華族 (かぞく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 華族はもともと清華(せいが)(清華家)の別称だったが,1869年(明治2)の版籍奉還により,従来の公家と諸侯を合わせて華族と称し,士族の上位にお…
枕飯【まくらめし】
- 百科事典マイペディア
- 死の直後,死者の枕元に供える飯。臨時のかまどでたき,死者の使っていた茶碗に高盛りにし,箸をたてる。死者の霊山詣(もうで)の弁当だと信じられ,…
藤原兼家【ふじわらのかねいえ】
- 百科事典マイペディア
- 平安中期の高官。師輔(もろすけ)の子。道長の父。天皇の寵(ちょう)を得て兄兼通(かねみち)より昇進が早かったが,兄の策謀のため一時昇進を阻止され…
学校開放 (がっこうかいほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 学校の教職員や施設などの人的・物的な教育機能と蓄積された研究成果などを,広く一般市民に開放しその活用に供する事業・政策・思想。歴史的にみる…
社会有機体説 (しゃかいゆうきたいせつ) social organismic theory organic conception of society
- 改訂新版 世界大百科事典
- 生物有機体になぞらえて社会の構造・機能・変動を説明する理論。社会機械説に対する。社会を生物に見たてて解釈する考えは古代ギリシアからあったが…
国体思想 (こくたいしそう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 江戸時代 明治期 大正デモクラシー期 昭和戦前期天皇統治の正当性または日本国の優秀性を唱える思想をいう。〈国体〉の語は,政治…
人掃い令【ひとばらいれい】
- 百科事典マイペディア
- 1592年関白豊臣秀次(ひでつぐ)が全国一斉の戸口調査を命じた法令。あらかじめ各地に奉行人を派遣して調査項目と雛型を示し諸国大名に指令。朝鮮出兵…
きょぜつさていふふくしんせい【拒絶査定不服審制】
- 改訂新版 世界大百科事典
小選挙区比例代表並立制
- 共同通信ニュース用語解説
- 各選挙区の最多得票者が当選する小選挙区と、各政党の得票数に応じて議席配分する比例代表を組み合わせた衆院の選挙制度。定数が複数の中選挙区制が…
府藩県三治制 ふはんけんさんちせい
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 府・藩・県が併置された明治初年の地方制度。1868年(明治元)閏4月21日発布の政体書により制度化された。67年(慶応3)12月以降,明治政府は旧幕府領や…
みこと‐もち【宰・司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 天皇の御言を承(う)け持って政(まつりごと)を行なうことの意から ) 令制以前、天皇の命を受けて任地に下り、地方の政務をつかさどった…
寛平御遺誡【かんぴょうのごゆいかい】
- 百科事典マイペディア
- 897年(寛平9年)宇多(うだ)天皇が当時13歳の皇太子敦仁(あつひと)親王(のちの醍醐(だいご)天皇)に書き贈った帝王学の教本。天皇の日常の心得や作…
舎人親王【とねりしんのう】
- 百科事典マイペディア
- 天武天皇の皇子。母は天智天皇の女新田部(にいたべ)皇女。《日本書紀》の編纂(へんさん)を主宰し,720年これを完成。同年知太政官事(ちだいじょうか…
安定賃金【あんていちんぎん】
- 百科事典マイペディア
- 比較的長期の賃金協定を締結し,その間の賃上げは,労資の団体交渉によらず,同業他社の賃上げ額,その企業の付加価値生産性,あるいは所定の額など…
いぎりすこくせいのようご【《イギリス国制の擁護》】
- 改訂新版 世界大百科事典
かいほうせい‐きょういんようせい‐せいど〔カイハウセイケウヰンヤウセイ‐〕【開放制教員養成制度】
- デジタル大辞泉
- 教育学部など教員の養成を主な目的とする学部以外でも、教職課程を追加的に履修し、所定の単位を取得すれば、教員免許状を取得できる制度。日本で第…
ポイント制退職金制度
- 人事労務用語辞典
- 在職中の企業への貢献度に応じて、1年ごとにポイントを付与し、これを累積したものにポイント単価を掛け合わせて、退職金額を算出する制度のことです…
輸入総代理店制 ゆにゅうそうだいりてんせい import agent agreements
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 外国の企業が国内の流通業者やメーカーに自社の特定商品の輸入販売権を独占的に与える制度。自動車,洋酒,ネクタイ,ハンドバッグなどの,いわゆる…
名簿式比例代表制 めいぼしきひれいだいひょうせい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 選挙人に対して,各党のつくった候補者名簿に投票させる制度であって,各党はその名簿が取得した得票数に比例して議席の配分を受ける。ただし当選標…
遠距離逓減制運賃制度 えんきょりていげんせいうんちんせいど tapering distance rate system
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 遠距離になるほど賃率が低くなる運賃制度。現在日本の JRの旅客運賃はこれを採用しており,600kmをこえる場合はそれ以下に比して賃率が低くなる。遠…
ほうけんせいさいへんせいせつ【封建制再編成説】
- 改訂新版 世界大百科事典
木曽川ケレップ水制群
- 事典 日本の地域遺産
- (愛知県愛西市(旧・海部郡立田村))「選奨土木遺産」指定の地域遺産。1911(明治44)年竣工。オランダ人技師ヨハネス・デ・レーケの木曽三川改修事業の…
いちふけんいっしせい【1府県1紙制】
- 改訂新版 世界大百科事典
社会主义所有制 shèhuì zhǔyì suǒyǒuzhì
- 中日辞典 第3版
- 社会主義的所有制度.
いっさいたふ(せい)【一妻多夫(制)】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- polyandry一妻多夫(制)の polyandrous
草莽 (そうもう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 語源的には草むら,やぶの意から,仕官しないで民間にある者をもさすが,日本では政治的意味あいをつよく帯びて使われた。もともと草莽は,諸侯やそ…
税関検閲 ぜいかんけんえつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般に貨物の輸出入にあたっては、関税法(昭和29年法律61号)第67条に基づき、税関の検査を受けてその許可を受けなければならないが、税関検閲とい…
戒能 通孝 カイノウ ミチタカ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の法学者,弁護士 元・東京都立大学教授;東京都公害研究所初代所長。 生年明治41(1908)年5月30日 没年昭和50(1975)年3月22日 出生地長野県飯…
久米邦武 くめくにたけ (1839―1931)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明治・大正期の歴史学者。号は易堂(えきどう)。文学博士。天保(てんぽう)10年7月11日、佐賀藩士の子に生まれ、江戸の昌平坂(しょうへいざか)学問所に…
火葬【かそう】
- 百科事典マイペディア
- 死体を焼く葬法。火葬は仏教およびヒンドゥー教徒の間に広く行われる。日本には仏教とともに伝来し,皇室,民間にも浸透した。《続日本紀》によれば7…
ちゅうしょうてきいけんしんさせい【抽象的違憲審査制】
- 改訂新版 世界大百科事典
夜間中学校【やかんちゅうがっこう】
- 百科事典マイペディア
- 昼間就学できない学齢生徒に対し,夜間に特別に授業を行う学級をもつ中学校。第2次大戦後の学制改革に伴い,日本の学校制度内部に変則的に生じた教…
蛇籠【じゃかご】
- 百科事典マイペディア
- 海岸・河川の護岸,水制に用いる工作物の一つ。竹あるいは鉄線で編んだ籠に玉石や割石をつめたもので,水流の速い個所や,堤防がくずされる可能性の…
一院制【いちいんせい】
- 百科事典マイペディア
- 二院制に対し,一議院で構成される議会制度。国民の意思は単一であるという理論に基づくもので,第2次大戦後の東欧社会主義諸国やアフリカにその例…
緑地地域【りょくちちいき】
- 百科事典マイペディア
- 主として都市の周囲に緑地帯を維持することを目的として,建築物の新増設や景観の変更をきびしく制限される地域。日本では1946年戦災復興のための特…
ぐんぶだいじん‐げんえきぶかんせい〔‐ゲンエキブクワンセイ〕【軍部大臣現役武官制】
- デジタル大辞泉
- 明治憲法下で、陸・海軍大臣を現役の大・中将に限る制度。明治33年(1900)から実施。軍部専制に利用された。
ふかしょくみんせいほう【不可触民制法】
- 改訂新版 世界大百科事典
Papst•tum, [páːpsttuːm]
- プログレッシブ 独和辞典
- [中] (-s/ ) 教皇職〈権〉;教皇制.
軍部大臣現役武官制【ぐんぶだいじんげんえきぶかんせい】
- 百科事典マイペディア
- 陸・海軍大臣を現役の大・中将に限って任命する制度。政党の力が軍部に及ぶことを防止するために1900年第2次山県有朋内閣の時に実施。二・二六事件…
企画型裁量労働制
- 人材マネジメント用語集
- ・会社運営、事業所運営に関わる企画立案、調査・分析等を行う労働者が対象となるいわゆるホワイトカラー系業務実施者の時間管理の適用除外の仕組み…
いっさいたふせい【一妻多夫制】
- 改訂新版 世界大百科事典
一世一元の制 いっせいいちげんのせい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天皇一代に一つだけ年号を定めること。元号(年号)制はもともと、皇帝が時間と空間を支配するという古代中国の政治観念に基づいたものであるが、吉…
住民基本台帳番号制 じゅうみんきほんだいちょうばんごうせい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →住民基本台帳ネットワークシステム
金瓶掣籤の制 きんへいせいしんのせい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
良賤不婚制 りょうせんふこんせい Liang-jian bu-hun-zhi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国旧来の法律および礼制上,婚姻成立の実質的要件の一つとされたもの。すなわち,身分による制限であって,婚姻は良民,賤民いずれか同一身分であ…
工場長責任制[中国] こうじょうちょうせきにんせい[ちゅうごく]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1984年 10月の経済体制改革に関する決定の中で打ち出された制度。改革前の国営工業企業では,企業の党委員会指導下の工場長責任制が採られていたが,…
一世一元の制 いっせいいちげんのせい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 皇帝一代を一年号とする制度明の太祖(朱元璋)の洪武に始まり,皇帝を年号で呼ぶようになって,清に継承された。
恩給 (おんきゅう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一定年限勤務して退職した公務員またはその遺族に対し,国庫または国の指定する団体が給付する一時金または年金。なお,封建社会における恩給につい…
土葬【どそう】
- 百科事典マイペディア
- 死体を土中に埋める葬法。屈葬と伸葬があり,古来世界各地で広く行われた。日本でも死者の国が地下にあるという観念とも結合して,葬法の主流を占め…
忌服【きぶく】
- 百科事典マイペディア
- 近親者が死亡した際,血縁の親疎によって一定期間喪に服すること。大宝令で初めて制度化され(ただし服だけ),幾度もの改変を経て1874年父母の死の…