ラミア戦争 らみあせんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前4世紀のギリシア諸ポリスとマケドニアとの戦い。「ギリシア人の戦争」ともよぶ。ラミアLamiaはギリシア中部、テッサリアとの境界に近い小邑(し…
ウルリヒ ウィルケン Ulrich Wilcken
- 20世紀西洋人名事典
- 1862 - 1944 ドイツの古代史家,パピルス学者。 ブレスラウ大学、ウュルツブルク大学、ハレ大学、ライプツィヒ大学、ボン大学、ミュンヘン大学、ベ…
アレキサンダー大王 あれきさんだーだいおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アレクサンドロス
ポリュペルコン Polyperchōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前380頃[没]?古代マケドニアの将軍,政治家。最初前 333年のイッソスの戦いでアレクサンドロス3世 (大王) のマケドニア歩兵部隊を指揮して頭角を…
パルメニオン Parmeniōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前400頃[没]前330. エクバタナ古代マケドニアの軍人。貴族の出で,フィリッポス2世に仕え,前 336年アジア遠征の準備のため小アジアに派遣された…
リシマコス りしまこす Lysimachos (前361―前281)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アレクサンドロス大王の部将で、大王没後はトラキア王(前323~前281)、マケドニア王(前286~前281)。大王の没後、諸将と合従連衡を繰り返してそ…
フィリッポス(2世) Philippos Ⅱ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前382ごろ〜前336古代マケドニア王(在位前359〜前336)少年時代に人質となっていたテーベから学んだファランクスを中心とする強力な軍隊を設けてギ…
古代アレクサンドリア図書館 こだいあれくさんどりあとしょかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前4世紀末から約300年にわたってエジプトを支配したプトレマイオス朝の首都アレクサンドリアにあった図書館。地中海に面した都市アレクサンドリ…
ピュジェ
- 百科事典マイペディア
- フランスの彫刻家。マルセイユ生れ。2度のイタリア旅行でベリーニ,ピエトロ・ダ・コルトナの影響を受けたが,より劇的な動感と精緻(せいち)な写実…
アリストテレス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Aristotelēs ) 古代ギリシア最大の哲学者。はじめアテナイでプラトンの教えを受け、のちアレクサンドロス大王の家庭教師を務める。晩年はアテナイ…
サマルカンド Samarkand
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イラン人がソグディアナの中心部に建設した都市ザラフシャン川の南岸にあり,東西貿易の中心地の1つで,前4世紀アレクサンドロス大王の攻撃を受け…
a・le・jan・dri・no, na, [a.le.xan.drí.no, -.na]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 (エジプトの)アレクサンドリアの.2 アレクサンドリア学派の;アレクサンドル詩句の.3 アレクサンダー大王の.━[男] [女] アレクサンドリア…
クレオメネス[ナウクラティス] Kleomenēs of Naukratis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前4世紀頃のエジプトの長官。アレクサンドロス3世 (大王)により,エジプトの財務官および東部デルタの長官に任命された。
ペルディッカス Perdikkas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前365頃[没]前321アレクサンドロス3世 (大王)麾下の将軍の1人。マケドニア歩兵部隊を率いて大王の遠征軍に加わった。大王の死後,みずから全帝国…
マケドニア王国【マケドニアおうこく】
- 百科事典マイペディア
- バルカン半島南部のマケドニアに興った古代王国。早くギリシア本土北部のテッサリアからマケドニアに侵入したドリス人の一派が建国したとされてきた…
アンティゴノス朝 (アンティゴノスちょう) Antigonos
- 改訂新版 世界大百科事典
- マケドニアのアレクサンドロス大王の部将アンティゴノス1世を祖とするヘレニズム王朝。前306-前168年。アンティゴノスとその子デメトリオス1世がアレ…
帝国主義 ていこくしゅぎ imperialism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般的にはある国家が権威を背景とし,国境外の人々に対して支配権を及ぼそうとする膨張主義的政策をいう。 19世紀後半から使われた用語であるが,歴…
ウルファ Urfa
- 改訂新版 世界大百科事典
- トルコ南東部,シリア国境に近い都市で,同名県の県都。人口47万2238(2007)。古名はエデッサEdessa。歴史は古く,アナトリアとメソポタミア地方を…
アルトドルファー
- 百科事典マイペディア
- ドイツの画家,版画家。生地と推定されるレーゲンスブルクを中心に活動し,ドナウ派の代表的画家の一人。風景を数々のデッサンや版画に詩情豊かに描…
ネアルコス Nearchos 生没年:前360ころ-前312ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- アレクサンドロス大王が最も信頼した側近〈ヘタイロイ〉の部将の一人。クレタ島出身のギリシア人で,王とは少年時代から親友として交わった。前334年…
ヘファイスチオン Hēphaistiōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前356頃[没]前324古代マケドニアの将軍。アレクサンドロス3世 (大王)の幼友だちであり,最も親しい仲間であった。有能な指揮官で,大王の帝国建…
ディアドコイ diadochoi
- 改訂新版 世界大百科事典
- 元来〈後継者〉を意味するギリシア語。アレクサンドロス大王の遺領と権力を継ごうと争った将軍たちをいう。大王の死後将軍たちの間に,帝国の統一支…
オクソス Ōxos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アムダリア (川) の古代名。ギリシア人は,ヘロドトスによって,その名を知っていたが,実際に見たのはアレクサンドロス3世 (大王) の遠征軍であった…
アレキサンダー
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 異表記 ] アレクサンダー[ 1 ] ( Alexander ) ⇒アレクサンドロス[ 2 ] 〘 名詞 〙 ( [英語] alexander ) ⇒アレキサンドライト
ヘレニズム
- とっさの日本語便利帳
- ギリシャ風の思想・文化。ことにアレクサンダー大王(在位前三三六~三二三)東方遠征以降三〇〇年程の、ギリシャ文化の普及、オリエント文化との出会…
サアーリビー さあーりびー Abū Manūr al-Tha‘ālibī (961―1038)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イラン系のアラビア語著述家。文学、歴史、伝記など50点に及ぶ著作があり、博識で知られた。狐(きつね)(サアーリブ)の皮を着ていたのでサアーリビ…
ディオゲネス
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシアの哲学者。黒海沿岸のシノペの生れ。アンティステネスの弟子でキュニコス学派の代表的人物。禁欲・自足・無恥を信条とし,因襲から解放…
マケドニア(Macedonia)
- デジタル大辞泉
- バルカン半島中部の地域。前7世紀後半、ドリス人系の王朝が成立。前4世紀にフィリッポス2世・アレクサンドロス大王父子の時代に最盛期を迎え、ギリシ…
バクトリア Bactria
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 中央アジアのアム川流域のバクトラ(現バルフ)を中心とする古地名。アレクサンドロス大王の東征後,ギリシア人が住みつき,前250年頃太守ディオドトス…
èmulo
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)[(女) -a]競争者, 好敵手, ライバル;⸨稀⸩敵 Tutti i grandi uomini hanno avuto degli emuli.|すべての偉人には良き競争者がいた Cesare…
アタナシウス Athanasius, Magnus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]293頃.アレクサンドリア[没]373.5.2. アレクサンドリアニカイア公会議 (325) 時代の教父,聖人,教会博士。当時キリスト教会を2分したアリウス派…
クレイタルコス Kleitarchos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前3世紀頃アレクサンドリアに住んだアレクサンドロス3世 (大王)史家の一人。コロフォン出身の歴史家ディノンの息子。彼の作品は,前 280年頃執筆され…
キリキア きりきあ Cilicia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 小アジア南東部の地中海岸地帯。東はシリアと隣接し、北はトロス(タウルス)山脈を境としてカッパドキアやリュオカネアに達する位置にある。西は険…
アンティゴノス(1世) あんてぃごのす Antigonos Ⅰ (前382?―前301)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マケドニア貴族でアレクサンドロス大王の部将の一人。「隻眼」(モノフタルモスMonophthalmos)とあだ名される。東征に出陣したが、そうそうに占領地…
マリアムネ Mariamne
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前57頃[没]前29ユダヤのヘロデ大王の妃。ユダヤ教祭司ヨハンネス・ヒュルカノス2世の孫。ハスモン (マカベア) 王家の血をひくため政略上の目的で…
アリストブロス[カサンドレイア] Aristoboulos of Kassandreia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前4世紀末頃のアレクサンドロス3世 (大王)配下の歴史家。軍事の専門家であったが,地理や自然法に通じ,大王自身についても信頼できる記述を残した。
ブケファロス Boukephalos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アレクサンドロス3世 (大王)の愛馬の名。前 326年のヒュダスペスにおける戦いののちに死亡し,大王はそれを記念して,そこにブケファラの町を建設し…
オフェラス Ophellas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前309アレクサンドロス3世 (大王)に仕えた古代マケドニアの貴族。キュレネ総督となり,シラクサの僭主アガトクレスのアフリカ遠征を援助し…
ナウクラティス なうくらてぃす Naucratis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代エジプトのナイル川カノプス(デルタを構成する諸支流の一つ)沿いに位置したギリシア人交易都市。紀元前650年ごろミレトス人によって貨物集散地…
アオルノス Aornos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インダス川西岸,アフガニスタン,カブール南東 90kmにある自然の要害の町。現ピルサル山。前 327年にアレクサンドロス3世 (大王)が攻めあぐみ,隣接…
アレクサンドリア
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Alexandria )[ 一 ] アレクサンドロスが自分の名を冠して各地に建設した都市。エジプト、エスカテ、イッソスなど数多くあった。ギリシア語名はアレ…
フリュギア
- 百科事典マイペディア
- 古代小アジア北西部の地方名。前2千年紀末に印欧語族のフリュギア人が侵入して王国を建てた。王都ゴルディオン。前6世紀リュディア王国が征服。ア…
ゼノドトス Zēnodotos 生没年:前325ころ-前260ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- アレクサンドリアの文献学者。エフェソスに生まれる。文法家フィレタスPhilētasの弟子。プトレマイオス2世によりアレクサンドリア図書館の初代館長に…
クレイトス Kleitos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前380頃[没]前328/前327古代マケドニアの貴族,軍人。騎兵親衛隊長。グラニコスの戦いでアレクサンドロス3世 (大王)の命を救ったが,7年後口論か…
アケメネス朝【アケメネスちょう】
- 百科事典マイペディア
- 古代ペルシア帝国の王朝。ペルシア人の族長アケメネスAchaemenes(ギリシア名アカイメネス,ペルシア名ハカーマニシュ。前700年ころ)の孫キュロス2…
シドン Sidōn
- 改訂新版 世界大百科事典
- テュロスと並ぶフェニキアの海港都市。現在名サイダーで,レバノン南西部にある。古来,商業都市として繁栄し,シリア,パレスティナの内陸部への植…
フィリッポス(2世) ふぃりっぽす Philippos Ⅱ (前382―前336)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マケドニア王(在位前359~前336)。アレクサンドロス大王の父。後進のマケドニアを一躍ギリシア北辺の強国たらしめた。軍制や戦術を改革し、隣接す…
ペルシア帝国【ペルシアていこく】
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシアの別称。Persiaは,前7世紀以来イラン族のペルシア人の居住地となったイラン高原南西部のパールサ(現ファールス)の名に由来…
コリント同盟 コリントどうめい Korinthos
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前337年,マケドニア王フィリッポス2世を盟主とし,アケメネス朝(ペルシア)討伐を目的にコリントで結成された全ギリシア(ヘラス)諸ポリスの同盟…
カイバル峠 カイバルとうげ Khyber
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アフガニスタンのカブールとパキスタンのペシャワール(古名プルシャプラ)を結ぶ交通の要衝この峠は古来インドへの入り口として重要であった。アー…