カルディア Kardia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- トラキアのケルソネソス (ケルソネソス・トラキニア ) の西側に位置した,古代ギリシアの都市。前7世紀末ミレトスとクラゾメナイが協力して建設した…
アッチカ Attica; Attikē
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中部ギリシアの半島の古代地名。現アティキ。都市国家アテネの領域。南東はエーゲ海に,南はサロン湾に,東は海をへだててエウボイアに,西はメガリ…
テラメネス Thēramenēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前404/前403古代ギリシア,アテネの政治家。穏健寡頭派の政治家として知られるが,過激派と連合することも多かったため,古代から評価が分…
コジア‐ひろば【コジア広場】
- デジタル大辞泉
- 《Plateia Kotzia/Πλατεία Κοτζιά》ギリシャの首都アテネの中心部にある広場。オモニア広場の南、アティナス通りに面する。周囲には市庁舎、中央市…
ブーリャグメニ(Vouliagmeni/Βουλιαγμένη)
- デジタル大辞泉
- ギリシャ、アッティカ半島南西岸、エーゲ海に面する町。首都アテネの南方約20キロメートルに位置する。海岸保養地として知られるほか、山側の湖は年…
せいか‐リレー(セイクヮ‥)【聖火リレー】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( リレーは[英語] relay ) アテネのオリンピアで採火した聖火を、国際オリンピック競技大会主競技場聖火台まで運ぶリレー。一九三六年ベ…
カリアスとヒッポニコス Kallias kai Hipponikos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,アテネのケリュケス氏族に属する一名門の家長が,隔代に継承した名前。「カリアスの平和」のカリアスもこの家系に属し,その子のヒッ…
レオンチニ Leontini; Leontinoi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シチリア島南東にあった古代都市。ギリシア名レオンチノイ。現レンチニ。前 729年頃にナクソスの植民者が建設。前 494年頃ヒポクラテスに征服されて…
クレイステネス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Kleisthenēs ) 紀元前六世紀後半のアテナイの政治家。旧来の四部族制を廃して一〇部族制とし、またオストラキスモス(陶片追放)の制度を定めて、…
ペイシストラトス Peisistratos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ?~前527アテネの僭主(せんしゅ)で,古い僭主のなかで伝記と個性の最もよくわかる人物。名門に生まれ,メガラとの戦いに功を立て,前561年貧民を味…
アレクサンドロス[アフロディシアス] Alexandros of Aphrodisias
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2~3世紀ギリシアのアリストテレス派の哲学者。アテネのリュケイオンの学頭。アリストテレスのすぐれた注釈者であるが,ストア派の運命論に反対して…
ギリシア史[古代] ギリシアし[こだい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア人はみずからをヘレネス,その国土をヘラスと呼んだ。ギリシアという呼び名はラテン語のグラエキア Graeciaに由来する。前2千年紀の中頃,北…
献堂式
- デジタル大辞泉プラス
- ドイツの作曲家L・v・ベートーヴェンの管弦楽曲(1822)。原題《Die Weihe des Hauses》。劇付随音楽『アテネの廃墟』を転用して作曲された序曲。
ケフィソドトス Kēphisodotos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアの彫刻家。アテネの人。前 300年頃活躍。プラクシテレスの子。『メナンドロス』 (前 300頃,模刻,ニュ・カルルスベア・グリュプトテケット)…
Daed・a・lus /dédələs | díː-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《ギリシャ神話》ダイダロス(◇ミノス王のためにクレタ島の迷宮を造ったアテネの名工).Daedalian, Daedalean/didéiliən/[形]巧妙な.
アイギナ あいぎな Aigina ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのドーリス人のポリス(都市国家)。アテネの南、サロニカ湾に同名(現代ギリシア語でアイーナAí- yina)の小島と町があり、遺跡が残る…
ゼノン Zenon
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前335~前263キプロス生まれの哲学者。前300年頃からアテネの講堂ストア・ポイキレで哲学を講じ(ここから彼を祖とする一派をストア学派と呼ぶ),徳こ…
ポリュクラテス Polykratēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前4世紀のギリシアの雄弁家。アテネの生れ。『反ソクラテス論』 Katēgoria Sōkratousによって,プラトン,クセノフォン,イソクラテスらに反駁された…
ラフィーナ(Rafina/Ραφήνα)
- デジタル大辞泉
- ギリシャ、アッティカ半島東岸の港町。首都アテネの東約25キロメートルに位置する。同半島ではピレウスに次ぐ規模の港があり、対岸のエビア島やキク…
イクティノス Iktinos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前5世紀古代ギリシアの建築家。アテネのパルテノン神殿の建立によって著名。他にバッサイのアポロン神殿の建立,エレウシスのテレステリオンの再建に…
アカデメイア Akademeia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- プラトンがアテネの郊外,英雄アカデモスを祭る地に建てた学園で,ユスティニアヌス帝の異教弾圧によって解散するまで,約900年にわたりギリシア・ロ…
民衆法廷(みんしゅうほうてい) dikasterion
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 多数の一般市民からなる古代アテネの裁判所。ソロンの時代に起源を有し,エフィアルテスの改革以後,通常の訴訟を裁くほか役人の執務審査や非違弾劾…
アルキビアデス Alkibiadēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前450頃.アテネ[没]前404. フリュギア古代ギリシア,アテネの政治家,将軍。名門アルクメオン家の出身。ペロポネソス戦争では故国を敗北に導く原…
エレクテイオン
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [ギリシア語] Erektheion ) ギリシア、アテネのアクロポリスにある神殿。紀元前四二一~四〇七年に建造、アテナポリス、ポセイドン、エレクテウス…
スパルタ Sparta
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ペロポネソス半島に栄えた古代ギリシアのポリス国制や市民生活はアテネと対照的で,ラコニア型ポリスの典型とされる。前1200年ごろ,ギリシアに南下…
ポリス polis
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代ギリシア人の都市国家。polisの語は本来外敵に対し防御,避難に適する丘を意味した。ギリシア人の都市国家はこのような丘を持つ中心市(アステュ…
areòpago, areopàgo
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)[複 -ghi] 1 〘史〙アレオパゴス会議(古代ギリシアでアレオパゴス会議場で開かれた裁判). 2 ⸨稀⸩(公的決議を行う)重要会議. 3 アレオ…
みんしゅ‐せいじ(‥セイヂ)【民主政治】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 民主主義によって行なわれる政治。その指導原理は主権在民、普通選挙、基本的人権の尊重などにある。[初出の実例]「希臘全土の民主政治と…
アレオパゴス評議会(アレオパゴスひょうぎかい) Areopagos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アテネのアクロポリスと谷一つ隔てた西の「軍神アレスの丘」で開かれた評議会。貴族政以来保守派の牙城で,終身制評議会として高次な政治的実権を有…
ブラシダス Brasidas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前422. アンフィポリス古代ギリシア,スパルタの将軍。ペロポネソス戦争前期のスパルタで随一の天才的軍事指揮者。アカントスやスタギロス…
デロス同盟【デロスどうめい】
- 百科事典マイペディア
- 前477年アテナイを中心にエーゲ海一帯の諸ポリスが結成した対ペルシア攻守同盟。各ポリスは軍艦・兵員または資金を提供する義務があった。同盟金庫は…
メナンドロス(Menandros)
- デジタル大辞泉
- [前342ころ~前291ころ]古代ギリシャの喜劇作家。アテネの市民生活を題材に、性格描写の巧みな風俗喜劇を100編ほど書いたが、現存するのは「気むず…
ディピュロン出土の青年の首 ディピュロンしゅつどのせいねんのくび Dipylon Head
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1916年,古代アテネの市門ディピュロンのそばで発見されたアルカイック初期の彫刻。 29年にこの像の右手が発見され,青年墓像の断片であることが明ら…
ヒエロクレス[アレクサンドリア] Hierocles of Alexandria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 430年頃在世の新プラトン派の哲学者。アテネのプルタルコスの弟子。新プラトン主義をアレクサンドリアに導入し,ストア派の重要な理念である運命を自…
プルタルコス[アテネ] Ploutarchos of Athens
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]431/432ギリシアの哲学者。アテネのプラトン派の指導者。プロクロスの師。プラトンの多くの著作およびアリストテレスの『霊魂論』の注釈を…
カルディツァ Kardhítsa
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア,バルカン半島部中部,セサリア (古代名テッサリア) 地方の都市。アテネの北西約 230kmにあり,ピニオス川支流パミソス川にのぞむ。周辺の…
ペロポネソス戦争(ペロポネソスせんそう) Peloponnesos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前431年から前404年にかけて,アテネとスパルタおよびそれらの同盟市の間で行われた大戦争で,ギリシア本土の衰退に重大な影響を及ぼした。初めの6年…
ヒペレイデス ひぺれいです Hypereides (前389―前322)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの弁論家。アテネの出身で、イソクラテスに師事して著名な弁論家となった。当時アテネを脅かしていたマケドニアの勢力に対抗し、デモス…
ミノタウロス Minotauros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話の牛頭人身の怪物。クレタ王ミノスの妃パシファエが,ダイダロスにつくってもらった模型の雌牛の中に入り,雄牛と交わって生んだ子で,…
イソクラテス(Isokratēs)
- デジタル大辞泉
- [前436~前338]古代ギリシャ、アテネの弁論家・修辞家。ゴルギアスに修辞学を学び、多くの子弟を教育。ペルシア征討を主張した「パネギュリコス(…
アリステイデス(政治家、軍人) ありすていです Aristeidēs (前520ころ―前468ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア、アテネの政治家、軍人。富裕な家の出で、ペルシア戦争中のマラトンの戦い(前490)に将軍の一人として参加した。紀元前483~前482年テ…
アテナ Athena
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ギリシア神話のオリンポス12神のひとりアテネの守護神で,軍事・学芸をつかさどる知勇兼備の処女神とされ,パルテノン神殿の祭神。ローマ神話では知…
クレオン Kleon
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ?~前422ペロポネソス戦争時代のアテネの典型的デマゴーグ。富裕な皮革業者の子で,ペリクレスの死後に活躍。民衆を煽動し,常に和平策を拒否,前42…
ミルチアデス Miltiadēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前554頃.アテネ[没]前489頃.アテネ古代ギリシア,アテネの政治家,軍人。マラトンの戦いで,将軍として指揮をとり,アケメネス朝ペルシアを破っ…
ペイシストラトス Peisistratos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前600[没]前527頃古代ギリシア,アテネの僭主 (在位前 561/0~527頃) 。ソロンの血縁。前 565年頃ポレマルコス (軍事指揮官) としてメガラとの戦…
porch /pɔ́ːrtʃ/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名][C]1 ポーチ,張り出し玄関2 ((米))=veranda.3 〔the P-〕古代アテネの講堂(◇哲学者ゼノンが門弟に講じた);ストア学派[哲学].4 =portic…
キモン Kimon
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前510頃~前450頃アテネの政治家,将軍。ミルティアデスの子。前478年将軍に選ばれ,アリスティデスを助けてデロス同盟建設のため努力した。政治的・…
パルテノン Parthenon
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ギリシア中部,アテネのアクロポリス上に建つアテナ女神の神殿ペリクレスの時代,デロス同盟の資金を財源とし,建築家イクティノスの設計と,フェイ…
ドラコン Drakōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前7世紀のギリシア,アテネの伝説的立法家。前 621年従来の慣習法に基づいてアテネで最初の成文法を制定したといわれる。私的復讐に代って,犯罪を公…
ケラミコス(Kerameikos/Κεραμεικός)
- デジタル大辞泉
- ギリシャの首都アテネの一地区。古代ギリシャ時代に多くの陶工が居住した場所として知られ、セラミックの語源となった。紀元前12世紀から紀元前1世紀…