ぶんしどうりきがく【分子動力学】
- 改訂新版 世界大百科事典
顕熱 けんねつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱力学におけるエンタルピーと同義である。気象学では潜熱に対比して用いられる。いま、気温をT(絶対温度)、空気の定圧比熱をCpとすれば、単位質量…
空力弾性 くうりきだんせい aeroelasticity
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フラッタ,バフェッティング,捻屈,補助翼逆ききなどのような,空気力学と弾性力学が相互に影響しあって起こる現象。振動または静的不安定現象を伴…
ツポレフ
- 百科事典マイペディア
- ソ連の航空機設計家。モスクワ工科大学で航空力学を専攻,革命後中央空気・流体力学研究所に入り,1920年自分の設計局を主宰するようになる。1922年…
クラウジウスの定理 クラウジウスのていり Clausius' theorem
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 熱力学系が任意のサイクルを経て変化するとき,サイクルを一回りする間に系が得る換算熱量の総和は一般に負となり,可逆サイクルのときだけゼロとな…
角運動量加成則【law of additivity of angular momentum】
- 法則の辞典
- 2種類の角運動量の和に関する法則.古典力学においてはそれぞれの角運動量のベクトル和として与えられる.量子力学においては,2種類の角運動量演算…
いでん‐とうけいがく〔ヰデン‐〕【遺伝統計学】
- デジタル大辞泉
- 遺伝情報と表現型に関する情報の関連性を統計解析に手法を用いて明らかにする研究分野。
机械波 jīxièbō
- 中日辞典 第3版
- [名]<物理>機械波.力学的な波.▶音波・水波のように媒質の振動が伝わる波動.
дина́мика
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [女2]〔dynamics〕①〚理〛力学,動力学(⇔ста́тика)②動態,発展過程;動き,変化,進展//дина́мика обще́ст- венного разви́тия|社…
静止質量 せいししつりょう rest mass
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 相対論的力学では,運動物体の質量はその速さに応じて変化する。特に速さがゼロのときの質量を静止質量といい,物体固有の量 (固有質量) である。速…
寺沢寛一 (てらざわ-かんいち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1882-1969 大正-昭和時代の物理学者。明治15年7月15日生まれ。大正7年母校東京帝大の教授となり,理学部長,地震研究所長,航空研究所長などをつとめ…
ファント・ホッフ ふぁんとほっふ Jacobus Henricus van't Hoff (1852―1911)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オランダの化学者。ロッテルダムに生まれる。立体化学の創設者であり、化学平衡の熱力学、溶液論などの業績で著名。オストワルト、アレニウスと並ぶ…
Hyd・ro•dy・na・mik, [hydrodynáːmIk]
- プログレッシブ 独和辞典
- [女] (-/ ) 〔理〕 液体動力学.
きんきゅうじたいさくしえん‐システム〔キンキフジタイサクシヱン‐〕【緊急時対策支援システム】
- デジタル大辞泉
- 原子力災害の発生時に事故の状態を迅速に把握し、解析予測をするシステム。原子力発電所内の各機器の状態を遠隔から監視し、起こり得る事故事象をあ…
エアロフォルム(aeroform)
- デジタル大辞泉
- 各種交通機械、特に自動車で空気力学的な形態のこと。空気に逆らわない形。流線形。
りょうし‐こうがく〔リヤウシクワウガク〕【量子光学】
- デジタル大辞泉
- 量子力学を基礎に、光の粒子性や光と物質の相互作用について研究する光学の一分野。
ジーンズ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Sir James Hopwood Jeans サー=ジェームズ=ホプウッド━ ) イギリスの天文学者、物理学者。ケンブリッジ大学教授。「レーリー‐ジーンズの放射法則」…
ポアソン(Siméon Denis Poisson)
- デジタル大辞泉
- [1781~1840]フランスの数学者・物理学者。定積分・微分方程式論を研究。変分法・確率論など幅広い分野で業績をあげ、また数学を熱力学・電磁場論…
ブリルアン関数【Brillouin funciton】
- 法則の辞典
- 常磁性と強磁性を扱う量子力学理論において重要な周期的関数. の形である.
おん‐ど〔ヲン‐〕【温度】
- デジタル大辞泉
- 物体のあたたかさ・冷たさを示す尺度。熱力学的には物体中の分子や原子の平均運動エネルギーに比例した量を示す。普通の温度計ではセ氏温度やカ氏温…
しんかがくたいわ〔シンクワガクタイワ〕【新科学対話】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈イタリア〉Discorsi e dimostrazioni matematiche intorno a due nuove scienze》ガリレイの著した科学書。1638年刊。正しくは「機械学と…
トンネル効果 トンネルこうか tunnel effect
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ポテンシャル障壁があるとき,その最高値より小さい運動エネルギーしかもたない粒子でも,その中にしみこんだり,障壁を通り抜けたりすることができ…
ライヘンバハ
- 百科事典マイペディア
- ドイツの哲学者。論理実証主義の代表者の一人。1926年ベルリン大学教授。ナチス政権樹立とともに国外にのがれ,1938年カリフォルニア大学教授。相対…
сопрома́т
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男1]((学生・話))(教科の)材料力学(сопротивле́ние материа́лов)
旋光分散
- 栄養・生化学辞典
- 光学活性物質の旋光度が波長によって変わる現象で,これを利用して高分子物質の構造解析などを行う.
ちゅうせいし‐せん【中性子線】
- デジタル大辞泉
- 中性子からなる粒子線。物質の結晶構造や磁気構造を解析する中性子回折の研究に利用される。中性子ビーム。
りょうし‐けいさん〔リヤウシ‐〕【量子計算】
- デジタル大辞泉
- 量子力学の原理を応用した量子コンピューターで行う計算。
ラグランジュ関数 ラグランジュかんすう Lagrange function
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ラグランジアンともいう。ニュートン力学において保存力が働くとき,運動エネルギー T とポテンシャルエネルギー V との差 L=T-V で与えられる関数…
守屋 富次郎 モリヤ トミジロウ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の航空工学者 東京大学教授。 生年明治31(1898)年6月10日 没年昭和49(1974)年3月2日 出生地岐阜県 学歴〔年〕東京帝国大学航空学科〔大正12…
応用数学 おうようすうがく applied mathematics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 応用数学という名称のもつイメージは多様である。昭和の初めごろ、応用数学といえば最小二乗法、補間法、数値解法、調和解析、確率統計、図式計算法…
ボーアの原子理論【Bohr's theory of atomic structure】
- 法則の辞典
- ラザフォードの原子模型では中心にプラスの電荷をもつ原子核があり,負電荷をもつ電子がその周囲を周回しているというモデルであったが,古典電磁気…
交換力 こうかんりょく exchange force
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2個の粒子に働く力で,位置,スピン,荷電などの交換効果を伴うものをいう。古典力学にはなく,量子力学に特有な力である。たとえば,原子核の中で陽…
ミクロカノニカル集合 ミクロカノニカルシュウゴウ microcanonical ensemble
- 化学辞典 第2版
- 系が指定された粒子数N,体積V,エネルギーEのもとで熱平衡状態にあるとき,体系に許されたすべての力学的状態(微視的状態)が等しい確率で出現してい…
危険指数【risk index】
- 法則の辞典
- リスクを冒した結果,有害な結果をもたらす確率について推定した指数.「リスク‐アンド‐ベネフィット解析」などで問題となる.
コネクトミクス(connectomics)
- デジタル大辞泉
- 脳の神経網(コネクトーム)の解析と地図化(マッピング)により、その構造や機能を明らかにする研究手法および研究分野。
フリガス フリース Friesz Frigues
- 20世紀西洋人名事典
- 1880 - 1956 ハンガリーの数学者。 ブダペスト西北ジェー生まれ。 ハンガリーの数学者で近代関数解析の基礎を研究、確立した。
ぶんこう‐がく(ブンクヮウ‥)【分光学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物質が放射または吸収する光のスペクトルを測定・解析し、それによって分子や原子の構造を研究する学問。
栄養統計学
- 栄養・生化学辞典
- 栄養素の摂取量や栄養状態などを調査し,その結果を解析して栄養改善などに役立てる栄養学の分野.
リウヴィルの定理【Liouville theorem】
- 法則の辞典
- 複素変数の関数で,全複素平面において有界かつ解析的であるならば,その関数は定数でなければならない.
ハーカー‐カスパーの不等式【Harker-Kasper's inequality】
- 法則の辞典
- X線結晶解析において,構造因子と関係づけてその位相因子を定めるための助けとなる不等式である.
カープラス Karplus, Martin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1930.3.15. ウィーンオーストリア生まれのアメリカ合衆国の化学者。1951年ハーバード大学で学士号を取得。1953年カリフォルニア工科大学でライナ…
Hydraulik
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [女] (―/) 〘理〙水力学, 水理学; 〘工〙水圧装置.
かんすう【関数・×函数】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a function1[2]次関数a linear [quadratic] function三角関数a trigonometrical function関数解析functional analysis関数空間functional space
主成分分析
- ブランド用語集
- 主成分分析とは複数の変数を合成して元の変数を減らし、全体を少数の変数で説明できるようにする多変量解析の手法のことをいう。
実変数関数論【じつへんすうかんすうろん】
- 百科事典マイペディア
- 実関数論とも。実変数の関数を一般的に研究する解析学の主要分野の一つ。微分積分学の確立以後,普通の関数論が複素変数の関数の分野に対象を拡張し…
ゲージ‐りろん【ゲージ理論】
- デジタル大辞泉
- 素粒子の相互作用をゲージ不変性に基づいて統一的に記述しようとする理論。量子電磁力学の素粒子の基礎理論となっており、素粒子間に働く力を媒介す…
グループ‐ダイナミックス(group dynamics)
- デジタル大辞泉
- 集団内部で成員間にみられる力関係およびその変動を研究する心理学の一分野。集団力学。
けっしょう‐こうぞう〔ケツシヤウコウザウ〕【結晶構造】
- デジタル大辞泉
- 結晶内の原子・分子・イオンなどの配列状態。構造解析には、X線・電子線・中性子線などの回折が用いられる。
ボルツマン‐ていすう【ボルツマン定数】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ボルツマンはBoltzmann ) オーストリアの理論物理学者ボルツマンによって導入された物理学における基礎定数の一つ。気体定数をアボガド…
はぎわら‐ゆうすけ〔はぎはら‐〕【萩原雄祐】
- デジタル大辞泉
- [1897~1979]天文学者。大阪の生まれ。東京帝大教授・東京天文台長。天体力学・理論天体物理学を専攻し、衛星や惑星等の運動を研究した。乗鞍のり…