キャラウェー きゃらうぇー caraway [学] Carum carvi L.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- セリ科(APG分類:セリ科)の一、二年草。和名ヒメウイキョウ(姫茴香)。ヨーロッパ原産で、石器時代から種子を香辛料や防腐剤に利用するため栽培さ…
チュルク諸語 (チュルクしょご) Turkic
- 改訂新版 世界大百科事典
- 広い意味のトルコ語。狭い意味のトルコ語がトルコ共和国語をさすのに対して,トルコ共和国語を含めて,アジア大陸,ヨーロッパ大陸に広く分布する同…
アンタル物語 アンタルものがたり Sīrat `Antar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラブ社会で愛好されてきた典型的騎士物語。語り物形式の大長編で,韻をふんだ流麗な散文を地とし,それに約1万首の詩が織込まれている。通行本は 3…
遊牧民(ゆうぼくみん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 牧畜の一種である遊牧に従事する人々。サハラ,エジプトからアラビアに至り,黒海,カスピ海,アラル海北岸からカザフスタン,ジュンガル高原をへて…
ウルドゥー語 うるどぅーご Urdu
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アーリア系諸語の中央グループに属する言語で、パキスタンの公用語であると同時に、インドの公用語でもある。現在のデリーを中心とする地方で話され…
モンテネグロ Montenegro
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 正式名称 モンテネグロ Crna Gora。面積 1万3888km2。人口 62万200(2021推計)。首都 ポドゴリツァ。ヨーロッパ南東部,バルカン半島西部にある…
クウェート(市) くうぇーと Kuwait
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クウェート国の首都。イラクのバスラから南へ約130キロメートル、クウェート湾の南岸に位置する天然の良港。人口は30万5964(1998推計)。18世紀初頭…
カタール
- 知恵蔵
- アラビア半島中東部、ペルシャ湾に突き出たカタール半島の大部分を占める首長国。首都は、近代都市のドーハ。国土面積は1万1427平方キロメートルで、…
フェッラー fellāḥ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古典アラビア語では fallāḥ。初期イスラム時代から現在にいたる西アジア,エジプト社会の農民の呼称。地主,小自作農,小作人の意で,また「町の人」…
しし(獅子)座 (ししざ) Leo
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略号はLeo。春の大星座で,黄道十二宮の一つ。獅子の大鎌と呼ばれる疑問符号をうらがえしにした形の頭部と三角形の尾部とが,ギリシア神話に登場する…
いて(射手)座 (いてざ) Sagittarius
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略号Sgr。黄道星座の一つ。現在の冬至点はこの星座にある。ギリシア神話で半人半馬族ケンタウロス族に属する賢者ケイロンの姿をかたどり,弓に矢をつ…
アルゴル Algol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ペルセウス座β星 (β-Per) の固有名。食変光星 (→食連星 ) の代表。周期 2.867日でスペクトル型 B8 の矮星のまわりをスペクトル型 K0 の矮星が回って…
ゲエズ語 ゲエズご Ge`ez language; Geez language
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エチオピア正教会の典礼言語。南アラビア語の方言とエチオピアの主要言語であるアムハラ語と同じグループに属する南セム語系言語(→セム語族)。ゲエ…
イスラミックステート
- 知恵蔵mini
- イスラム国家の樹立を掲げるイスラム教スンニ派過激派組織の名称。略称はIS。同組織は「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」「イラク・レバントのイスラ…
サフラン【洎夫藍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] saffraan 元来アラビア語 )① アヤメ科の多年草。南ヨーロッパ・小アジア地方原産で、薬用植物として日本では文久四年(一…
ベルベル諸語 (ベルベルしょご) Berber
- 改訂新版 世界大百科事典
- アフロ・アジア語族(ほぼ旧来のハム・セム語族に相当。〈アフリカ〉の項の[言語]を参照)の下位グループで,北アフリカからサハラにかけて分布し…
コモロ Comoros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 正式名称 コモロ連合 Union of Comoros。面積 1861km2。人口 81万2100(2021推計。フランスまたはマヨット島在住のコモロ人約 15万人を除く)。首…
ヨルダン(Jordan)
- デジタル大辞泉
- アラビア半島北西部にある王国。正称、ヨルダン‐ハシェミット王国。首都アンマン。西部のヨルダン川流域以外は砂漠。トルコ領から第一次大戦後に英国…
錬金術 れんきんじゅつ alchemy
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 呪術的ないし化学的操作によって卑金属を貴金属に変えようとする技術古代エジプトが起源。主として富の獲得を目的とし,中世のアラビアで古来の呪術…
I. ハムディ Ibrāhīm Hamdī
- 20世紀西洋人名事典
- 1943 - 1977.10 イエメンの政治家。 元・北イエメン軍事評議会議長。 1974年軍部の無血クーデターにより北イエメン軍事評議会議長となる。サウジア…
al・can・ta・ri・lla, [al.kan.ta.rí.ʝa∥-.ʎa]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女]1 下水道;排水溝.boca de alcantarilla|下水口.rata de alcantarilla|ドブネズミ.2 〘ラ米〙 (ベネズエラ) (メキシコ) 共同水道;(給水用…
or・di・nal, [or.đi.nál]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 順序を表す,序数の.adjetivos numerales ordinales|〖文法〗 序数形容詞.━[男] 序数(=número ~).▲序数をアラビア数字で表すと…
mu・dé・jar, [mu.đé.xar]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 ムデハルの.2 〖建〗 ムデハル様式(モーロ人の影響を受けた11-16世紀のスペインのキリスト教建築)の.━[男] [女] ムデハル:中世スペインで…
OPECプラス
- 共同通信ニュース用語解説
- 需給調整を通じて原油価格の安定を目指す産油国の連合体の通称。石油輸出国機構(OPEC)に加盟するサウジアラビアなどに、非加盟のロシアやブラジルを…
イラン産原油
- 共同通信ニュース用語解説
- イランは世界有数の原油産出国。英石油大手BPの統計によると2017年の1日当たりの平均産出量は約500万バレルで世界の5%程度を占める。1千万バレル規…
オリックス oryx
- 改訂新版 世界大百科事典
- 雄,雌とも長いまっすぐな,またはサーベル状の角をもった偶蹄目ウシ科オリックス属に属する哺乳類の総称。アラビアとアフリカの砂漠やサバンナに分…
鄭和 (ていわ) Zhèng Hé 生没年:1371ころ-1434ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,明代の宦官で武将。29年間に前後7回にわたる南海遠征を行い,〈鄭和の西洋下り〉と呼ばれ後世に知られる。雲南省昆陽(昆明市晋寧県)の人。姓…
ムワッファク むわっふぁく Abū Manūr Muwaffak ibn ‘Alī al-Harawī
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。10世紀後半に活躍したペルシアの薬理学者。ヘラート出身。薬物についての著書をペルシア語で編集しようとした最初の人で、情報を収集す…
フィボナッチ Fibonacci 生没年:1170ころ-1240以後
- 改訂新版 世界大百科事典
- キリスト教的ヨーロッパ世界が生んだ最初の偉大な数学者。レオナルド・ダ・ピサLeonardo da Pisa,レオナルド・ピサーノLeonardo Pisanoともいう。地…
クライシュ くらいしゅ Quraysh
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 6~7世紀前半のメッカの住民。預言者ムハンマド(マホメット)をはじめ、イスラム教の拡大に寄与した人材多数を輩出した。ムハンマドの11代前の祖が…
アレッポ Ḥalab[アラビア],Aleppo[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- シリア・アラブ共和国第2の都市。東西交通の結節点として繁栄した商業都市であり,重要な政治拠点。その歴史は紀元前20世紀以前にさかのぼり,ギリシ…
カイルアン かいるあん Kairouan
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北アフリカ、チュニジア内陸部の都市。チュニスの南150キロメートルに位置する。ケイルワンQairwanともいう。人口10万2634(1994)。670年北アフリカ…
アラブ‐の‐はる【アラブの春】
- デジタル大辞泉
- 2010年12月にチュニジアで起きた民主化運動(ジャスミン革命)を発端として、北アフリカ・中東のアラブ諸国に波及した民主化要求運動。2011年1月には…
チュニジア Tunisia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 正式名称 チュニジア共和国 Al-Jumhūrīyah at-Tūnisīyah。面積 16万3610km2。人口 1186万7000(2021推計)。首都 チュニス。アフリカ大陸北部,…
ナスル朝 なするちょう Nar
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イベリア半島最後のイスラム王朝(1232~1492)。首都名をとってグラナダ王国ともいう。半島からムワッヒド朝の勢力が消滅後、コルドバやセビーリャ…
アルジェリア Algeria
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 自然,住民 政治 経済,産業 社会,文化基本情報正式名称=アルジェリア民主人民共和国al-Jumhūrīya al-Jazā'irīya al-Dimuqratīya…
シリア al-shām[アラビア],Syria[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 地中海東岸地域。第一次世界大戦期までレバノン,パレスチナ,ヨルダンも含む地域を意味した。古来セム系の人々が住み,東方と地中海,ヨーロッパと…
イフワーン・アッサファー Ikhwān al-Ṣafā'[アラビア]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈純粋な兄弟たち〉を意味し,イスマーイール派の宗教的政治秘密結社。その成立年代は明らかではないが,10世紀にイラクのバスラを本拠として活躍し…
アルバニア語 アルバニアご Albanian language
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルバニア全土,旧ユーゴスラビアのなかでもアルバニアに近い地方,ならびにイタリア南部やギリシア南部のいくつかの村で,合計約 500万人によって…
アゼルバイジャン語【アゼルバイジャンご】
- 百科事典マイペディア
- トルコ語などと同じくチュルク諸語の一つ。西アジアのアゼルバイジャン共和国から,イランの北部にかけて用いられる。16世紀ころからアラビア文字に…
ジョン テニエル John Tenniel
- 20世紀西洋人名事典
- 1820 - 1914 英国の挿絵画家。 当初、「パンチ」誌に挿絵を描いていたところ、ルイス・キャロルを紹介される。その後キャロルの依頼で「ふしぎの国…
ラージー
- 百科事典マイペディア
- 中世イランの医学者,錬金術者。ラテン訳名ラゼス。ギリシア,シリア,アラビアの医学知識を集成し大著《包含の書》を書き,天然痘とはしかについて…
中野好夫【なかのよしお】
- 百科事典マイペディア
- 英文学者,評論家。愛媛県生れ。東大卒。1948年東大教授,1953年辞職後は中央大教授など。モームの《雨》,シェークスピアの《ベニスの商人》,ギボ…
チェッカー
- 百科事典マイペディア
- 2人で行う室内遊戯。チェスと同じ盤に円形の駒を白黒各12個並べ,斜め前に1目ずつ進ませるが,自駒の進路直前に敵駒があれば,これを飛び越して敵…
ハツタカ(初鷹)【ハツタカ】
- 百科事典マイペディア
- アラビア〜エチオピア原産のキク科の多肉植物。茎は指くらいの太さの円筒形で結節があり,節間の長さは普通5〜10cm,ときに30cmほど。横たわって接…
アリババ(Alibaba)
- デジタル大辞泉
- アラビアの説話「アリババと四十人の盗賊」の主人公の名前。貧しいが働き者で、盗賊の隠した宝物を得て富者となる。中国のインターネット関連会社。…
ストーン・サークル stone circle
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 環状列石ともいう。巨石記念物の一種で,自然石を環状に立て並べたもの。ヨーロッパでは,大西洋岸の新石器時代に多くの遺跡がある。イギリスのスト…
ツノクサリヘビ Cerastes cerastes; horned viper
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- トカゲ目クサリヘビ科。体長 60cmぐらいの小型の毒ヘビで,北アフリカやアラビアの砂漠にすむ。体は灰色で,褐色の斑紋をもつ。眼の上の鱗が角状の長…
ペリヤル川 ペリヤルがわ Periyār
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド南西部,ケララ州を流れる川。全長約 224km。サザンガーツ山脈に源を発し,北北西,次いで西に流れて,コーチンの北方約 25kmでアラビア海に注…
ハールーン=アッラシード Hārūn al-Rashīd
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 763ごろ〜809アッバース朝の第5代カリフ(在位786〜809)内政を整備し,外交面では小アジアに侵入し,カール大帝(1世)とも使節を交換したとされ…