かざん‐ガラス〔クワザン‐〕【火山ガラス】
- デジタル大辞泉
- マグマが急激に冷却され、非晶質のままガラス状に固化したもの。流紋岩質で黒色または暗色のものは黒曜石として知られる。
熔岩火山
- 岩石学辞典
- 全部またはほとんど熔岩流からなり砕屑物を含まない火山.相対的に静かな噴火活動である噴出性火山(effusive volcano)[Cotton : 1944].
火山尖塔
- 岩石学辞典
- →火山岩尖
火山現象
- 岩石学辞典
- 熔岩や火山ガスなどが地下から地表に放出されて火山岩を形成する現象と,これに関係するすべての現象.マグマの上昇,噴気などの活動が含まれるが,…
火山毛
- 岩石学辞典
- →ペレの毛
ふくしき‐かざん〔‐クワザン〕【複式火山】
- デジタル大辞泉
- 火山の火口やカルデラ内に、さらに小火山体ができたもの。二重式火山・三重式火山がある。浅間山・阿蘇山など。[類語]火山・噴火山・死火山・休火山…
火山弾 (かざんだん) volcanic bomb
- 改訂新版 世界大百科事典
- 火山放出物の一種で,高温のマグマの破片が可塑性を保った状態で火口から投げ出されたもの。空中を飛行する間に,特有の外形,表面の模様,内部構造…
ルアペフ火山 るあぺふかざん Ruapehu Volcano
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ニュージーランド北島中部、トンガリロ火山群の南端にある活火山。標高2797メートルで同島の最高峰。安山岩質の成層火山で、1861年を皮切りに約50回…
ルイス火山 るいすかざん Nevado del Ruiz
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南アメリカ、コロンビア中部、首都ボゴタの北西約160キロメートルにある活火山。標高5399メートル。コロンビア・アンデスの中央山脈にあるおもに安山…
レーニア火山 れーにあかざん Mount Rainier
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカ合衆国ワシントン州の最高峰。標高4392メートル。カスケード山脈北部に位置し、同山脈でも最高峰の安山岩質活火山。美しい成層・円錐(えんす…
リダウト火山 りだうとかざん Redoubt Volcano
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカ合衆国のアラスカ州南西部、アンカレッジの南西約170キロメートルにある成層火山。標高3108メートル。隣接するスパー火山と並んでクック湾の…
ユヤイヤコ火山 ゆやいやこかざん Cerro Llullaillaco
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南アメリカ、アンデス山脈中のアルゼンチンとチリの北部国境にある玄武岩の活火山。標高6723メートル。1854、68、77年に噴火したが、その後は平穏で…
ベスビオ火山 ベスビオかざん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
火山災害 かざんさいがい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 火山活動によって引き起こされる災害。噴火に伴う山体崩壊や,地上に噴出した火山噴出物(溶岩,火山ガス,火山砕屑物)によってもたらされる。特に…
そく‐かざん(‥クヮザン)【熄火山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きゅうかざん(休火山)〔日本風景論(1894)〕
かいてい‐かざん(‥クヮザン)【海底火山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 海底に生じた火山。噴出物の堆積や海底の隆起で、頂上が海上に出現し、火山島となる場合がある。クラカタウ火山、明神礁など。海中火山。…
火山砂 かざんさ volcanic sand
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 火山砕屑物の砂。学術上の火山砕屑物の分類では,直径 2~64mmは火山礫,2mm未満は火山灰で,火山砂の用語は用いない。
ニヤムラギーラ火山 にやむらぎーらかざん Nyamragira
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アフリカ中部、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東端部にある活火山。キブ湖の北約40キロメートルに位置する。アルカリとカルシウムに富む超塩基性岩…
ニーラゴンゴ火山 にーらごんごかざん Nyiragongo Volcano
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アフリカ中部、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東端にある活火山。キブ湖の北約20キロメートルに位置する。アルカリとカルシウムに富む玄武岩の成層…
複式火山 ふくしきかざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →複合火山
パパンダヤン火山 ぱぱんだやんかざん Gunung Papandajan
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドネシア、ジャワ島西部にある安山岩質の活火山。バンドン高原の南縁を形成する火山の一つである。標高2665メートル。複合・成層火山で単一峰で…
ケリンチ火山 けりんちかざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →クリンチ火山
ゲデ火山 げでかざん Gunung Gede(h)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドネシアのジャワ島西部、ジャカルタ、バンドン両市の中間にある活火山。標高2958メートル。おもに安山岩、一部は玄武岩からなる成層火山で、174…
寄生火山 きせいかざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大きい火山(おもに成層火山や楯状(たてじょう)火山)の山腹からの噴火によって、こぶのように生じた火山。側火山または側火口ともいう。玄武岩質火…
アグン火山 あぐんかざん Gunung Agung
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドネシア、バリ島の安山岩質活火山。標高3142メートル。「バリの峰」と仰がれ、別名をアピ火山という。1808年から1964年まで5回噴火した。同島で…
タール火山 たーるかざん Taal Volcano
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フィリピンのルソン島にある活火山。マニラの南方約50キロメートルの場所に位置する。標高400メートル。おもに玄武岩と安山岩からなる成層火山で、直…
火山列島 (かざんれっとう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →硫黄列島
かざんかつどう【火山活動】
- 改訂新版 世界大百科事典
かざんさんち【火山山地】
- 改訂新版 世界大百科事典
あらいと【アライト火山】
- 改訂新版 世界大百科事典
休眠火山 xiūmián huǒshān
- 中日辞典 第3版
- <地質>休火山.▶“休火山xiūhuǒshān”とも.
おお‐じしん〔おほヂシン〕【大地震】
- デジタル大辞泉
- 「だいじしん(大地震)」に同じ。
ゆっくり地震
- 知恵蔵
- 震源域から放出された地震波の周波数分布が、通常の地震よりも低周波側(長周期側)に偏っている特異な地震。低周波地震(low‐frequency earthquake)、…
かんしゅく‐じしん〔‐ヂシン〕【甘粛地震】
- デジタル大辞泉
- 中国甘粛省付近を震源とする地震。この地域はインドプレートの移動に伴い、大地震が多発する。1920年12月16日には、甘粛省に隣接する寧夏ねいか回族…
じんこう‐じしん〔‐ヂシン〕【人工地震】
- デジタル大辞泉
- 地下構造や地下資源の調査のために、火薬の爆発などによって人工的に起こす地震。
アウターライズ‐じしん〔‐ヂシン〕【アウターライズ地震】
- デジタル大辞泉
- プレート境界で沈み込む海洋プレートにおいて、海溝軸の海側の隆起した領域に引っ張りの力がかかり、断層を起こすことによって生じる地震。
大町地震
- デジタル大辞泉プラス
- 1918年11月11日に長野県の大町付近(現在の大町市)を震源として発生した地震とそれによる災害。マグニチュード6.1の前震、同6.5の本震と2度の大きな…
強首(こわくび)地震
- デジタル大辞泉プラス
- 1914年に秋田県で発生した「秋田仙北地震」の別称。被災の中心地の地名から。
南海地震
- デジタル大辞泉プラス
- 1946年12月21日に西日本の南海トラフ沿いの地域を震源として発生した地震とそれによる災害。地震のマグニチュードは8.0。海岸地域には津波が押し寄せ…
地震保険
- 損害保険用語集
- 「地震、噴火またはこれらによる津波」を原因とする建物と生活用動産(家財)の火災・損壊・埋没・流失損害を補償する保険のことをいいます。「地震保…
あねがわじしん【姉川地震】
- 改訂新版 世界大百科事典
とうざんじしん【唐山地震】
- 改訂新版 世界大百科事典
そうはつ‐じしん〔サウハツヂシン〕【双発地震】
- デジタル大辞泉
- ⇒双子地震
こうざん‐じしん〔クワウザンヂシン〕【鉱山地震】
- デジタル大辞泉
- 採掘の影響で岩盤が破壊され、断層が生じることによって起こる地震。
こゆう‐じしん〔‐ヂシン〕【固有地震】
- デジタル大辞泉
- 同一の震源域において、ほぼ一定の時間間隔で繰り返し発生する同規模の地震。
ちょっか‐じしん〔チヨクカヂシン〕【直下地震】
- デジタル大辞泉
- ⇒直下型地震
にいがた‐じしん〔にひがたヂシン〕【新潟地震】
- デジタル大辞泉
- 昭和39年(1964)6月16日、新潟県北部沖を震源に発生したマグニチュード7.5の地震。新潟・秋田・山形の3県を中心に被害を及ぼし、新潟市内では地盤の…
こ‐じしん〔‐ヂシン〕【古地震】
- デジタル大辞泉
- 地震計などの近代的な観測機器がなかった時代に起きた地震。→地震考古学
ちゅう‐じしん〔‐ヂシン〕【中地震】
- デジタル大辞泉
- マグニチュード5以上7未満の規模の地震。大地震と小地震の中間にあたる。震央付近では被害が出ることがある。→マグニチュード
微小地震 (びしょうじしん) microearthquake
- 改訂新版 世界大百科事典
- マグニチュード(M)が3未満の地震。M1以下を極微小地震という。条件がよければMが-2程度の地震まで観測できる。ある地域に一定の期間中に起こる地…