マクリヤニス Ioánnes Makriyánnes 生没年:1797-1864
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシアの将軍。中部ギリシアのアルマトリ(自衛傭兵隊)の子として生まれる。ギリシア解放戦争ではエジプトのイブラーヒーム・パシャの大軍と戦い…
キルラ Kirra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コリント湾北岸,イテアの東にあった古代ギリシアの臨海都市。第1次神聖戦争に敗れ,その平野部はデルフォイのアポロン神殿に献納されるとともに,デ…
マルセル・A. デュラフォア Marcel Auguste Dieulafoy
- 20世紀西洋人名事典
- 1844.8.3 - 1920.2.24 フランスの考古学者,土木技師。 トゥルーズ生まれ。 スーサのダーレイオス一世とアルタクセルクセース二世の王宮跡発掘を行…
カライスカキス Geórgios Karaiskákis 生没年:1780-1827
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア解放戦争の将軍。クレフト(山賊)活動の盛んな地方に生まれ育ち,自らはアルマトリ(自衛団)の首領としてイオアニナのアリー・パシャに仕…
シュノイキスモス synoikismos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈集住〉を意味するギリシア語で,現実の移住があったかどうかにかかわりなく,〈村々に分かれて〉生活していたいくつかの村落共同体が一つの都市国…
クレウサ Kreousa
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話の女性。アテネ王エレクテウスと妃プラクシテアの娘で,アクロポリスの洞窟の中でアポロンと関係を結び,息子イオンを生んだが,この子…
コパン Copan
- 改訂新版 世界大百科事典
- ホンジュラスにあるマヤ遺跡。モタグア川流域にマヤ芸術様式のひとつコパン様式を生み出し,4世紀から9世紀に最も栄えた都市。遺跡の中心部はアクロ…
デュラフォア Dieulafoy, Marcel-Auguste
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1844.8.3. ツールーズ[没]1920.2.25. パリフランスの考古学者。スサの遺跡中ダレイオス1世とアルタクセルクセス2世の宮殿を発掘した。膨大な考古…
パルテノン ぱるてのん Parthenon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの建築。アテネ(古代名アテナイ)のアクロポリスに建つ古典初期のもっとも優れた建築。対ペルシア戦争の勝利を感謝してアテネ市の守護…
ペリクレス Perikles
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前495頃~前429古代ギリシアの最も優れた政治家の一人で,ポリス民主政の完成者。名門に生まれ,哲学者アナクサゴラスと親交を結んだ。前462年エフィ…
ミュラ Myra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- リュキアの古代都市。アンドリアクス河口に位置し,重要な海港。現トルコのデムレ。パウロはここから海路ローマへ向った。アクロポリスの西麓には前5…
アルカイック・スマイル archaic smile
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアのアルカイック時代,特に前6世紀なかばの彫像にみられる口元の表情。唇の両端をわずかに上に向け,微笑のような表情を表わす。アルカイック…
アルゴス(都市国家) あるごす Argos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのアルゴリス地方のポリス(都市国家)。神話伝説の世界で重要な位置を占め、ミケーネ時代にアカイア人の手でアクロポリスに城砦(じょう…
パトラ(Patra/Πάτρα)
- デジタル大辞泉
- ギリシャ、ペロポネソス半島北西部の港湾都市。イオニア海のパトラ湾に面する。古くからイタリアやイオニア海方面への海上交通の要衝として発展。現…
ペルガモン祭壇 ペルガモンさいだん Pergamon altar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 180年頃にペルガモン王国のエウメネス2世が父王アッタロス1世の対ガリア戦の勝利を記念してペルガモン (現トルコ,ベルガマ) のアクロポリスに建…
ピナコテカ Pinacoteca
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イタリア語で絵画館のこと。原語のピナコテーケー pinakothēkēはもとギリシアで絵の収集を意味し,特にアテネのアクロポリスの丘にあるプロピュライ…
ブレミュデス Blemmydes Wikephoros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1197. コンスタンチノープル[没]1272ビザンチンの学者。第4回十字軍による占領で生地から小アジアに移り,ニカイアを中心に活躍。歴史家アクロポ…
アテナ‐ニケ‐しんでん【アテナニケ神殿】
- デジタル大辞泉
- 《Naos tis Athinas Nikis/Ναός της Αθηνάς Νίκης》ギリシャの首都アテネ、アクロポリスの入口にある神殿。パルテノン神殿が建つ聖域への入口にあた…
コパイス Kōpais
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアのボイオチア北部にある湖。ミケーネ時代には,その西端に住んでいたオルコメノス人がこれを大運河で排水し,肥沃な平原に変えることによっ…
ネクロポリス
- デジタル大辞泉プラス
- 恩田陸の長編SFミステリー。2005年刊行。
エルギン・マーブルズ Elgin marbles
- 改訂新版 世界大百科事典
- エルギン伯T.ブルースによって19世紀初めアテネからイギリスに運ばれた古代彫刻の大コレクションの総称。ブルースはイギリス大使としてトルコに在任…
サラミス島 サラミスとう Nísos Salamís
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- サラミナ Salamínaともいう。ギリシア,エーゲ海西部,サロニコス湾北部にある島。アテネの外港ピレエフスの西方に,本土に近接して位置する。西から…
アクロポリス〈リンドス〉【アクロポリス〈リンドス〉】 Acropolis 〈Lindos〉
- 世界の観光地名がわかる事典
- アナトリア半島(小アジア)の西南端の沖合にあるギリシアのロードス島、東海岸中央部、リンドスの町の岬の突端、小高いリンドスの丘の上にある古代…
プロピュライア propylaia
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシアの,神殿を中心とした聖域入口に建てられる門をいう。固有名詞としては,アテナイのアクロポリスの西端にある門で,ムネシクレスの設計にな…
ゲルハルト ローデンヴァルト Gerhart Rodenwaldt
- 20世紀西洋人名事典
- 1886.10.16 - 1945.4.27 ドイツの美術考古学者。 ベルリン生まれ。 第一次大戦後のドイツ考古学研究所の再建と拡充に尽力し、1922〜32年同所所長を…
厳格様式 げんかくようしき Strenger stil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 美術様式。ギリシア美術史における古典前期,前 500~450年頃,アルカイック期とパルテノンの時代とを結ぶ時期,すなわち初期クラシック期の美術様式…
カネフォロス Kanēphoros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアの祝祭で,奉納物や儀式の道具を入れた籠を頭に載せて神前に進む少女 (ときには青年) をさす言葉。パナテナイア祭などの有名な祝祭では…
オリンピアゼウスしんでん【オリンピアゼウス神殿】
- 世界の観光地名がわかる事典
- ギリシアの首都アテネ、アクロポリスの近くにあるゼウス神殿の遺跡。ハドリアヌスの門のすぐ後ろにある。神殿が完成したのはローマ皇帝ハドリアヌス…
ロードス島
- 世界遺産情報
- すぐ東にはトルコが控えているロードス島は、古代遺跡や中世の建造物を残すエーゲ海でも人気のリゾート地です。島の中心ロードス・タウンは、14〜15…
アクラガス Akragas; Agrigentum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シチリア島南西部の古代ギリシアの植民市 (アポイキア ) 。現イタリアのアグリジェント。前 580年頃ゲラの市民によって建設され,前6~5世紀僭主ファ…
ティカル Tikal
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- マヤ文明最大の宗教センターの一つ。遺跡はグアテマラのペテン低地北部にあり,高い基壇に乗った神殿と,アクロポリスと呼ばれるエリート(神官)の住…
ネセバル
- 百科事典マイペディア
- ブルガリア東端の黒海につき出た出島。古来,争奪の的となった地で,かつては城壁に囲まれていた。約3000年の歴史をもち,古くはトラキア人が住みつ…
ミケーネ
- 世界遺産情報
- 紀元前1600〜1300年ごろ栄えたミケーネ文明の遺跡。ドイツの貿易商で考古学者のシュリーマンが、ミケーネ王アガメムノンがトロイ遠征後、妻と愛人に…
セリヌスの神殿 セリヌスのしんでん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前7世紀にシチリアの南西岸に建設されたギリシアの植民都市セリヌス (現セリヌンテ) にあった8つの神殿群。セリヌスは前 409年にカルタゴのハンニバ…
エレフシス えれふしす Eleusis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのアテナイ(アテネ)市の西方約20キロメートルに位置した重要な集落。古代名はエレウシス。エレフシス湾に面し、背後に肥沃(ひよく)な…
ガラテア人とその妻 ガラテアじんとそのつま Gaul and his wife
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ヘレニズム時代,小アジアに栄えたペルガモン王国のアッタロス1世(在位前241~前197)が,前228年ガラテア人との戦争の終結を記念してアクロポリス…
ポリス polis
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ギリシアにおける都市国家前10〜前8世紀,王政が貴族政に移ったころ,集住(シノイキスモス)によって成立したという。アテネ・スパルタ・テー…
テアゲネス Theagenēs
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代ギリシアのメガラの僭主。生没年不詳。富裕者の家畜の群れを屠殺することによって民衆の信頼を得,前640年から前620年ころにかけて僭主の座を保…
necròpoli
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 〘考〙墳墓の遺跡, 古墳, ネクロポリス. 2 霊園, 共同墓地. [←ギリシア語 nekrópolis (nekrós ‘morto’+pólis ‘citta’「死者の町」が原…
ブランデンブルク門 (ブランデンブルクもん) Brandenburger Tor
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベルリンにある石造の都市門。西方のブランデンブルク市へと向かうウンター・デン・リンデン通り終端に位置する。1788-91年建設。プロイセンの新古典…
パルテノン神殿
- 世界遺産情報
- ギリシャのシンボルともいえるアクロポリスの丘に姿を表すパルテノン神殿。紀元前432年、優秀な建築家や工芸家が集められて造られ、15年の歳月をかけ…
パナテナイア祭 パナテナイアさい Panathenaia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアのアテネで,毎年7~8月にあたるヘカトンバイオン月の 28日に行われた,都市の守護女神としてアクロポリスに祀られたアテナ女神の祭り。…
エレクテイオン Erechtheion
- 改訂新版 世界大百科事典
- アテナイのアクロポリス上の北にある神殿。〈エレクテウスの家〉の意であるが,〈エレクテイオン〉という名は後2世紀の旅行家パウサニアスの著作に初…
コレー korē
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア語で〈少女〉〈娘〉の意。複数形はコライkorai。ギリシア美術史では,とくにアルカイク期(前650-前500)につくられた一連の女性着衣像をい…
エレクテイオン えれくていおん Erekhtheion
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アテネのアクロポリスの北側に建つ古代ギリシアのイオニア式神殿。アテネの伝説上の王エレクテウスと女神アテネおよび海神ポセイドンの3神を祀(まつ)…
プロポリス
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] propolis ) ミツバチが採集してきた樹脂にハチが唾液をまぜ合わせてできた物質。巣の各所に塗って外敵から巣を守る。古くから民…
プロポリス
- 百科事典マイペディア
- ミツバチがユーカリやマツ,ポプラなどの樹木から採取した樹液と自身の唾液とを混ぜ合わせ,巣箱のすき間や内部の壁に塗り付けた樹脂様物質。黄緑色…
コパンのマヤいせき【コパンのマヤ遺跡】
- 世界遺産詳解
- 1980年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ホンジュラス最西部、コパンの盆地にある古代マヤ文明の遺跡。紀元前1000年頃から人間が住むようになり…
だいジンバブエ‐こくりつきねんぶつ【大ジンバブエ国立記念物】
- デジタル大辞泉
- 《Great Zimbabwe National Monument》ジンバブエ南部、ジンバブエ高原南端にある大規模な石造遺跡。「ジンバブエ」とはショナ語で「石の家」を意味…
ネクロポリス Nekropolis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア語で「死者の町」の意。元来古代都市の近くにある墓地を意味したが,特にアレクサンドリアの郊外の墓地をさして用いられる場合がある。古代…