ナノポア(nanopore)
- デジタル大辞泉
- 膜たんぱく質や人工的に合成された薄膜にある数ナノメートル程度の極小の穴。DNA(デオキシリボ核酸)を1本に分離してこの穴に通し、塩基配列を高速…
クッタ‐ジューコフスキの定理【Kutta-Joukowski's theorem】
- 法則の辞典
- 完全流体中の物体に作用する揚力 L は,物体のまわりの循環 Γ と,流速 U と流体の密度 ρ の積で表される.つまり L=ρUΓ である.これはマグヌス効…
双対原理【duality principle,principle of duality】
- 法則の辞典
- 電気回路解析において,どの定理においても,ある量を双対な量に置き換えても同じように成立する.双対な二つの量とは,電流と電圧,インピーダンス…
モンテカルロ法
- 会計用語キーワード辞典
- 乱数を用いて膨大なシュミレーションを行うことによって近似解を導き出す方法。複雑なオプションで解析式が存在しないようなタイプのものの価値を算…
判別分析
- ブランド用語集
- 判別分析とはいくつかの変数がありそれらが2つまたはそれ以上のグループに分かれているとき、グループ間の境界線を見出し、グループ間の違いを見分け…
ポートミラーリング
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- スイッチングハブなどに搭載されている機能で、ネットワークを流れるデータを別の回線にコピーして送信する機能。コピーしたデータを利用して、通信…
逆ポーランド記法
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 数式を記述する方法のひとつで、被演算子の後に演算子を配置する。後置記法とも呼ぶ。たとえば、a+bという数式は、ab+と表現する。コンパイラーが演…
デバイシェラー‐ほう〔‐ハフ〕【デバイシェラー法】
- デジタル大辞泉
- X線回折を利用した構造解析の手法の一。粉末や多結晶の試料にX線を照射するとブラッグ反射による物質に固有な環状の回折像が得られる。この像を標準…
にしかわ‐しょうじ【西川正治】
- 精選版 日本国語大辞典
- 物理学者。東京都出身。X線による物質の構造解析の研究を開拓。のち原子核の研究に進んだ。日本結晶学会を創立。昭和二六年(一九五一)、文化勲章…
モノー(Jacques Lucien Monod)
- デジタル大辞泉
- [1910~1976]フランスの分子生物学者。細菌の適応酵素を研究。たんぱく質生成の遺伝的制御を解析し、フランソワ=ジャコブとともにオペロン説を提…
せいぶつ‐とうけいがく【生物統計学】
- デジタル大辞泉
- 生物学、農学、医学などに統計学的手法を適用する学問分野。生物の大きさや農産物の収量などを統計的に解析したり、新薬の臨床試験の効果や各種検査…
プラントル数【Prandtl number】
- 法則の辞典
- 流体の伝熱の解析に用いられる無次元数で,記号 Pr.流体の熱伝導性を代表するパラメータである. で表されるが,運動粘度 ν(=μ/ρ)と温度伝導率 …
天体物理学【てんたいぶつりがく】
- 百科事典マイペディア
- 天体の物理的性質を研究する天文学の一分科。19世紀末から発展。特に近年は,ロケット,人工衛星,宇宙探査機を用いたほとんど全波長域に及ぶ大気圏…
李四光 (りしこう) Lǐ Sì guāng 生没年:1889-1971
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国の地質学者。湖北省黄岡県の農家に生まれ,日本で造船学を学んだが,後にイギリスのグラスゴー大学で地質学を修め,中国を代表する地質学者とな…
弦理論 げんりろん string theory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 点粒子の代わりに,一次元的に広がった弦の運動を扱う量子論。1970年頃,ハドロンを広がった素粒子としてとらえ,その模型として初めて定式化された…
cabinet appointments
- 英和 用語・用例辞典
- 内閣人事cabinet appointmentsの用例Cabinet appointments are frequently based on seniority and factional power politics.内閣人事は、年功序列…
アセノスフェア
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] asthenosphere ) 岩石圏の下にあり、マントル上部の厚さ七〇~二五〇キロメートルの層。力学的に強度の小さい層。
中間コード
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- プログラムにおいて、ソースコードから最終的にコンピューターが実行する形式に変換する過程で、一時的に作成されるコードのこと。人間に理解可能な…
は‐そく【波束】
- デジタル大辞泉
- 波形が、ある時刻に空間の限られた部分にだけ存在する波。量子力学では、存在確率が有限の空間内に限られた粒子の状態に対する波動関数をいう。
ヒルベルト‐くうかん【ヒルベルト空間】
- デジタル大辞泉
- ユークリッド空間を無限次元に拡張した空間。ヒルベルトが積分方程式を解こうとして着想。量子力学で、物質系の状態を数学的に構成するのに用いる。
ごう‐りょく〔ガフ‐〕【合力】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 力学で、物体に二つ以上の力が作用するとき、それらの力と効果が等しい一つの力。合成力。⇔分力。2 ⇒ごうりき(合力)
内部エネルギー (ないぶエネルギー) internal energy
- 改訂新版 世界大百科事典
- 物質のもつエネルギーのうちで,その全体としての運動に関する運動エネルギーを差し引いた残りのエネルギー。これは,その物質の状態を表す熱力学的…
ボルツマンの原理【Boltzmann's principle】
- 法則の辞典
- 一つの統計力学的システムのエントロピーは,その巨視的状態に属する微視的状態の数,すなわち状態確率 W の対数に比例する.ボルツマンの式*を参照…
銭学森【せんがくしん】
- 百科事典マイペディア
- 中国の科学者。専門は航空力学。浙江省杭州の人。1929年,交通大学(西安交通大学と上海交通大学の前身)を卒業。マサチューセッツ工科大学に留学。…
ファウラー Fowler, Sir Ralph Howard
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1889.1.17. エセックス,ロイダン[没]1944.7.28. ケンブリッジイギリスの理論物理学者。ケンブリッジのトリニティ・カレッジで学び,母校の特別…
バイオメカニクス biomechanics; Biomechanik
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 身体運動学あるいはスポーツ力学とも呼ぶ。体育科学の一分野。日本体育学会のなかにも専門の研究分科会がある。もともと整形外科学のために開発され…
トライボロジー(tribology)
- デジタル大辞泉
- 二つの物体が互いに滑り合うような運動をしたときの、接触面に生じる摩擦・摩耗・潤滑の現象やその過程を対象とする応用力学の一分野。摩擦学。
りょうし‐エレクトロニクス〔リヤウシ‐〕【量子エレクトロニクス】
- デジタル大辞泉
- 量子力学を基礎に、原子や分子と電磁波との相互作用の応用を研究する電子工学の一分野。電磁波を発振・増幅するメーザーやレーザー技術が中心。
れい‐き【励起】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること。
じゅん‐もんだい【順問題】
- デジタル大辞泉
- 《direct problemの訳語》ある現象に着目し、原因(入力)から結果や応答(出力)を推定する解析方法。現象を支配する方程式や数理モデルがあるとし…
ポーリング ぽーりんぐ Linus Carl Pauling (1901―1994)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの物理化学者。理論、実験両面において、とくに量子力学を化学に取り入れ、構造化学の方法を確立した業績で知られる。オレゴン州ポートラン…
ごう‐りょく(ガフ‥)【合力】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ⇒こうりょく(合力)② 力学で、二つ以上の力のベクトルを、合成によって一つの力のベクトルにまとめたもの。合成力。
りゅうりょう 流量
- 小学館 和伊中辞典 2版
- (河川の)(quantità(女) di)corrente(女);(流体力学で)tempo(男) di scorrimento;(水・熱などの)flusso(男);(単位時間内における水の)portata(女)
aerostàtico
- 伊和中辞典 2版
- [形][複(男) -ci] 1 空気静力学の. 2 軽飛行機操縦の;大気中を浮遊する pallone ~|気球. 3 ⸨比喩的⸩軽い, 中身のない.
フォールアウト‐レポート(fall out report)
- デジタル大辞泉
- ウェブサイトのアクセス解析において、閲覧者のページ毎の離脱率などが記録されるレポート。閲覧者の離脱の原因を分析し、ウェブサイトのデザインや…
анализи́ровать
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- -рую, -руешь 受過-анный[不完・完]〔analyze〕〔完またпро//анализи́ровать〕〈[対]〉①(科学的・技術的に)分析を行う;〚数〛解析する…
じめん‐こうか〔ヂメンカウクワ〕【地面効果】
- デジタル大辞泉
- 地面の近くを飛行する航空機が、地面から受ける流体力学的な影響。自由大気中の飛行と異なり、翼が受ける揚力が大きくなる。グラウンドエフェクト。
エキスパート‐パネル(expert panel)
- デジタル大辞泉
- 1 有識者会議。専門員会。専門調査会。2 がんゲノム医療において、患者のがん遺伝子を解析するがん遺伝子パネル検査の結果を踏まえ、治療方針を決…
ge・om・e・try /dʒiάmətri | -ɔ́m-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]((複)-tries)1 [U]幾何学.analytical [Euclidian] geometry解析[ユークリッド]幾何学1a [C]幾何学書.2 〔the ~〕(物の)幾何図形的配置…
りょうし‐コンピューター〔リヤウシ‐〕【量子コンピューター】
- デジタル大辞泉
- 《quantum computer》量子力学の原理を応用したコンピューター。量子力学的な重ね合わせの状態にある量子ビットを演算の基本単位とすることにより、…
遷移 センイ transition
- 化学辞典 第2版
- 素粒子・原子核・原子・分子・結晶など,すべての量子力学的体系について,ある一つの定常状態から別の定常状態へ移る量子力学的過程.ほかの体系と…
じゅんかん‐かてい〔ジユンクワンクワテイ〕【循環過程】
- デジタル大辞泉
- ある状態が変化したあと、再びもとの状態に戻るまでの一連の過程。特に熱力学で、気体の温度・圧力・体積などの変化がもとの状態に戻るまでの過程。
因果律【law of causality】
- 法則の辞典
- 原因と結果とが関連づけられること.この意味では古典力学での因果律とまったく同じである.病因論や疫学においては重要な根本となっている.
こうか‐だいがく(コウクヮ‥)【工科大学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 帝国大学分科大学の一つ。明治一九年(一八八六)設置。土木工学、機械工学、造船学、船用機関学、造兵学、電気工学、建築学、応用化学、…
ビオメハニカ Biomekhanika
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 生物力学的演劇法,人体力学的演劇法ともいう。ソ連の演出家 V.E.メイエルホリドが 1920年代に創案した演技体系。メイエルホリド自身も創立に参加し…
温度目盛 オンドメモリ temperature scale
- 化学辞典 第2版
- 基本の温度は熱力学的温度(記号T )で,その単位はケルビン(記号 K)といい,水の三重点の熱力学的温度の1/273.16で定義される.セルシウス温度(記号t)…
量子サイズ効果【quantum size effect】
- 法則の辞典
- 固体試料のサイズが,その中の伝導電子や正孔のド・ブロイ波長程度になった場合に,熱力学的な量や輸送係数などにサイズ依存性が出現する現象.
層 そう sheaf
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 数学用語。たとえば解析多様体を考える場合に,各点の開近傍についてはその上の解析関数全体を考えることができるが,多様体総体として大域的に考え…
線形回路 せんけいかいろ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 回路を構成する素子の定数が線形である(電圧と電流が比例する)場合を線形回路という。これに対し、鉄心のあるコイルなどのように、回路素子によっ…
量子もつれ りょうしもつれ quantum entanglement
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 量子多体系において、2個以上の量子が古典力学では説明できない相関をもつこと、また、それにかかわる現象をいう。量子エンタングルメントともよぶ。…