さん‐にん【三人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人数の三。また、その人々。三名。みたり。[初出の実例]「シュンクヮン サウヅ ト、ヤスヨリ ト、コノ ショウシャウ アイグシテ sannin(…
さん‐ば【三番】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さんばそう(三番叟)」の略。
さん‐ふこう(‥フカウ)【三不幸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 北宋の儒学者程頤(ていい)のいった三つの不幸。すなわち、年若くして高位に登ること、父兄の力によって顕官につくこと、才能があって文章…
さん‐ぼう(‥バウ)【三忘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「史記‐司馬穰苴伝」の「将受レ命之日、則忘二其家一、臨レ軍約束、則忘二其親一、援レ枹鼓レ之急、則忘二其身一」から ) 武士が戦場に…
さん‐ぼん【三品】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ほん」は「品」の呉音 )① 親王(しんのう)の位階の第三位。[初出の実例]「親王 一品。太政大臣。二品。左右大臣。三品。四品。大納言…
さん‐まくしゅ(‥アクシュ)【三悪趣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんあくしゅ」の連声 ) ⇒さんあくしゅ(三悪趣)
さん‐もんぜき【三門跡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 天台宗の山門派と寺門派とにおける三つの門跡。山門では、円融院(梶井)・青蓮院・妙法院、寺門では、円満院・聖護院・実相院をいう。三門。[初出の…
さん‐やぐら【三櫓】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] =さんざ(三座)[ 二 ][初出の実例]「当特の俳優其此を評せし物にて其論三櫓(サンヤグラ)と共に高し」(出典:評判記・三ケ津役者評判記(185…
さん‐よ【三余】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 読書にもっとも適した三つの時期または時。冬(年の余)・夜(日の余)・陰雨(時の余)の三つの時。[初出の実例]「蹔以二三余暇一、遊息…
さん‐ろ【三露】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 黒・黄・青の三色をもつ想像上の露で、病気を癒やし、不老長寿の薬になるという。〔鮑照‐白雲〕② 茶道で、茶の会を行なう時、客の席入り…
さんぼう【三方】
- 食器・調理器具がわかる辞典
- 衝重(ついがさ)ねの一種。檜(ひのき)製の白木の折敷(おしき)の下に台を取り付け、その台の三面に刳形(くりかた)(穴)をあけたもの。神仏に捧げる供…
三韓 さんかん Sam-Han
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代朝鮮半島南部に拠った朝鮮民族の呼称。朝鮮民族について最も古くかつ詳細に伝えた『三国志』魏志東夷伝によれば,3世紀後半頃朝鮮半島南部は,馬…
三教 さんぎょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「さんきょう」ともいう。 (1) 3つの教えのこと。中国では仏教,儒教,道教,日本では仏教,神道,儒教。 (2) 3つの宗教すなわち仏教,神道,キリス…
三蘇 さんそ San-su
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,北宋の文学者蘇軾 (そしょく) 父子3人の併称。父の蘇洵 (そじゅん) を老蘇,蘇軾を大蘇,弟の蘇轍 (そてつ) を小蘇と呼んで区別する。ともに文…
なむ‐さん【南無三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 感動詞 〙 ( 「なむさんぼう(南無三宝)」の略 ) =なむさんぼう(南無三宝)[ 二 ][初出の実例]「南無さん、よいの相談をきいたかしてのいた」(…
三大臣 (通称) さんだいじん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題けいせい三大臣初演享保13.春(京・市山助五郎座)
三花菱 (通称) みつはなびし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題三花菱朝日曠着初演明治23.6(大阪・角芝居)
三番 (別題) さんば
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題三番叟初演享保4.11(江戸城二の丸)
みつ‐うち【三打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 手拍子を三回打つこと。また、その手拍子。[初出の実例]「『三人狐拳でおっつけよう。サア来なせへ』『三つ打だぞ。しゃんしゃんしゃん…
みつ‐えり【三襟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 着物三枚を、下の襟が少し見えるようにずらして重ねて着ること。また、その着方。[初出の実例]「三えりに物を着候事、児、若衆など、え…
みっか‐ぼし【三日干】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 葬式の翌日に、死者が生前に着用していた衣服などを洗い、三日間陰干しにすること。
みつ‐と【三斗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 日本建築で、肘木の上に巻斗(まきと)を三つ載せること。② 「みつとぐみ(三斗組)」の略。[初出の実例]「接物は三つ斗構」(出典:匠明(…
みつ‐やま【三山】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 三等分すること。また、そのもの。[初出の実例]「何でも三つ山の約束に」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油屋)② …
み‐ところ【三所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つの場所。三か所。[初出の実例]「水はその山に三所ぞ流れたる」(出典:更級日記(1059頃))② 貴人の三人。御三方(おさんかた)。[初出…
み‐とせ【三歳・三年】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三か年。さんねん。また、三歳(さんさい)。[初出の実例]「家ゆ出でて 三歳(みとせ)の間に 垣もなく 家失せめやと」(出典:万葉集(8C後…
だいさん 第三
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ◇第三の 第三の だいさんの terzo ◇第三に 第三に だいさんに terzo, in terzo luogo ◎第三インターナショナル 第三インターナショナル だいさ…
さんねん 三年
- 小学館 和伊中辞典 2版
- tre anni(男)[複] ¶3年ごとの|triennale ¶3年ごとに|ogni tre anni ¶3年計画|piano triennale ¶3年生|studente(男)[(女)-essa]del terzo ann…
さんびょうし 三拍子
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 1 〘音〙tempo(男)[ritmo(男)] terna̱rio ¶三拍子の音楽|mu̱ṣica in tre tempi 2 (3つの必要な条件) ¶彼は健康,人柄,才能と三拍子…
さんぶん 三分
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ◇三分する 三分する さんぶんする divi̱dere ql.co. in tre (parti) ¶3分の|1un terzo ¶3分の|2due terzi
さんれんぱい 三連敗
- 小学館 和伊中辞典 2版
- tre sconfitte(女)[複]consecutive
しちさん 七三
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ¶利益を七三に分ける|divi̱dere gli u̱tili sulla baṣe di sette a tre ¶髪を七三に分ける|portare la riga [scriminatura] 「da un…
三幡
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:正治1.6.30(1199.7.24) 生年:文治2(1186) 源頼朝と北条政子の次女。妹姫の意味で乙姫ともいう。頼朝は当初,姉の大姫の入内を願ったが,大姫の…
三奉行
- とっさの日本語便利帳
- 江戸幕府における、寺社奉行、町奉行、勘定奉行の総称。寺社奉行は寺社および寺社領の管理、町奉行(南町奉行所と北町奉行所に分かれる)は江戸市中の…
三才女
- とっさの日本語便利帳
- 平安中期の代表的な女流歌人。▽紀貫之女(きのつらゆきのむすめ)、伊勢大輔(いせのたゆう)、小式部内侍(こしきぶのないし)
三山
- とっさの日本語便利帳
- 出羽三山▽月山(がっさん)、羽黒(はぐろ)山、湯殿(ゆどの)山 大和三山▽畝傍(うねび)山、香具(かぐ)山、耳成(みみなし)山
三社
- とっさの日本語便利帳
- ▽伊勢神宮、石清水八幡宮、賀茂神社または春日神社
三役
- とっさの日本語便利帳
- 大相撲→「日常生活で役に立つ!編 スポーツ用語」の「番付」
三線
- 日本文化いろは事典
- 沖縄・奄美など南西諸島の弦楽器。胴の裏表両面に蛇皮が張られていて、全長75〜80cm程度の大きさです。 沖縄音楽の伴奏には欠かせない存在の楽器で、…
三好学 (みよし-まなぶ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1862*-1939 明治-昭和時代前期の植物学者。文久元年12月5日生まれ。ドイツに留学。明治28年帝国大学教授となり,植物生理学,植物生態学をわが国に導…
三管領【さんかんれい】
- 百科事典マイペディア
- →管領
三乗【さんじょう】
- 百科事典マイペディア
- 仏教の基本的概念の一つ。乗は乗物の意で,衆生を迷いの世界から,悟りへと運ぶこと。悟りに至るには,人の資質などに応じて3種の方法がある。教え…
三毒【さんどく】
- 百科事典マイペディア
- 仏教で善根を害する三つの心の動き。貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに)(怒り)・愚痴(ぐち)。→関連項目娑婆
三尾【さんび】
- 百科事典マイペディア
- 京都市右京区,清滝川の渓流に沿う高雄(高尾)・槙尾(まきのお)・栂尾(とがのお)3地の総称。古来紅葉の名所で,高雄に神護寺,槙尾に西明寺,栂尾…
三仏寺【さんぶつじ】
- 百科事典マイペディア
- 鳥取県三朝(みささ)町にある天台宗の寺。8世紀初頭役行者(えんのぎょうじゃ)が開基という。849年円仁(えんにん)が再興して,釈迦・阿弥陀・大日の三…
三論【さんろん】
- 百科事典マイペディア
- 仏教,三論宗の根本聖典。竜樹(りゅうじゅ)の《中論》4巻,《十二門論》1巻と提婆(だいば)の《百論》2巻(ともに青目(しょうもく)・羅什(らじゅう…
三七 (サンシチ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。キク科の多年草,園芸植物,薬用植物。サンシチソウの別称
三摩 (サンマ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Cololabis saira動物。サンマ科の海水魚
三檞 (ミツガシワ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Menyanthes trifoliata植物。ミツガシワ科の抽水性多年草,高山植物
三韓 さんかん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 3世紀ごろ朝鮮半島の南半部に分立していた馬韓 (ばかん) ・辰韓 (しんかん) ・弁韓 (べんかん) (弁辰)の総称のち朝鮮の総称にもなった。3世紀ごろ…
三筆 さんぴつ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安初期を代表する3人の能書家,空海・嵯峨天皇・橘逸勢 (たちばなのはやなり) の総称中国風の力強い書風で,空海の『風信帖 (ふうしんじよう) 』…