐五六(1811))[ 2 ] (…
さん‐じょう【三乗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「乗」は乗物の意 ) 仏語。衆生を乗せて悟りの世界へ運ぶ三種の教法。(イ) 声聞乗・縁覚乗・菩薩乗または大乗のこと。三蔵。[初出の実…
さん‐しょく【三職】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 慶応三年(一八六七)一二月九日の王政復古により設置された総裁・議定・参与の三職。明治元年(一八六八)閏四月の官制改革によ…
さん‐せい【三世】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 親・子・孫の関係にある三つの世代。三代。〔文明本節用集(室町中)〕 〔礼記‐曲礼下〕② 同じ血統や同じ流派の祖または同名の法王や皇…
さん‐せき【三夕】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 三晩。三夜。〔拾遺記‐巻九・晉時事〕② 近世、遊女の通り名の一つ。[初出の実例]「さんせきのまへ、つつじ」(出典:仮名草子・露…
さん‐せん【三仙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 東洋画の画題の一つ。仙鹿の伴侶とされる柏樹、花の仙である水仙、仙境に生じる霊芝(れいし)の三つをいい、一図に描くことが多い。
さん‐せん【三遷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三度移り変わること。また、官職が三度変わること。〔春秋左伝‐哀公八年〕② 「さんせん(三遷)の教え」の略。〔文明本節用集(室町中)…