ラウリオン Laurion/Laureion
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アッティカ東南部の銀産出地。その良質の銀はアテネ繁栄の一因をなした。ポリスが採鉱権を有し,市民は一定期間,個々の鉱坑を賃借して採掘にあたっ…
現像中心 ゲンゾウチュウシン development center
- 化学辞典 第2版
- ハロゲン化銀写真において現像が開始される部分.ハロゲン化銀還元の触媒になる.露光部では潜像が現像中心になるが,未露光部でも種々な原因で現像…
銘文入り刀剣
- 知恵蔵
- 鉄の刀剣に金、銀の象眼文字を記したもので、飛鳥以前が8振、うち国産が5振ある。5〜7世紀の記録であり712年に成立した古事記以前の極めて重要な文字…
平準行用庫 へいじゅんこうようこ Ping-zhunxing-yong-ku; P`ing-chun-hsing-yung-k`u
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,元の財務官庁の一つ。平準行用交鈔庫の略で,平準鈔庫,平準庫ともいう。世祖フビライ・ハンは即位後中統交鈔を発行し,新鈔と昏鈔 (文字不明…
銀貨 ぎんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 銀を素材とする鋳貨。鋳貨として一定の形状、品位、量目をもつ銀貨が最初に鋳造されたのは紀元前7世紀ごろのギリシアであったとされる。日本では和同…
銀本位制度 ぎんほんいせいど silver standard system
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一定量の銀を本位貨幣とする貨幣制度。本位貨幣が銀であるという点を除けば,金本位制度と変りはない。歴史的には,銀本位制度は金本位制度に先立っ…
盛世滋生人丁 (せいせいじせいじんてい) shèng shì zī shēng rén dīng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,清代の壮丁(16~60歳)のうち,定額をこえるため丁銀徴収を免除された人丁。清朝の租税は,はじめ明朝をうけつぎ,地銀・丁銀の2本立てであり…
かかく‐かくめい【価格革命】
- デジタル大辞泉
- 16世紀半ば以降、ヨーロッパで起こった著しい物価の騰貴現象。アメリカ大陸のスペイン領から大量の銀が流入し、銀の貨幣価値が低下したことが原因。
じょうぜ‐ほう(ジャウゼ‥)【常是宝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大黒常是が幕府から命ぜられて鋳造した銀貨。丁銀、豆板銀に常是および宝などの極印があるのでいう。一分銀、二朱銀などの銀貨幣一般につ…
しょうまい‐あきない(シャウマイあきなひ)【正米商】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、大坂の堂島米市場で、米切手の売買をいう。米を正銀で買い付け、切手で売ること。ふつう、建物米の切手を売買し、即日、代銀お…
シュワーツ(Schwaz)
- デジタル大辞泉
- オーストリア、チロル州の都市。中世に銀の産出で発展。当時、ヨーロッパ最大の産出量を誇った。銀の採掘で繁栄したフッガー家による館や教会がある。
げんげんぼう
- デジタル大辞泉プラス
- 石川県金沢地方の方言で、スズキ目ゲンゲ科の深海魚、ノロゲンゲのこと。「げんげん棒」の字をあてることもある。「ぎんぎん棒(銀々棒)」ともする。
エレクトラム(electrum)
- デジタル大辞泉
- 銀を多く含む自然金。
Ar・gen•tum, [arɡέntυm]
- プログレッシブ 独和辞典
- [中] (-[s]/ )(Silber)銀([記号] Ag).
Silber=besteck
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [中]銀食器(ナイフ・フォーク・スプーン).
硝酸銀【しょうさんぎん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はAgNO3。比重4.35,融点212℃。無色無臭,苦い味がある結晶。水,アルコールに可溶。有毒。銀塩の原料,分析試薬,銀めっき,写真の感光材料製…
パコス
- 岩石学辞典
- ペルーで土褐色の酸化鉄のこと.天然の銀または銀の塩化物の微細な粒子を含む[Fay : 1920].コロンビア,エクアドルでは鉄を含んだ銀鉱石[隅田 : …
【銀漢】ぎんかん
- 普及版 字通
- 天の河。銀河。宋・軾〔陽関詞三首、中秋月〕詩 雲收まり盡して、る 銀聲無くして、玉盤(月)を轉ず字通「銀」の項目を見る。
法幣 ほうへい
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1935年,中央・中国・交通の3銀行が発行した中国全国共通の銀行券(法定貨幣)。34年3月,アメリカの銀買上げ政策で中国からの銀流出が急増し,10月国…
アセチリド あせちりど acetylide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属炭化物のうち、三重結合(アセチレン結合)をもっている塩類似化合物の総称。アセチレン化物ということもある。アルカリ金属、アルカリ土類金属…
豆板銀 (まめいたぎん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代の銀貨の一種。丁銀(ちようぎん)の補助貨幣的な役割を果たし,その形状が小粒であったところから小粒銀・小玉銀とも呼ばれる。量目は1個1…
しら‐すり【白磨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 みがきたてた銀で飾った器具。[初出の実例]「三十六差(さい)たる白磨(シラスリ)(〈注〉シロミカキ)の銀筈(しろがねはず)の大中黒の矢に…
試金 シキン assay
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】鉱石,材料などの金属成分を迅速に定量すること.【Ⅱ】主として金,銀を含む鉱石を高温で処理分析する方法のこと.原理は,金,銀を含む鉱石を…
シュテルンゲルラッハ‐の‐じっけん【シュテルンゲルラッハの実験】
- デジタル大辞泉
- 1922年、ドイツのオットー=シュテルンとワルター=ゲルラッハが銀の原子線を用いて行った実験。加熱して蒸発させた銀粒子のビームに垂直な方向に磁…
金相場会所 きんそうばかいしょ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸時代,大坂にあった金,銀,銭3貨の取引所兼統制機関。寛文年間 (1661~73) に設立。当時の物価は江戸が金建て,大坂が銀建てであったため,3貨…
銀鏡反応 (ぎんきょうはんのう) silver mirror reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- 銀塩の水溶液に還元性有機化合物を加えて温めると,金属銀が還元されて析出し器壁が鏡のようになる(これを銀鏡という)現象。十分に清浄にした試験…
青化法【せいかほう】
- 百科事典マイペディア
- シアン化法とも呼ばれる金,銀の湿式製錬法。金や銀を,シアン化ナトリウムあるいはシアン化カリウムの水溶液中に錯イオンの形で溶解させて回収する。
はく‐いと【箔糸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金属繊維の一つ。金切箔、銀切箔などの総称。金、銀を打ち延ばして薄片とし、雁皮紙または鳥の子紙に漆で貼り付け、長さの方向に切ったも…
広田村ひろたむら
- 日本歴史地名大系
- 富山県:婦負郡婦中町広田村[現]婦中町広田神通川中流左岸と井田(いだ)川中流右岸の間に位置し、すぐ東を牛(うし)ヶ首(くび)用水が流れ、同…
ハーシェル効果 ハーシェルコウカ Herschel effect
- 化学辞典 第2版
- ハロゲン化銀写真において,露光後に赤外線または赤色光を照射することで写真濃度が低下する現象をいう.赤外線写真や特殊写真効果を得るために利用…
ar・gen・to・so, sa, [ar.xen.tó.so, -.sa]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 銀を含む.
da・mas・qui・nar, [da.mas.ki.nár;đa.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [他] 金[銀]の象眼を施す.
серебрёный
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [形1]((話))銀めっきした
ばん‐きん【判金・板金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大判金と小判金の呼称。特に大判金のこと。[初出の実例]「或は金之内にも、判金・砂・吹目、又は半分銀、かいもく銀にて請取申儀も御座候…
ぎん‐りん【銀輪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀で作った輪。銀色の輪。銀環。ぎんわ。② 自転車の車輪。また、自転車のこと。[初出の実例]「買ひ出しの自転車が競走のやうに銀輪を光…
天保金銀 てんぽうきんぎん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1837~43年(天保8~14)の間に江戸幕府により鋳造・発行された,文政金銀に代わる金銀。金貨のうち小判・一分判は品位はほぼ不変だが,量目は1両3.5匁…
感光 (かんこう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 写真フィルムの感光一般に光の照射を受けた物体あるいは化学物質が物理的性質や化学的性質の変化を起こす現象をいう。印刷物や織物の色材が…
豆板銀 まめいたぎん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小粒,小玉,小玉銀ともいう。江戸時代の銀貨幣の一つ。秤量貨幣で目方は5匁 (19g) 程度。丁銀の補助貨幣。
まめいた‐ぎん【豆板銀】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代の銀貨の一。目方が5匁もんめ(約19グラム)前後の称量貨幣で、丁銀ちょうぎんの補助として用いた。小粒こつぶ。粒銀つぶぎん。小玉銀。豆銀…
ねこだ‐ながし【ねこだ流し】
- デジタル大辞泉
- 古く行われた金・銀などの選鉱方法。細かく砕いた鉱石を、板に張った晒木綿さらしもめんやねこだなどの上に流し、その目に残った金・銀の粒子を採取…
はっ‐きん(ハク‥)【白金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 金属元素の一つ。元素記号 Pt 原子番号七八。原子量一九五・〇七八。銀白色の貴金属で銀よりも硬く、展性・延性に富む。王水、融解アル…
大黒常是 だいこくじょうぜ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸時代の銀座役人代々の世襲名。銀座の銀吹極(ぎんふききわめ)所ならびに諸上納銀改役(あらためやく)を家職となし、常是役所において銀貨(丁(ちょ…
stérling sìlver
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- (法定)純銀,スターリング銀.
sil・ber•grau, [..ɡraυ]
- プログレッシブ 独和辞典
- [形] 銀ねずみ色の.
三貨 さんか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金、銀、銭の3種の貨幣。江戸幕府はこれを正貨とし、交換比率を金1両=銀50匁(のち60匁)=銭4貫文と定めた。[編集部][参照項目] | 貨幣
てんぽう‐きんぎん【天▽保金銀】
- デジタル大辞泉
- 江戸幕府が天保3年(1832)から同9年の間に鋳造した金銀貨の総称。二朱判金・五両判金・小判金・大判金・一分判金・一分銀・丁銀・豆板銀など。
银婚 yínhūn
- 中日辞典 第3版
- [名](結婚25年目の)銀婚.
silb・rig, [zílbrIç°]
- プログレッシブ 独和辞典
- [形] 銀のような;銀色に輝く.
sil・vern /sílvərn/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [形]((古))銀製の;銀のような.
げん‐ぽう【元宝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 馬蹄銀のこと。