パフラゴニア Paphlagonia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小アジア,黒海沿岸の古代地方名。西はビチュニア,東はポントス,南はガラテアに囲まれていた。小アジアのなかでも最も古い国で,ホメロスの『イリ…
ディオニュソス譚 (ディオニュソスたん) Dionysiaka
- 改訂新版 世界大百科事典
- 5世紀のギリシア詩人ノンノスNonnosの長編叙事詩。全48巻。ギリシア神話の酒神ディオニュソス(バッコス)の物語を集成した作品で,内容は,酒神の誕…
リュコフロン Lykophrōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前3世紀のギリシアの詩人。エウボイアのカルキス生れ。プトレマイオス2世フィラデルフォス王の招きを受けてアレクサンドリア図書館の喜劇選定係をつ…
アレクサンドロスだいおうのたたかい〔‐ダイワウのたたかひ〕【アレクサンドロス大王の戦い】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ドイツ〉Alexanderschlacht》⇒イッソスの戦い
プトレマイオス13世テオス・フィロパトル プトレマイオスじゅうさんせいテオス・フィロパトル Ptolemaios XIII Theos Philopatōr
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前63[没]前47. アレクサンドリア近郊プトレマイオス朝の王 (在位前 51~47) 。史上名高い姉クレオパトラ7世と結婚,共同統治を行なった。王位に…
ホジェント Khudzhand
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1936~90年はレニナバード Leninabad。タジキスタン北西部,ホジェント州の州都。タジキスタン第2の都市。フェルガナ盆地西端にあり,シルダリアに沿…
ダレイオス[3世]【ダレイオス】
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシア帝国最後の王(在位前336年―前330年)。即位後宦官(かんがん)バゴアスを倒して政治を粛正したが,アレクサンドロス1世の侵入に…
ペルセポリス Persepolis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラン南西部シーラーズの北東約 70kmにあったアケメネス朝ペルシアの都市。前 518年ダレイオス1世が建設に着工し,キュロス2世が埋葬されているパサ…
アレクサンドロスのモザイク Alexander mosaic
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イタリア,ポンペイの「ファウヌス(牧羊神)の家」から出土したモザイク。前4世紀末のギリシアの画家フィロクセノスが描いたイッソスの戦いを題材に…
ルクソル Luxor
- 改訂新版 世界大百科事典
- 上エジプト,ナイル川東岸の町。人口15万3758(1996)。アラビア語ではアクスルal-Aqṣur。カルナック神殿とネクタネボス1世の銘のある人頭のスフィン…
アレクサンドリア図書館 アレクサンドリアとしょかん Library of Alexandria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- プトレマイオス朝およびローマ帝国時代に,エジプトのアレクサンドリア市にあった古典古代における有数の図書館。アレクサンドロス3世 (大王) により…
アレクサンドル‐きゅうでん【アレクサンドル宮殿】
- デジタル大辞泉
- 《Aleksandrovskiy dvorets/Александровский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州のかつてのロシア皇帝の避暑地ツァールスコエセローにある…
カーブル Kābul
- 改訂新版 世界大百科事典
- アフガニスタンの首都。人口280万(2003)。ヒンドゥークシュ山脈の南側,カーブル盆地の標高1800mの地にあり,インダス川の支流カーブル川に沿う。…
アリウス ありうす Arius (250ころ―336ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代キリスト教の異端者。おそらくリビアに生まれ、アンティオキアで学び、アレクサンドリアで牧職についた。彼の神学的立場は教会内に分裂をもたら…
石棺【せっかん】
- 百科事典マイペディア
- 石製の棺。数個の石材を組み合わせた組合せ式石棺と,一つの石材を刳(くり)抜いた刳抜式石棺とがある。古代のエジプト,ギリシア,ローマでは刳抜式…
リュキア Lycia
- 改訂新版 世界大百科事典
- 小アジア南西部の地中海に面した地方の古代名。山がちではあるが,穀物,ブドウ酒,杉材,大理石などを豊かに産した。住民はクレタ島からの移住者と…
オリゲネス Adamantius Origenes
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 185?~254?アレクサンドリアの神学者。アレクサンドリアのクレメンスに学び,ギリシア哲学を援用してキリスト教神学の基礎をすえた。デキウス帝の…
アレクサンドロス2世 アレクサンドロスにせい Alexandros II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エピルス王 (在位前 272~240頃) 。クレモニデス戦争のとき,マケドニアに侵入したが撃退され,アンチゴノス2世の将軍たちに廃位された。のちアイト…
ヘラス連盟 へらすれんめい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カイロネイアの戦い(前338)に勝利したマケドニア王フィリッポス2世を盟主として、紀元前337年に成立した全ギリシア(ヘラスHellas)の連盟。常任理…
スカンデルベグ Skanderbeg (本名 Gjergi Kastoriot)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1404~68アルバニアの民族英雄。アルバニア北部の豪族の家に生まれる。オスマン軍のバルカン進出に伴い,父がスルタンの宗主権を受け入れたためオス…
蓮華文 れんげもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドではアショカ王が建立した、ブッダガヤの欄楯(らんじゅん)にみられる蓮華文が最古で、アレクサンドロス大王の東征(前334~前323)によって、…
ペラ ぺら Pella
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マケドニア王国の首都。エーゲ海北西端のテッサロニキ北西約40キロメートル、ローディアス川の河畔にある。紀元前5世紀アルケラオスがここに都を置い…
中央アジアの草原にて
- デジタル大辞泉プラス
- ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンの交響詩(1880)。ロシア皇帝アレクサンドル2世の即位25周年を記念して作曲された。
アケメネス朝 アケメネスちょう Achaemenes
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前550〜前330オリエントを統一したペルシア帝国の王朝パールス(現ファールス)におこり,アケメネスは王朝の始祖の名。初めメディアに服属していた…
パリス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Paris ) ギリシア神話中のトロイの王子。別名アレクサンドロス。トロイ王プリアモスと女王ヘカベの子。ヘラ・アテナ・アフロディテの三女神がその…
アレクサンドリア‐としょかん(‥トショクヮン)【アレクサンドリア図書館】
- 精選版 日本国語大辞典
- 紀元前三世紀ごろ、エジプト王プトレマイオス=ソテルがアレクサンドリアに創設した図書館。古代図書館中最大とされる。ローマ軍の戦火で焼かれ、アン…
エリトライ Erythrai; Erythrae
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小アジア,ミマス (現トルコのカラブルン) 半島に位置する古代ギリシア,イオニアの 12都市の一つ。ラテン名エリトラエ。前 453年頃アテネとの同盟を…
エクバタナ Ekbatana
- 改訂新版 世界大百科事典
- イラン西部の都市ハマダーンの古名で,古代イラン語ハグマターナHagmatānaに由来する。前8~前6世紀にはメディア王国の首都であった。ヘロドトスは七…
アマゾン Amazōn
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア伝説中の勇猛な女武者からなる民族。複数形でアマゾネスAmazonesともいう。軍神アレスとハルモニアの子孫。黒海沿岸地方からカフカス(コー…
バクトリア Bactria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アムダリアの中・上流地方をさす古代の名称。現在のウズベキスタンおよびタジキスタンの南部とアフガニスタンの北部を占める。北はソグディアナ,南…
デメトリオス(古代ギリシアの哲学者) でめとりおす Demetrios(Phalereus) (前350ころ―?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの哲学者、政治家。アテネのファレロン区出身。アリストテレスの弟子で、紀元前317年マケドニアのカッサンドロスによってアテネの支配者…
アケメネス朝 (アケメネスちょう) Achaemenes
- 改訂新版 世界大百科事典
- ペルシア帝国を支配した王家。前700年ごろ,ペルシア人の族長アケメネス(ギリシア語名アカイメネス,古代ペルシア語名ハカーマニシュ)にさかのぼる…
デモステネス(雄弁家、政治家) でもすてねす Demosthenes (前384―前322)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア、アテネの雄弁家、政治家。富裕な手工業者の家に生まれ、7歳で孤児となる。父の遺産を横領した後見人たちを告訴するためイサイオスに雄…
ヘラート Herāt
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アフガニスタン北西端部,ヘラート州の州都。セフィードクー山脈の南麓,標高 922mにあり,ハリルード川にのぞむ。肥沃な灌漑農業地帯で,有数の人口…
フィリッポス[2世] Philippos Ⅱ 生没年:前382?-前336
- 改訂新版 世界大百科事典
- マケドニア王。在位,前359-前336年。アレクサンドロス大王の父。少年時代に父アミュンタス3世死後の王位継承をめぐる争いに介入したテーバイに人質…
デメトリオス2世 デメトリオスにせい Dēmētrios II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前276頃[没]前229マケドニア王 (在位前 239~229) 。アンチゴノス2世の子。まだ少年の前 263年頃エピルスのアレクサンドロスを倒して勇名をとど…
フリュギア Phrygia
- 改訂新版 世界大百科事典
- 小アジア北西部およびこれに連なる中央部の高原地帯を指す古代の地域名。前11世紀ころ,インド・ヨーロッパ語系のフリュギア人が,アッシリア王ティ…
ヒュパチア Hypatia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]370頃.アレクサンドリア[没]415. アレクサンドリアアレクサンドリアの新プラトン派の代表的哲学者。アレクサンドリアの数学と天文学の学者であっ…
アリスタルコス[サモトラケ] Aristarchus of Samothrace
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前217頃.サモトラケ[没]前145. キプロスギリシアの文献学者。ホメロスその他の詩人・劇作家の作品の編集・注釈に大きな業績を上げた。また,アレ…
アレキサンドライト
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] alexandrite )[ 異表記 ] アレクサンドライト ( ロシア皇帝アレクサンドル二世にちなむ ) 宝石の一種。反射光線で緑色に、透過…
デメトリオス[ファレロン] Dēmētrios; Demetrius Phalereus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前350頃.アテネ,ファレロン[没]?古代ギリシア,アテネの雄弁家,哲学者,政治家。マケドニアのカサンドロスによりアテネの僭主に任命されて 10…
ミレトス Milētos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 小アジアのエーゲ海沿岸に建設された古代ギリシアのイオニア諸市の中で,最も南に位置した主要都市。伝説では最初クレタ人あるいはカリア人によって…
リュシッポス Lysippos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前4世紀のギリシアの彫刻家。生没年不詳。シキュオンの出身。アレクサンドロス大王の宮廷美術家として活躍。鋳像を得意とし,大王の各種の肖像をはじ…
ベロッソス Bērōssos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 290年頃に活躍したバビロンの神ベルの祭司。カルデア人でバビロニアの歴史と文化をギリシア語で書き,セレウコス朝シリアのアンチオコス1世に献じ…
リュコフロン
- 百科事典マイペディア
- エウボイア島出身のギリシアの詩人。アレクサンドリア図書館の司書を務め,多数の悲劇を書いたが,唯一の現存する《アレクサンドラ》は難解さで有名。
alexandrinisme
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [alεksɑ̃-] [男]アレクサンドリア文明;〚哲〛アレクサンドリア学派の新プラトン主義哲学.
アンチオコス4世 アンチオコスよんせい Antiochos IV Epiphanēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前215頃[没]前163セレウコス朝シリアの王 (在位前 175~163) 。アンチオコス3世の第3王子で,顕現神王 (エピファネス) と呼ばれる。父王がローマ…
アリスタルコス(サモトラケの) Aristarchos 生没年:前217ころ-前145ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代最大の文献学者。サモトラケ島の生れで,ビュザンティオンのアリストファネスの弟子。アレクサンドリア図書館長,プトレマイオス7世の教育係を経…
ヘルモポリス・マグナ Hermopolis Magna
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カイロの南方約 300kmのナイル川西岸にあった古代エジプト第 15ノモスの都。現アシュアシュムネイン。ギリシア人によってヘルメス神と同一神と考えら…
フィロン(Philōn)
- デジタル大辞泉
- [前20ころ~50ころ]アレクサンドリアのユダヤ人哲学者。ユダヤ思想とギリシャ哲学との融合を図った。アレクサンドリアのフィロン。